芸術家になりそこねた
サラリーマン女子です。
幼い頃から、どうにか人と違う人になりたくて、アーティスティックな人に憧れていた。今もそういう節がある。だからフジファブリックの志村くんを大尊敬しているわけで。
社会に出てサラリーマンになると、その個性はいらなくなる。少し抑えないといけなくなる。
そういう人生の中で今、昔を思い返すと、自分の生き方は希少性を求めて他者と違うということを売りにして自分に価値を生み出そうとしていたなと思う。幼少期からお買い物も大好きだった。資本社会にどっぷりと浸かった私なりの、生き残り方だったのかなと思う。果たして生き残れかたかは別として。いや生き残れなかったな。
他者との協業が求められる現状の業務でまたしてもその希少性は必要なく、他者と同じところに落ちつくということが最善解でもあるということを感じている。希少性は時に自分勝手である。他を振りまわし、自らもまた振り回される。だからこそ、必要な希少性を見極めつつ、希少な普遍性を求めたい。
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