2000年の11月に行きつけのラーメン屋にかみさんと行った時に、駐車場を蠢めく蛇みたいな生き物を発見。よく見ると下半身が不自由で前足でいざっている猫でした。かみさんが可哀相だから捕まえて病院に連れて行こうと言うので、近所のかみさんの伯母に洗濯ネットを借りて、いざりながらも素早く移動する猫を何とか捕獲。それがジェリーとの出会いでした。
ジェリーを近所の獣医さんに連れて行きましたが、後ろ足はどうにもならないと匙を投げられました。仕方なく大学の家畜病院に連れて行くと、暫く色々検査をしますがこの猫を飼いますか?飼うのなら治療しますが、飼わないなら治療はお断りしますと言われました。かみさんは動物好きで、僕も動物は嫌いじゃないので、飼いますと言って入院させてもらいました。入院中のジェリーは面会に行くと、いつも喉をゴロゴロ言わせて嬉しそうにしました。家畜病院の講師の先生は、これからこの猫は医療費がかかるからと入院費をタダにしてくれました。捕まえた時のジェリーは下半身は真っ黒に薄汚れて、駐車場の砂を食べていたのか、胃の中には沢山の砂が入っているのがレントゲン写真に写っていました。下半身の麻痺は治らず、いざって歩くままでしたが、大学病院の学生さんが綺麗に下半身を洗ってくれて、随分綺麗になり。我が家へやってきました。
下半身が不自由な為、ウンコもシッコも自分では出来ませんでした。かみさんと一緒に二階の一部屋にペットシーツを敷き詰めて、脱糞・失禁してもいい様に体制を整えました。かみさんがウンコシッコの絞り方をマスターするまではシーツ部屋を毎日掃除して、毎日体を洗ってやりました。
こうしてジェリーと僕達夫婦との共同生活が始まりました。
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