柴垣敏久の散歩ブログ

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柴垣敏久の散歩道 東京タワーから芝公園へ

2020-07-29 06:07:06 | 散歩
こんにちは、柴垣敏久です。

新型コロナウイルスの影響で、東京タワーに登るには階段で上がって階段で降りる必要があるそうです。幸か不幸か、そういえば東京都民なのに東京タワーに1回も登ったことがないのはおかしいと誰かに言われ、どこかのタイミングで東京タワーに登った方がいいと強く言われていたので、仕方ないので東京タワーを登ってきました。どうせエレベーターで行くだけだろうとその時は思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響のこととか知らず、現地に行ってその事実を聞かされ、面食らってしまいました。

600段の階段を登る、最初に聞いた時、頭がクラクラしました。大学の階段ですらそんなに登ったことがないのに、なぜ東京タワーの階段を登らないといけないのか、本当に意味がわからなかったのですが、登らなきゃ上にはいけないんですから、仕方ありません。最初のうちは意気揚々とせっせと登っていきます。調べてみると、幼稚園の子供でも15分で登ってしまうんだとか。どんな元気な幼稚園児なのか知りませんが、自分は3分の1ぐらいのところでしんどくなってしまい、あぁなんで調べてこなかったかなと自分自身を恨みました。なかなか上までたどり着かず、頭の中では楽しいことを色々考えました。あれを食べようとかこれを食べようとか、あの公園に行きたい、あっちにも行ってみたい、ここだけはもう登らないとか色々考えてようやく600段を登り切りました。東京タワーから見た景色は確かに都民なら1度は見ておきたい風景です。東京スカイツリーにも登ったことがありますが、東京スカイツリーの場合は、あまりにも高すぎて拍子抜けしたんですけど、手頃の高さだから、東京を一望できる感じとか、自分はめちゃくちゃ好きです。確かに東京タワーは登らなきゃいけなかったです。

さて、ここからが問題で、今度は登った階段を下ります。この時までは、下りの方が楽勝でしょ!と思ってたんですが、よくよく話を聞いてみると、下りの方が色んな筋肉を使って結構疲れるんだとか。自分自身は積極的に色々なところを歩いてきましたけど、下りの方が筋肉を使うなんて知らないですから、段々と足がガクガクしていく感じがして、本当に大変なのはここだったかと後悔。今度は絶対にエレベーターが使える時に行こうと心に誓いました。夜の東京タワーをまた見たかったからです。なんとか地上に降り立った時には、結構な体力を使い切っていました。

とはいえ、せっかく東京タワー周辺に来たんですから、多少周辺を散歩しようと最後の力を振り絞って歩き回ることに。先日訪れた六本木がめちゃくちゃ誓いことに驚きましたが、それでは意味がないので、御成門の方向へ行きました。右手に東京プリンスホテルを見ながら、道を進んでいくと、御成門が。そもそも御成門ってどういうところなのか、自分にはよくわかっていませんでしたが、徳川家と大きく関係があったようです。増上寺が徳川家の菩提寺だったことはなんとなく理解をしていましたが、その時に使っていた門を御成門と呼んでいたんだとか。専用玄関みたいなことかと自分は理解しましたが、実際のところはわかりません。その御成門ですが、今もあって、実際に見ました。柵で囲ってあるんですが、400年も前からここにあると考えただけで鳥肌が立ちました。歴史が感じられるのは、神社仏閣巡りで散々感じたことなのに、まだ御成門を見てなかったかともう少し早く来たかったなと感じました。これを見て疲れが吹き飛ぶまではいきませんでしたが、多少は気が紛れたと思います。

左手に慶応義塾大学薬学部や港区役所をみながら都営三田線沿いを進み、日比谷通りを南下していくと、芝公園が見えてきました。芝公園の中に入ってみると、視界が開け、東京タワーがドンと見える場所があり、改めてあんなところを階段で登ったのかとその達成感で少し泣きそうに。今までの人生で苦労をしてきたことがないな、自分の足で何かを成し遂げるということをしてこなかったなと感慨に耽り、こうしちゃいられないと自宅へ戻ることに。大学のレポートだとか色々やることがあるじゃないか、そう言い聞かせて、東京タワーを背にしながら家路につきました。

想像できると思いますが、夕飯を食べたら何もすることなくそのまま寝て、起きたのは12時間後。長くても8時間ぐらいしか寝られないだろうと自分でも思っていたのに、まさか12時間も寝れるとは思いもよりません。それだけ疲れていましたし、強烈な筋肉痛が襲い掛かりました。ちょっと歩いていただけならならなかったような筋肉痛に襲われ、普段使っていない筋肉は結構あるんだなと実感。とりあえず、階段みたいなのはもう登らない、大学の階段ぐらいは登るにしても、全部を登るなんてことはしないと心に誓いました。でも、ネットで調べるとみんなイキイキと登っていく姿を見て、ほんの少しですが、尊敬の念を抱きました。


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