ユーロな日々

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ついに、08-09も終わりました [バルサ×ユナイテッド 2-0 CL決勝]

2009年05月28日 | 欧州2010-2003
開始直後は意外な展開でした。
ユナイッテドが高い位置からプレスをかけにいき、バルサはボールを前に運べない。
あれ、と思ったら、センターバックがヤヤトゥレで、アンカーがブスケス。
なんでこうなったんだろうと考えたら、アウベスが出場できないのでした。それでプジョルが右に回った。
そのうえアビダルもアウベス同様出場停止でシウビーニョ。
それで落ち着かないわけ。
これはバルサ、ツキがないなあと思いながら見てました。
しかしすぐにぼくがシュミレーションしていたようなシーンになりました。
イニエスタがスルスルとドリブルで抜けていきます。
そして右のエトーにわたすと、あっというまに決めてしまった。
あの恐ろしいエトーの姿がそこにありました。
ユナイテッドはひどいショックを受け、そこからすっかり臆病者の集団になってしまった。
そのあとはバルサがいつものようにバスケットボールのようなプレーに入り、前半は終了。ユナイテッドが2点目の失点をしなかったのは、幸運だったでしょう。

後半ユナイテッドがきたので、またイメージしていたシーンがくると思いました。
で、そうなった。
アンリのカウンター。しかし、決めそこなった。駄目ですねえ。今シーズンかわったんじゃないの? これならあのアンリじゃない。
しばらくユナイテッドの時間になりましたが、しかし、崩すまでにはいたらず。
そしてバルサの中押しは、イメージしていなかったような形でした。
シャビがピンポイントでメッシを狙って放り込み、メッシがファンデルサールの動きや位置を確認してのヘッド。
2人に誰も寄せないのだから、それは、失点しますよ。
中盤の底をやる選手を、セントラルと読んで、ボランチとかビボーテというニュンスを込めないイングランドサッカーの、弱点がでました。
チェルシーだったらミケルかバラックかエッシェンが、リバプールだったらマシュケラーノかアロンソがつぶしたでしょう。
でもキャリック、ギグスは、肝心なところにいない。
これでもプレミアでは勝ち続けることができたのですが、ヨーロッパの大一番ではそうはいかないってこと。

昨年のドラマチックなファイナルに比べると、やや物足らない決勝でしたが、バルサを祝福しましょう。
リーガの実力を見せ付けたので嬉しい。
国王杯までとっての3冠とはすごい。これでメッシがバロンドールですね。

[バルサ×ユナイテッド 2-0 CL決勝]