その資金と相変わらずの低金利ジャパンマネーでUSスチールを買収しようとしている。
一時は深刻な経営難に見舞われ、社内の余剰人員をウナギ養殖に回したこともあった。金がプールできたからと言ってUSスチールの買収はなかろう。
なぜ、技術革新ではなく手っ取り早い買収に向かうのか?経営者の能力を疑う。
旧態のUSスチールを傘下に入れて規模を競うより、日本製鉄でしか造れない鉄製品に資本を集中させるべきである。
母体を大きくした中国の鉄は、今やダンピングでも売れない。国策として原価を切ってまでアフリカや中南米に売りつけている状態である。
大きければいいと言う時代ではない。
バイデンやトランプも別な理由で買収に反対しているが、あのろくでなし大統領2人のほうがまともに見える。
きょうは、買収に応じるならUSスチールの従業員全員に5000ドルのボーナスを出すとした。USスチールも見くびられたものた。バイデンもトランプもさらに怒りを深めるだろう。こんなアホ話を持ち出す日本製鉄の経営陣の顔がみたい。
金では人の心をスチールできない。カビの生えた日本製鉄経営陣の古さを嗤う。
まずは、鉄を革新せよ!