世田谷工業高校野球部OB会

青春の白球を追って
世田谷工業高校と小石川工業高校が統廃合されて誕生した総合工科高校野球部を応援しています。

都立世田谷工業高校野球部OB会の歴史

2023-10-29 14:35:17 | 日記
                        2023年11月 吉日
                    島崎雅博(17期)
                    新井謙一OB会副会長(24期)                                         
母校・世田谷工業が2005年3月に閉校になって18年が経ちます。
一方OB会が1969年に創設されて54年になります。ここにOB会の歴史を振り返ってみたく調査しましましたのでOB諸氏にご一読頂ければ幸いに存じます。
1.OB会設立(設立趣旨:OB会員の親睦並びに現役選手への種々援助)
   1)昭和41年~43年 OB会設立準備  
   2)昭和44年 OB会設立   OB会 会長:森野隆男氏(1期)       
   3)昭和45年 OB会活動開始
   4)昭和53年 OB会組織改正 OB会 会長:田中信夫氏(4期)
   5)平成10年 OB会組織改正 OB会 会長:倉骨道広氏(23期)    
   令和5年11月現在に至る。
2.OB会活動内容
   1)毎年OB戦・OB会の開催   
   2)毎年OB会での会費及び寄付金の徴収及びOB会口座への振り込み寄付金にて運営 
   3)現役への公式戦用ユニフォームの寄贈
   4)OBコーチへの援助(定期代など)
   5)OB審判員用の用具支給及び現役の練習試合にOB公認審判員による審判手伝い
   (都高野連公認審判員として世田工野球部OBが8名在籍していた。)3.OB会・会員数:令和5年11月現在462名(最終学年57期)
4.都立世田谷工業高校閉校:2005年3月(OB57期が最終)
5.OB戦・OB会開催(世田工閉校後は新設の総合工科高OBとの合同OB戦を行っている。)  
   2019年12月までは毎年実施するもコロナのため2020年・2021年は休止。
   2022年12月4日に再開し,世田工OB13人・総合工科高OB21人が参加した。
6.世田工OBの現役時代の成績。(ベスト16以上)
   1)昭和26年夏 4回戦 ベスト16
   2)昭和33年夏 5回戦 ベスト16
   3)昭和45年夏 4回戦 ベスト16
   4)昭和49年夏 6回戦 ベスト 4(以下西東京大会)
   5)昭和50年秋     ベスト 8
   6)昭和53年夏 6回戦 ベスト 8
   7)昭和62年夏 5回戦 ベスト16
   8)平成12年夏 5回戦 ベスト16
   9)平成16年夏 6回戦 ベスト 8(世田工野球部最後の夏)<7.世田工野球部OBの卒業後の活躍
   田中信夫氏(4期):法政大学(準硬式)・卒業後同大準硬式監督     
   鈴木啓太郎氏(5期):明治大学(硬式)
   木澤邦夫氏(5期):社会人野球(硬式)新東宝
   白江隆夫氏(5期):社会人野球(硬式)新東宝
   加藤安一氏(5期):社会人野球(硬式)新東宝
   戸塚安志氏(5期):社会人野球(硬式)新東宝
   福島芳一氏(5期):還暦軟式野球関東大会出場
   小島久男氏( 6期):社会人野球(軟式)富士重工
   村山亮一氏(11期):専修大学(硬式)
   須藤寿雄氏(11期):還暦軟式野球関東大会出場
   関口 昭氏(11期):社会人野球(軟式)富士重工
   芳賀国敬氏(12期):社会人野球(軟式)富士重工
   國吉圓治氏(13期):社会人野球(軟式)富士重工
   南 照明氏(13期):社会人野球(軟式)山崎製パン・東京都大会出場  
   大原恵政氏(14期):近畿大学(硬式)社会人野球(硬式)           還暦軟式野球関東大会出場 
   田中 充氏(15期):社会人野球(硬式)東芝・川崎工場
   鈴木 勲氏(15期):社会人野球(軟式)日東紡・千葉工場           東日本大会優勝、全繊同盟関東大会優勝
   田辺隆治氏(15期):社会人野球(軟式)三愛石油        東京都大会出場(2部リーグ)
   栗田長男氏(16期):社会人野球(軟式)富士重工
   菊地 潔氏(16期):社会人野球(軟式)東芝・川崎工場           川崎市ブロック優勝
   後口秀雄氏(17期):社会人野球(軟式)住友金属鉱山         東京都大会軟式2部・リーグ優勝
   渡辺 隆氏(19期):社会人野球(軟式)富士重工
   岩崎清美氏(19期):中央区軟式野球連盟公認審判
   倉骨道広氏(23期):東京農業大学(硬式) 昭和49年ドラフト3位で読売巨人軍入団(捕手)
   亀田武弘氏(24期):東海大学(陸上)中学校教員・軟式野球監督     
   伊藤真一氏(25期):東京農業大学(硬式)社会人野球(硬式)リッカーミシン都市対抗野球に東京ガス補強選手として出場
    山本 稔氏(25期):東海大学(準硬式)中学校教員・軟式野球監督、中体連教員の部で世田谷区優勝
   山下義弘氏(25期):日本体育大学(ソフトボール)高校教員・野球部長、国体・ソフトボール教員の部で全国優勝
   倉田秀文氏(25期):東海大学(準硬式)
   根津昌弘氏(26期):東海大学(準硬式)
   鹿野重則氏(27期):東海大学(準硬式)小学校教員・小学校教員チームで埼玉県教員大会優勝
   増田信一氏(27期):東海大学(準硬式)
   内藤敏明氏(28期):日本体育大学(硬式)世田工体育科教員 37期から50期迄14年間世田工野球部監督を努めた。
   細尾 清氏(28期):日本体育大学(硬式)
   若井 努氏(28期):東海大学(準硬式)
   松崎俊一氏(29期):東京農業大学(硬式)
   三好 隆氏(29期):城西大学(硬式)
   油谷弘市氏(29期):城西大学(硬式)
   満島 恵氏(29期):亜細亜大学(硬式)
   山田利行氏(29期):東海大学(準硬式)
   戸塚裕之氏(29期):社会人野球(硬式)日本IBM
   網中 聡氏(30期):城西大学(硬式)
   望月 久氏(30期):社会人野球(硬式)日本IBM
   相笠隆行氏(30期):都高野連公認審判員
   斉藤一男氏(32期):社会人野球(硬式)朝日生命保険
   平井 実氏(32期):社会人野球(硬式)日本IBM
   福島俊昭氏(33期):社会人野球(硬式)日本IBM
   矢嶋隆文氏(33期):米国大学へ野球留学(硬式)・帰国後千葉ロッテマリーンズに通訳として入団
  
   榎本一郎氏(34期):社会人野球(硬式)日本IBM
   林 伸一氏(34期):社会人野球(硬式)日本IBM
   小島茂哉氏(35期):社会人野球(硬式)日本IBM
   平塚晴彦氏(37期):社会人野球(硬式)日本IBM
   大宮真一氏(37期):神奈川工科大学(硬式)
   宮下 学氏(38期):社会人野球(硬式)いすず自動車
   小島慶明氏(38期):社会人野球(硬式)日本IBM・都高野連公認審判員JABA東京都野球連盟公認審判員
   中嶋雅一氏(48期):都高野連公認審判員・首都大学野球連盟公認審判員
   愛沢圭吾氏(50期):全府中野球倶楽部(東京)(硬式)
   國井直樹氏(51期):都高野連公認審判員・首都大学野球連盟公認審判員
   佐々木久悦氏(51期):都高野連公認審判員・首都大学野球連盟公認審判員
   紺野勝義氏(53期):日本ウエルネススポーツ専門学校(硬式)
   平野 徹氏(53期):日本ウエルネススポーツ専門学校(硬式)
   田久保茂雄氏(54期):日本ウエルネススポーツ専門学校(硬式)             
   河井智幸氏(54期):都高野連公認審判員・首都大学野球連盟公認審判員JABA東京都野球連盟公認審判員
   薗部弘幸氏(54期):都高野連公認審判員
   石川周平氏(57期):都高野連公認審判員
8.世田工野球部OB兄弟及びOB親子
 1)鈴木啓太郎氏(5期)・義子氏(43期・息女/マネージャー)
 2)小嶋久男氏 (6期)・正男氏(10期)
 3)倉骨正明氏(21期)・道広氏(23期)
 4)新井謙一氏(24期)・誠司氏(28期)・秀親氏(38期)
 5)吉越昭一氏(26期)・実氏(28期)・茂氏(31期)
 6)相笠隆行氏(30期)・敏秋氏(32期)
 7)飯田一人氏(32期)・聖二氏(35期)
 8)福元喜久弘氏(32期)・純一氏(35期)
 9)横山謙一郎氏(41期)・遼氏(注:子息・総合工科高4期)
9.世田谷工業番外編(世田工野球部OB会ブログに掲載「世田工今昔物語」及び「世田工今昔物語外伝・平社達三郎」を参照)
 1)平社達三郎氏(5期):東京理科大学(硬式)昭和35年国鉄スワローズ1軍に投手として入団。 
    (注:世田工野球部には在校時所属していない。)
 2)歌手・灰田勝彦氏が世田工グランドで世田工現役と一緒に練習する。新東宝野球部監督の村山氏が世田工野球部の監督として指揮をとられ、昭和26年夏季大会でベスト16の成績を収めた。村山氏と灰田勝彦氏との繋がりで世田工グランドで一緒にプレーをしたと言う世田工野球部OB(5期)の話である。
10.世田工野球部最後の夏季大会(世田工野球部OB会ブログに掲載 「世田工今昔物語ー統廃合でも夢をあきらめない世田工野球部最後の夏」を参照)   「世田工閉校前の2004年最後の夏でベスト8に都立勢唯一勝ち進む快挙を達成!」3年生14人だけのチームが「最後の大会」に臨み26年振りに準々決勝(ベスト8)に進む快挙を果たした。これには布石がある、2000年、OB会に激震が走る。都教育委は少子化対策で母校世田工と小石川工業との統廃合を発表。他校との合同チームだけは避けたいと、「世田工野球部から甲子園を目指そう」キャンペ―ンを展開、ホームページで、あるいは、各中学野球部、各シニアリーグチームに世田工受験と野球部入部を呼び掛けた。はたして14人が入部した第57期世田工野球部最後の試合には世田工野球部OBも神宮第1球場に多数応援に駆け付けベスト8同志の対修徳高戦を熱く見守っていた。正則高校ブラスバンド部が力強く友情応援を披露して球場内は修徳高応援者以外の観客は全てが世田工野球部の応援者であった。1948年に創設された世田工野球部は2004年7月の修徳高に敗れ57年の野球の歴史に幕を閉じた。翌2005年3月に我が世田谷工業高校は閉校となった。後日談があるのをご存じだろうか。ピンチのたびにマウンドに集まるナイン。伝令は歌いだす「夢をあきらめないで」岡村孝子さんの名曲だ。この曲を主題歌にして高校球児を描いた映画「逆境ナイン」の試写会に最後の夏に甲子園に呼ばれなかった世田工野球部ナインがいたことを。そして世田工野球部OBたちが果たせなかった甲子園の夢は総合工科高校野球部に引き継がれているのです。
11.総合工科高校野球部第2期OB石川柊太氏
2013年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスに育成1位でど指名され支配下登録を経て1軍ローテーション投手として活躍中

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