朽ちかけた黄色い葉を見ていると、あの暑かった夏はいつ去ったのだろうかと思ってしまう。
今は夏から秋へと変わりゆく時期なのだろうが、すでに暑さは忘れて、やがて来る寒さをどうしのごうか、ふと考えてしまう。
日常の通勤電車に乗っていて、ああ今も時が過ぎてゆく、何も考えずにただ車窓を眺めている。これで良いのだろうかと思う。
毎年この時期から秋の深まる12月ごろまで、紅葉と朽ちかけた葉を撮る機会が増えてくる。朽ちる葉は落ち葉となり地面に来春の生命の元となる養分を与えていく。
人間の老いとは何であろうか。社会や誰かの養分となっているのだろうか。
台風20号が北上してくる。しかし、日本列島には上陸しないようだ。それだけ北からの偏西風や高気圧の力が強くなっているということだ。
南からの大風は吹かなくなっても、北からの寒さを伴う大風が今年は早くやってきそうだ。
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