「国際水墨芸術大展2019」翠風会会員伊與田(いよだ)さんが大賞 (地元新聞記事より)
市内国分南在住の伊與田(いよだ)喜代美さんが描いた水墨画がこのほど、「国際水墨芸術大展2019」で最高位となる大賞に選ばれた。この作品は6月23日(日)から30日(日)まで、東京都美術館に展示される予定。伊與田さんは「周りの方も喜んで下さり、とても嬉しい」と話した。
毎年開催されているこの公募展は、会派や流派を問わず優れた作品の共同展示によって東洋文化の芸術”水墨”の向上・発展を目的としている。また、作品を通じて中国との交流もあり、日中文化の振興も図られている。主催する国際水墨芸術促進会によると、今年は228の応募だったという。
大賞に輝いた伊與田さんの作品は滝壺で泳ぐ川魚を描いた水墨画で、タイトルを「群」と名付けた。制作には1カ月かけ、北海道にある水族館の滝壺の様子を何度も見て、川魚を描き、独自の技法を用いて抽象的に水の動きを表現した。水墨画は油絵などの他の絵画よりも制作過程で修正が利かない事から、何度も書き直しがあったという。
伊與田さんは15年前から趣味の一環で水墨画を描き、2011年からは公募展にも応募を始め、数々の賞を受賞している。今作品については「筆、墨、紙との関係、調墨、運筆により、毎回違うものが出来上がるのが水墨画。正直に言えば、『納得』という作品ではないけれど、応募期間ぎりぎりまで粘って『今の実力ではここまで』という諦めの部分まで辿り着いた作品」と制作の難しさと情熱を語った。
市内国分南在住の伊與田(いよだ)喜代美さんが描いた水墨画がこのほど、「国際水墨芸術大展2019」で最高位となる大賞に選ばれた。この作品は6月23日(日)から30日(日)まで、東京都美術館に展示される予定。伊與田さんは「周りの方も喜んで下さり、とても嬉しい」と話した。
毎年開催されているこの公募展は、会派や流派を問わず優れた作品の共同展示によって東洋文化の芸術”水墨”の向上・発展を目的としている。また、作品を通じて中国との交流もあり、日中文化の振興も図られている。主催する国際水墨芸術促進会によると、今年は228の応募だったという。
大賞に輝いた伊與田さんの作品は滝壺で泳ぐ川魚を描いた水墨画で、タイトルを「群」と名付けた。制作には1カ月かけ、北海道にある水族館の滝壺の様子を何度も見て、川魚を描き、独自の技法を用いて抽象的に水の動きを表現した。水墨画は油絵などの他の絵画よりも制作過程で修正が利かない事から、何度も書き直しがあったという。
伊與田さんは15年前から趣味の一環で水墨画を描き、2011年からは公募展にも応募を始め、数々の賞を受賞している。今作品については「筆、墨、紙との関係、調墨、運筆により、毎回違うものが出来上がるのが水墨画。正直に言えば、『納得』という作品ではないけれど、応募期間ぎりぎりまで粘って『今の実力ではここまで』という諦めの部分まで辿り着いた作品」と制作の難しさと情熱を語った。