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新型コロナウイルスに対数る有効性90%以上のワクチンの開発成功か

2020-11-17 09:17:30 | 健康、医療、新型コロナウイルス
米バイオ企業モデルナは16日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、発症を防ぐ効果が「94・5%あった」とする最終の臨床試験(治験)の暫定結果を公表した。との報道がありました。日本政府はモデルナと日本国内で販売や流通を担当する武田薬品工業との間で、国内向けに計5千万回分の供給を受ける契約を結んでいる。開発に成功すれば、来年1~6月に4千万回分、7~9月に1千万回分が供給されるという。接種回数が2回であれば、2500万人分となるそうです。先にファイザー社からも90%の有効性が報告されています。
いずれも90%を超える有効性です。現在我々が受けている季節性インフルエンザ予防接種の有効性が60~70%と言われているのに比較すれば極めて高い有効性です。ちなみに有効性とは例えば、1000例にワクチン、1000例に偽薬を接種し、ワクチン接種群で100例が疾患を発症し、偽薬接種群で200例が疾患を発症すると、有効性は50%となる。結構理解しがたい概念ですが簡単に言えば有効性50%ならば。ワクチンを接種した人たちはワクチンを接種しなかった人たにに比べて発病する人が50%少なかったということです。
今回のモデルナの報告によると、最終の第3相の治験には3万人以上が参加。2グループに分け、一方にはワクチンを2回、もう一方は偽薬を2回投与した。これまで新型コロナの症状が出たのは95人で、うち90人が偽薬、5人がワクチンを接種した人だった。重症化した人も11人いたが全て偽薬を投与された人だったという。
このワクチンを接種を全員に接種したと仮定するとすれば現在日本の患者数13、500人の患者を675人に減らせていたことになります。実際は感染拡大を生じないのでもと少ない人数になっていたはずです。
本当であって欲しいものです。


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