亡国のクライシス+

「平和達成なら大統領辞任」、100%ありえない

ゼレンスキーは本物の役者である。

 

「ウクライナに平和達成なら、大統領を辞任する」。そんなありえない話をさもありなんと平気でしゃべる。しかも、その平和とはウクライナのNATO加盟だとうそぶく。

 

ウクライナのNATO加盟など今後30年間、100%ありえない。

 

どこの国が加盟を承認するというのか。これまでも正式加盟を口にしたのはアメリカバイデンだけ。後は、「検討する」「準備を進める」「近い将来ありうる」とか、加盟を承認するつもりなどまったくないのに調子のいいことばかり言う国だけであった。

 

ドイツが加盟させるのか。フランスが加盟させるのか。スペインが加盟させるのか。トルコが加盟させるのか。

 

ノーである。

 

ウクライナをNATOに加盟させたら、その日のうちにロシアの核弾頭がパリやベルリンに飛んで来ることをすべての国が認識している。

 

だから、これまでもずっと反対して来たのだ。ただ、ウクライナ加盟にご注進なバイデンの顔を立てのらりくらり曖昧模糊な態度に徹して来た。

 

バイデンなきあとのアメリカには、すでにウクライナのNATO加盟のシナリオはない。トランプはどう間違ってもウクライナ加盟など認めない。トランプはアメリカのNATO脱退さえディールに使っているのた。

 

「ウクライナがNATOに加盟できるなら大統領は辞任していい」は、あと30年は大統領に居座るということである。

 

日本のおバカなメディアは、この平和発言をまともに取り上げているが、岸田の影響力が残っている石破政権もいまだにゼレンスキー幻想から逃れられないからなのだろう。

 

トランプは真実、ウクライナ侵攻を停戦させようとしている。そのためには、戦争継続志向のゼレンスキーを省く必要があるのだ。

 

ウクライナのNATO加盟はゼレンスキー自身の保身のためである。

 

ウクライナのNATO加盟志向こそ危険極まりない。平和を拒否することと同じである。ウクライナの新しい大統領がNATO加盟を断念すれば、ならず者のプーチンとて、ウクライナから手を引く。

 

ゼレンスキーのプロパガンダに騙されてはいけない。

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