(前の続き)スマホを失くして、とにかく自己嫌悪がひとしきり。あーーぁ、私もいよいよ認知症かよ! という恐怖。
夜の9時にGPS頼りに再び栄に行き、探したけれど見つからない。協力してくれた親切なビルの管理人様にお礼を言って、今後の対策に頭を悩ませて、とぼとぼと栄駅に向かおうとしましたよ。
そんなとき・・・・・
なんたるちあ、サンタルチア、
一人の女性警官がするすると自転車で登場して交番へ。
でも、既に本署へ連絡して私の携帯へ架電してもらい交番内でも着信音が聞こえなかったので無いだろうと覚悟を決めていたから、今更警官に言うことは無いと思っていたのですが「あっ、お巡りさん?」と、ちょっと声に出てしまった。
すると、警察官ですから職業的反射神経で食いついてくれました。(^-^)
そこで、しょーもない経緯を簡単に話しましたら、交番の保管庫を調べてくれることになりました。でも、私は一切期待していません。
しかーーーし、
交番の保管庫を確認してもらったら、おーーーーーーーーい! (*_*)
有ったんだよねぇ。\(^o^)/ その時は、ほんとうに「奇跡」を感じましたよ。GPSが示していた位置は10メートルほどずれていましたが、ほぼ正確でした。
私は、とぼとぼと夜道を栄駅に歩いて帰る前に、念のため目の前にあるごみ箱を最後に確認していたのです。もう疲れ切ったみじめな気持ちでしたね。
そんな時に自転車の女性警官と出会った。あと数秒遅かったら、この奇跡は起きなかった!!!
そして、拾ってくれた人は謝礼必要なしとのこと、私は、お礼をする気持ちは十分だったのに。せめてここに、改めてお礼の感謝を書いておきます。
えっ、なに? 数日待てば、落とし物として警察から連絡来たんじゃないの? なんていう君。
そんな単純な発想の君がうらやましいよ。
今回、あらためて気付いた幾つかのこと。
1. 浮かれているときはミスをしないように要注意。
2. すぐに携帯を停止操作しなくて良かった。GPS検索ができたから。
3. 人は必死になると疲れを知らずに頑張れる。たぶんこの日は2万歩以上歩いただろう。
4. 何事も最後まで諦めてはいけない。そして即行動が必要。
5. 私は入出金管理はスマホに集中させているけれどスマホに生活の全機能をまとめるのは危険。やはりリスク分散は必要。
などですが、一番感じたのは・・・
「ここが、日本で良かったぁ!」ということです。\(^o^)/