ユーロな日々

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王者はセビリアだ [セビリア-バルサ 2-1 リーガ第25節]

2007年03月04日 | 欧州2010-2003
バルサの3バック。
めずらしいセビリアの慎重な入り方。
意外な立ち上がりだった。

バルサの先制点は、ザンブロッタが右サイドをえぐり、中にいれたボールをロナウジーニョが決めたものだ。
さらにバルサはバックパスのミスをつき、ロナウジーニョがゴール前でアイトールオシオを抜き去った。
ここでアイトールオシオはロナウジーニョを倒してしまう。
バスケスのジャッジは、一発レッド。そして当然PK。
たっぷり時間は残っているにしろ、もはやゲームは決まったかに思えた。

しかしロナイジーニョがPKを外し、ゲームは驚くべき展開になっていった。
まずケルジャコフの技ありシュートで同点。
そしてダニウアウベスがFKをゴールに突き刺して逆転。

一発レッドを悔やんでいたバスケスはジュリを犠牲にして帳尻をあわせた。
これでバルサは不満が爆発。
ザンブロッタがイエローに悪態をつき、退場。
バルサはエトーまで投入して反撃を試みたが、セビリアの優位は変わらなかった。
5分のロスイタイムで3回トドメを刺すチャンスを作った。
決まらなかったが、セビリアの圧勝だ。

すばらしい先制ヘッドを決めたロナウジーニョだったが、PKを決めそこなったことで、ゲームの流れを変えてしまった。
バルサには堪える黒星だ。
しかも水曜日にはリバプールにいかなければならない。
おそらくCLの敗退が決まる。
そして週末はクラシコ。
ジュリとザンブロッタを使えない。
まさに正念場だ。

セビリアはすばらしい。
サンチャゴビスパンで彼らに勝てるチームなどいない。
間違いなく王者だ。

[セビリア-バルサ 2-1 リーガ第25節]