ファインマンの理論のトンデモぶりには驚かされた。ファインマンと言えば、ノーベル物理学賞を受賞した、高名な物理学者で著作のファインマン物理学1~5は全部持っていて大切にしているのだが、その理論が哲学的にというか基礎論的に全くのおとぎ話的なものであったというのは少しショックだった。
数学や論理学では論理的に正しければどんな理論も作れるが、物理学では観測結果に一致しない理論は役に立たない。
このブログでも過去の記事で触れたが、ダークマターやダークエネルギーといった正体不明の物質やエネルギーが存在するという観測結果は、現在の宇宙論の基礎になっている一般相対性理論の欠陥を如実に物語っているのではなかろうか。少なくともダークマター、ダークエネルギーを説明する宇宙論はまだ出来ていないようだ。
ノーベル賞受賞者だからとか、権威だからとかで無批判に受け入れるのは非常に危険な事だなと改めて思った。日本人の悪い癖だと思う。
森友問題がいま話題だが、権力者でも間違っている事をしていたら、それはおかしいと批判して、糾弾する姿勢が大事。問題が大きくなってから、尻馬に乗って批判する風潮があるが、つくづく日本人は日本病に冒されているんだなと少し憂鬱になる。
ちょっと斜に構えて、常識を疑う態度も必要な事だし、そこには勇気も必要だ。
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