私の日記

フジファブリックとの美しき日々! 芸術とえんぴつと志村くん。あたりまえなことを言いたい!

ないものねだり

2021-06-23 22:38:00 | 日記


気持ちがぐちゃぐちゃであります。
もう本当に、整理ができないほど。

混乱している。いつものことだ。
嬉しいのか、悲しいのか。
楽しいのか、辛いのか。
わからない。感情の波がどっと押し寄せる。結果、無になる。わけがわからず、無になる。わけのわからない行動をしてしまう。


フジファブリックの「ないものねだり」

今の私の心、本当にこの歌が代弁してくれているようだ。


気持ち伝えるのに いつも人は何故に
これほどまでに悩むのでしょう

時代は変わっても 便利な機械でも
ちぐはぐに絡みあったまま

僕はなんで大事なところ間違えて
膨大な問題ばかりを抱えて
いつも カッコつけられないままなんです
いっそ笑ってよ


良い歌詞ですよねぇ。何が良いって、
感じていることを言葉にできているところ。
なかなかこんなに的確に、感じたことを書けません。
口に出して伝えることに不器用だったように見える志村くん。
そんな彼だったから書けた言葉なんだと思う。言葉の人だったんだな、彼は。文字の人。書かせるともう、右に出る人はいない。詩人ですし。日記職人ですし!! 日記職人ってことば、面白い🤣 総じてユーモラスな志村くんなのでした。



さてさて本題。
今日、会社で嬉しいことがあった。
成長したなと思ったことがあった。
でもそれぐらい、なんだか悲しいこともあった。
嬉しいことがあると、同時に誰かを傷つけることもあるんだと思った。


書きたいことがたくさんありすぎるから、順番に書いていく。

①ステージに上がる志村くんの気持ちがわかった

今日、ステージで歌う彼の気持ちがわかった気がする。会社で起きたことをステージに立つ志村くんの気持ちに例えるというのは、とても失礼だし、恐れ多いのだが、誤解を恐れずに言うとわかった と思う。彼の感じていたことの10%ぐらい(笑)わかった。

会社でとある事業の担当をしている。今日はその事業を進めるためのワークショップを実施した。これまで長い時間、いろいろな調べ物をして、準備した。始まる直前、どんなふうに進行すべきかもう一度頭の中でシュミレーションする。ことばをしたためる。もうこれ以上考えるとわからなくなるだろうと思って、一旦心落ち着かせる。すると妙に冷静になる。心がどんと構えだす。ついに本番の時がやって来る。流れは考えた通りには進まない。臨機応変に動く。大勢の人の中で主張する。人が相槌を打ったり、打たなかったり。反応が気になりだす。皮肉じみた風が吹かないかと不安になる。声が小さくなる。そしてまた伝えたいことが心の中に生まれる。主張する。

その場でしか生まれない空気感が、なんとも言えない充足感につながっていた。

私は思った。
志村くんが感じていた、一つ一つの出来事に対する想いや、その重みが、やっと少しわかった。丁寧に丁寧にこしらえたもの。そのために重ねた努力や想い。やはり心に強い想いがないと、彼がなし遂げたことや、発したようなことばは生まれない。私は今日、これまでしたためていた言葉を一気に解き放った。強い想いがそうさせていた。自分が自分でないような瞬間だった。


もう一度言ってしまいます。
会社で起きたことをステージに立つ志村くんに例えるというのは、とても失礼だし、恐れ多いのだが、誤解を恐れずに言うと本当にわかった と思う。そしてそれが、飛び跳ねるほど嬉しかった。彼の心に少しだけ近づけた気がした。本当に嬉しかった。


②フジファブリックのステージでの助け合い、補い合うということ、憧れていた男の子の友情 そんなものに触れた。仲間というものを感じた

そのワークショップ、実はもう一人と運営したのだが、彼の方は人前に立って何かを言ったり、アドリブを言ったりするのが苦手。だから、完璧に裏方に回れる方。縁の下の力持ち。でもそんな彼も主体性で以って言葉で伝えた。その姿が総くんと重なって見えた。彼は小さくしぼんでしまいそうな声を、語尾を伸びやかに大きくした。うつむいてしまいそうな中、発せられたその声は、本当に総くんに似ていた。だから私はその時おこがましくも、志村くんになりきり、やっと人前に立っていた。運営の相方に助けられながら。
そして気がついた。私これまで、助けられると言うことを否定していた。でも今日はめいいっぱい助けてもらった。本当に助かった。心強かった。一人じゃ何も、成し遂げられないということを知った。

③怖くて、苦手だった人に真正面から向き合い、意見をぶつけた。感情的にならずに

自分一人で立っていた。怖かったけど。でも帰ってきた反応は予想外。私の言葉は、私の目を見ながら、彼によって受け止められた。志村くんの言葉を心の中、ひそかに思い出しながら伝えた。伝えてよかった。けれど、後々に考えたら伝えてよかったのかと考えた。もしかしたら、私の空回りだったかもしれない。強く言いすぎたな、とか。。

人に気持ちを伝えるのはいつも大変だけど、結果はどうであれ、ちゃんと理解してもらえたのなら苦じゃないよね。それらの積み重ねで人生は歩んでいくものだと思うし、積み重なって、周りにはとても温かい人達が集まってくるものだと、僕は思う。」(「東京、音楽、ロックンロール」より)

このことばを読むと、やはり伝えてよかったのかなと思う。

④ワークショップ、成功した。ユニークな方法で「予想を遥かに超えた形で」

よかった、面白かった、予想を超えてきたという肯定的な反応が返ってきた。嬉しかった。いつも予想を超えるフジファブリックの音楽を目指して、私も丁寧にワークショップのテーマを考えた。だから予想を遥かに超えたと言われたことは嬉しかった。今日築いたものは、空気感や場の雰囲気など無形のものだが、もしこれがCDだったら、私も志村くんのように自分でCDを買いに行っていただろう。準備したこと、勉強したことは人を裏切らない。努力も。それらは自分を一人立たせる際の、糧になる。大きな大きな糧になる。自分を強くするのだと知った。知らない時の強がりと違う。知っているからこその強さ。言わない強さ。怒らない強さ。自分すらしっかりしていれば、大丈夫だという確信。心が、救われた。

⑤やはり、一緒に運営した彼に感謝!!

帰り際、一緒にワークショップを開催した彼からメールが届いていた。ワークショップが大成功でしたね! という一言のメッセージ。涙が出た。まず人としての彼の優しさに。そして、努力をしたからその言葉を素直に受け取れたことに対して。明日、運営の相方にはちゃんとお礼を伝えようと思います。



でもまだまだだ。志村くんは準備をしすぎて本番で喉を枯らして声が出なくなって。それでもまだ上を見ていた。

もっともっと、成長したいなと思いました。


想像力のその先へ! 海外ドラマ「GIRLS」の場合

2021-06-20 23:05:00 | 日記

GIRLS とは
かの有名なSATCを世に送り出した放送局、HBOで放送された米国のドラマである。
SATC同様ニューヨークを舞台に、女子4名の恋やキャリアなどを描く。(その中でも印象的なのは、それぞれが個々の芸術の形を模索し、見つけていく過程を描いているところ。そこがおもしろい!)
そのうち2人の登場人物、ハンナとジェッサのやりとり。


携帯ばかりをいじるようになってしまったライター志望のハンナにジェッサが一言。


あんた(ジェッサ→ハンナ)携帯を手に入れて、想像的でなくなったね


と。

痛烈な一言。便利になればなるだけ、
簡単にそれらしいものは作れてしまう。簡単に創作意欲なるものは満たされる。他が創ったものを見て、追体験。それで満足してしまう。悲しいかな。私も生意気にもiPod nanoを手にしたあたりから、手っ取り早く手に入るクリエイティビティに頼ってしまうようになった。


損なわれる主体性、そして想像力。

そんな中出会ったフジファブリックという存在。自分たちの手で、創り上げた見事な作品たち。iPodなど、便利になったものはただの「手段として」。そこに想像力を求めない。あくまで自分たちの頭を使って。そんなバンドの作品で光るのは、読書体験や自らの経験から得たメンバーの個性たち。


そういう過程を経て、私も何か創りたい。いや、創る!!!


GIRLSー物語の中で、ハンナは自分の経験や考えたことを糧にライターとしての未来を築いていきます。

素敵!!

そんな姿に鼓舞されて、私も、、、

自力で想像力のその先へ向かいたい!!あぁ、想像的に創造的になる術を見つけたい。。。今こそ「教えて欲しいテクノロジー」!!!(フジファブリック、ロマネ より)そういう便利なものがあれば、だが。ないでしょう。

やはり、自力でがんばりたいと思います。☔️🌱🌙







商業的な音楽について

2021-06-19 23:59:00 | 日記


作曲家の小林亜星さんがお亡くなりになりましたね。

亡くなってからその方の特別さに気がつくことは多いですね。
テレビでコメンテーターが「もっと作曲秘話を聞きたかった」というようなことを言うのを耳にしました。

日立のこの木なんの木 の歌や
積水ハウスの歌など、
毎日のように耳にする音楽を作曲されたと知りました。その他にもアニメソングなど本当に幅広い曲を手掛けられていたんですね!!

新聞では「商業的な音楽」という意見もあったということが書かれてありました。

私もことあるごとに新たな音楽を聴いては商業的すぎるのは。。。と思うひねくれものなのですが、小林亜星さんが作られた曲を聞いた時、嫌な感じを受けなかったです。

なぜでしょうか?
商業的な音楽はもっと他にあるなと思ったからかもしれません。

私の考えでは、商業的な音楽には2つ種類があると思いました。

•音楽自体を売るための商業的な音楽
•音楽をツールにして他の商品を売るために作られた音楽

小林さんの作品は後者だと思いました😆

ファンの皆さまはご存知だと思うのですが、
フジファブリックもコマーシャルソングを手掛けています😆 DOKIDOKIに関しては楽曲提供というのでしょうか? をされていました!! それも小林亜星さんと同じ、自分たちの音楽を売るための音楽ではなく、自分たちの音楽を使って企業の商品を買ってもらうコマーシャルソング。

マクドナルド Cheese burger
アイスのmow 「DOKIDOKI」(PUFFY)

志村氏ももっとコマーシャル曲を作りたいと言っていました。ほんと、もっと聴きたかったです。

ブログを始めてから、商業的な音楽からは遠ざかろう! 的な意味を込めた日記を書いたりもしたのですが、もしかしたら志村くんの音楽がものすごく商業的なのはは? と分析に迷いが生じたのですが、ここでいう「商業的」とは、純粋な「商い」というか昭和の匂いがする。そこでやはり、彼のご実家のことを思い出す。野菜を売る感覚で自分たちの音楽でマックに行ってバーガー食べてもらおう! アイス、買ってもらおう! というようなそんな潔い気持ちを想像する。だから私の中では商業的な音楽な気がしない。他のための、利他的な音楽だ。それも商業的と言われたら何も反論はできませんが、とにかく彼らの気持ちがいつも「いいものを作ろう」だったということを知れば、そうとも言えない気がする。職人さんなのですな。

そういうのは商業的でないと、私は思う。だって、健全なビジネスの形だと思うからだ。

小林亜星さんの曲も、
フジファブリックの曲もたくさんたくさんいろんな場所で聞き続けられるような世の中であってほしいと思いました☺️🍔🔥🌭✨

読んでくださりありがとうございました!



素朴な音楽

2021-06-19 15:00:00 | 日記

ポップな音楽ももちろん良いが、
素朴な音楽が今の私にはとてもささる。

フジファブリックのルーティーンという曲のライブバージョンを聴いている。

メロディオンが出てくる
カホン(調べて知った楽器の名前。手で叩くドラムみたいなもの)
ギターの音色

志村さんのスナフキンな羽付き帽

民族的なギターストラップ

よい。良き味。深みがある〜🪶

なんかフジファブリックと愉快な仲間たち という感じ。

とてもたのしい夜のお祭り。

すきですな!