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「何がいいのですか?」
と言うお問い合わせが結構多いので少し掘り下げた話をしてみましょうか。
結論から言えば、大それた画期的な超高性能オイルでは決してありません。
また、それを語るには何に対しての性能なのか議論する為の「定義」が必要になります。
リール用メンテナンスオイルとし販売されている全てを含めた物を僕達の世界で区別するための呼び方とし、
・添加剤系
・オイル系
の2種になります。
添加剤系と言うのは、オイル成分に他の+α成分を混ぜ合わせた物で
代表的な物だとスピンやF0などです。
比較的効率よく生産ができ、速効的な効果が得られる事から、現在の主流になっています。
片やオイルと言われる物は純粋に油成分のみを使用した物ですね。
各それぞれに勿論、メリット・デメリットがあります。
添加剤系のメリットは、塗布した瞬間から他成分効果より目まぐるしい違いが出る事。
デメリットとしては、油成分以外の物質を混合わせる為に界面活性剤を使用する事です。
分かりやすい例だと、コップに水とサラダ油を適量入れ箸でいくら混ぜても絶対に混ざりませんよね?
そこにママレモンなど食器用洗剤を入れてみて下さい。
見事に中和され混ざります。
これが中和剤(添加剤)と言われる界面活性剤です。
この界面活性剤は一昔前騒がれていた環境ホルモン、ワームで言えばゴムを軟らかくする為に使用するフタル酸系と言う添加剤があるのですが、この2種の添加剤は環境ホルモンの原因の1つではないか?
と言われています。
また、オイルに使われている添加剤は揮発性が高く、その成分は蒸発してしまう為、一度の塗布で長時間の効果が得られない事です。
字画数が少なくなってきたのでオイルに関しては次回にしますか…。
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