3.11の記録と記憶の写真展が、久屋大通公園地下のセントラルギャラリーで開催されています。
あれから、12年が経ちます。 その3月11日が、もうすぐです。
今更ながら、数々の写真を見ると記憶が蘇ってきます。
信じられない光景の連続です。
実は、私は悲惨な光景を見るのは、あまり好きではありません。なんとなく、心が騒めいてくるのでウクライナ戦争の場面でも、悲惨な現場ニュースは避けています。
しかし、この写真展は異なりました。何が異なるかと言いますと、写真に添えられている解説文が素晴らしいのです。
過不足なく簡明に、そして豊富で美しい語彙により伝えるべきことはしっかりと伝えている文章に、心穏やかに見ることが出来ました。
その一例です。
この写真の解説は、このように書かれていました。拡大します。
文化=文化財ではない
我われは、文化まで破壊されたとは思っていない。
この力強い言葉は、きっと今のウクライナ国民にも通じるものがあると思われます。
さて、今一度、東日本大震災の被害規模をおさらいをしておきましょう。
行方不明者を含めると、合計22,288人の死者だったんです。改めてその被害の大きさが、ずっしりとのしかかってきます。
写真は50枚以上あるでしょうか、その美しい解説文を読みながら、ぜひご覧ください。