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新型コロナウイルスと白血球血液型HLA

2020-05-06 11:38:36 | 健康、医療、新型コロナウイルス
新型コロナウイルス(正式名称ARS-COV-2)という嫌な病気が流行っていますね。特に欧米で猛威を振るっています。まるで異なる病気のようですね、とても死亡率が高く、日本の死亡率とは差がありすぎです、医療技術の差だけとはとは思えません。
また、武漢から帰国したインド人が、インドチベット国境警察(ITBF)の施設に収容されていた406人は全員がウイルス検査で陰性だったとも、インド人はカレーを食べるからとかPCR検査がいい加減の結果ともいえない気がします。
ここで、考えられるのはHLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)は抗原提示を担う免疫系のタンパク質です。KLAの民族による差でないでしょうか。
HLAを調べることで新型コロナの重症化を調べることができれば、重症化する患者とそうでない患者を識別できます。単なる推測ですが、可能性あります。HLAで病気発現の頻度が大幅に違います。
以下HLAの解説
HLA 1954年、白血球の血液型として発見され、頭文字をとってこう呼ばれてきました。しかし、発見から半世紀以上を経て、HLAは白血球だけにあるのではなく、ほぼすべての細胞と体液に分布していて、組織適合性抗原(ヒトの免疫に関わる重要な分子)として働いていることが明らかになりました。
良く、白血病の骨髄移植時血液適合検査することを思い返してください。父親と母親の型を1つずつ受け継いでいる継ぐため、親子や兄弟の間でも一致する確率は低く、まして非血縁間では数百〜数万分の1の確率でしか一致しないといわれています。造血幹細胞移植や臓器移植では、自分のHLAのタイプに合わないものはすべて異物と認識して攻撃を始めてしまうため、HLAの適合性が重要視されます。そのために主に血縁者間でHLA検査を行い、ドナーとレシピエントの適合性を読みとることが必要となります。
HLAにより病気に対する感度が異なりHLA多種類あることが、人類が色々の感染症から生き残ったともいわれています。