MAKIKIは田舎でありんす

どもどもです


前回お話した「トイレタンク水流れっぱなし事件」ですが、


下の階で工事されてたおじさんに
異変を発見した時それとなく「水が止まらないどうしたらいいか」とたずねたところ、
そのおじさんが「よっしゃ、おいらが直してやる」と言って部屋の入り口までやってきた
そのときは出かける用事があったので、又いずれ．．ということでお茶を濁していたら、
昨日また、そのおっちゃんが再度やってきた

「修理してやる」というのだ。
でもその後、これは我々借主の責任じゃないのでこちらで修理を頼むのは止めておこうと
借り主さんと話が出来ていたので、その旨、「私は修理代を払うつもりが無い
おっちゃんのことを管理会社に話しておく」といって帰ってもらおうとした

ところがそのおっちゃん、全然帰ろうとしないのよ

「お金なんて関係ないんでい、コンチクショウ」
「壊れてるって聞いちゃ帰れねー　テヤンデイ」
「こちとら、この道２５年のベテランでい。困ってるんだから修理する。ガッテンデイ」


おっちゃん江戸っ子だってね寿司食いねー．．．

．．．ふとアメリカンのおっちゃんを見てこのフレーズが頭をよぎってしまった


仕方ないので部屋に通すと、すぐさまトイレットルームに入り、
なんやらかんやらしていたと思うと、１０分ぐらいで
「終わったぜ、ここのこのストッパーの中が．．．」と如何に修理したか得意げに話し始めた
あっけにとられていた私を見て、
「流れっぱなしで、大変だったんだろう。困ったときはお互い様さ」とにこっと笑顔

あ～、もうだめ、お金払わないといけないわ
でも全額は「払わない」と言った以上払いたくないので
「これは私の感謝の気持ちです」と言ってチップのつもりで２０ドル渡した


たぶん７０近いだろう、ちょっと耳の遠いおっちゃんは満面の笑みでその２０ドルを受け取り、
「これからも何かあったら連絡しろ、いつでも来てやるぜベラボウメ」と言って帰っていったのでした
（注：カタカナ表記はすべて私の妄想です）



事の顛末を日本人の借主さん（在ハワイ何十年）に話したところ、
「そうそう、ときどきそういう職人気質で世話焼きの人がこの辺、マキキあたりには居るのよね」
と笑って話してくれた。


結局まあ、５０ドル以上かかるところ、２０ドルで済んだんだから良かったんじゃないか
という結論に落ち着いたのでした


さてさて。

そのマキキですが。



アラモアナから見てＨ1を超えた先に広がる山の上に位置しています。



我々はいつもこのバス停で、１７番のバスに乗って語学学校に行ってます



アラモアナまで１０分、学校まで１５分といったところでしょうか。



環境も良く、公園も随所にあり、散歩に困りません



シーバにとってはとても良いと思います。



はっきりとワイキキに引越しすることが決まってみると、
だんだんこのマキキに愛着が出てきて、なんだか離れがたい気分に



マンションの１５階だと、こうやって道ゆく人々やワンコ、
電線に止まっている鳥たちを眺める楽しみがシーバには無くなってしまうんだわねー。

．．．ま、又戻りたくなったら、こちらマキキで再度アパートを探してみるのもいいかもしれませんね


．．．ってことで。
んじゃまた次回でーす