オアシス21では、少し変わったイベントがありました。
なんだと思いますか?
畳業界のキャンペーンのようです。
洋室が増えてきた昨今、畳業界も需要減に悩んでいるかもしれません。
なぜか、若い女性たちの歌と踊り。こういうアイドル志望の人たちの世界も過当競争で大変なんでしょうねぇ。('ω')
さてと、
この日の🍓のイチエさんも、ベトナム女性でした。
ベトナム女性は黙っていると日本人に非常によく似ています。見た目での区別は難しいですね。もちろん、少し口を開いただけで違いはすぐに分かります。
この日のイチエさんは、日本に来て5年。今年の12月には帰国するそうです。日本語は、かなり上手で会話の90%は成立しています。もちろん、こちらも難しい日本語は使わないように気を配ります。
今は、介護の仕事で頑張っているとのこと。老人ホームの仕事ですが、なんと、認知症の人がかなり多いそうで徘徊する人もいるとのこと。週に一度の休みは疲れを取るのに精いっぱいで、出かけずに部屋にいることが多いそうです。
「とんでもない老人もいるでしょ。怒りたくなったり腹が立つこともありませんか?」と聞くと、苦笑いだけでした。忍耐強いのかな?
今年で26歳。「ベトナムでは、24,25歳で結婚するのが多いと聞いていますよ」と聞くと、「うーーん、そうですけれど・・・結婚は面倒くさい」とのこと。「どうして?」と聞くと「一人のほうが自由で楽しい」だってさ。今の私のようなことを26歳の人が言っている!
「結婚は面倒くさくても、恋愛はしたいでしょ?」と聞くと、「それも面倒くさい」とのこと。なかなか、アジア全体が晩婚化の傾向があるのは何故?
でも「寂しいときはある」とのこと。「そういう時は、どうするの?」と聞くと、「美味しいものを食べて、ネット映画を見る!」だってさ。うん、良くわかる。「お酒は?」「アレルギーが出るので飲めない」「歌は?」「下手だからダメ」だってさ。でも、ベトナムの歌や韓国の歌はよく聴くという。
北ベトナム出身と聞いたので「ベトナムは大昔、中国から何度も攻められたけれけど負けなかったよね。フランスに植民地にされたこともあったけれど、その後アメリカとも戦っても負けなかったよね」と言うと、1998年生まれの彼女ですが、生まれる前のベトナム歴史もちゃんと理解していました。きっと、まじめな学生だったのでしょう。
表情は、いかにも真面目そうな感じ。でっ、いままで、東京・大阪・京都・三重・名古屋と働いてきたと言います。
えっ? 前半が大都会過ぎない? 工場勤務とは思えないよなぁ。もしかしたら、酒席接客業で働いていた?という疑問も湧きます。お酒アレルギーなのでドリンクで稼げないから辞めた? まぁ、そこは突っ込まないでおきます。
終始、私のことを「おにいさん」と呼んでくれましたが、オイオイ、違和感あるよなぁ。('ω') そこんところ、突っ込みましたよ。
「お兄さんと私のことを言ってくれるけれど、私は、もっと歳がいっているよ」というと、少し苦笑いの後「大丈夫です」だってさぁ~ 何が大丈夫? (-。-)y-゜゜゜
今年でベトナムに帰国するけれど、その後、日本に再度来るかどうかは今は全く考えていないという。しかし、日本ではアジアの人達の労働力頼りは否めないところだろう。
日本にも多くのインバウンドや働く人たちが来る時代になったけれど、多様性の時代だなんて、言葉では何とでも言える。真の多様性とは人類の平和共存であろうが今の世界を見渡すと戦争が絶えず、安心できる共存性とは程遠いのが現実。
大きな原因は、政治体制の相違と宗教対立、そして覇権競争。他の小さな要因は無数にあるでしょう。夫婦問題のように価値観の相違や金銭問題・・・民度の相違などなど。それらを超えて多様性の時代はいつ来るのだろうか。
多様性とは、他を好きにならなくても人権否定しないことだと思う。かと言って、沈黙だけではフラストレーションが溜るだけで逆効果でもあるし、悪意のある相手から自己防衛すら出来ないだろう。言論の自由は常に確保したい。
とりあえず「多様性」というキャッチフレーズ先行は必要かもしれないが、人類の平和共存実現までは、あと何十年、いや何百年が必要なのだろうか? 果たして、実現するのだろうか?