auの最新Androidスマートフォーンhtc j butterflyに機種変更した（通信費はいくらになる）

auの最新Androidスマートフォーンhtc j butterflyに機種変更した。この時に一番悩んだのは、１月当たりの料金がいくらになるか？だった。今までの携帯にはパケット通信料金に、ダブル定額スーパーライトと言う素晴らしいプランがあった。このプランの素晴らしい点は、パケット通信のマックスの定額4410円は決められているが、逆に使わなければ、パケット料金が最低料金390円で済んでしまう物だ。従って毎月の料金は基本使用料980円＋EZ WINコース315円＋パケット定額最低390円＋安心ケータイサポート300円=1970円と2千円以下だった。もちろんこの基本料金の中には無料通話代も含まれている為、たまにしか電話しない分に大半がこれで済んでしまう事になる。

さて、LTEの場合はどうなるだろうか？もちろん今までの３G回線のようなダブル定額スーパーライト等言うものはない。電話は大半家族間のみと仮定した場合、最低下記の料金となる。

1. 基本使用料：LTEプラン980円（無料通話料金は含まれていない）
2. セット接続サービス：LTE NET 315円
3. パケット通信：LTEフラット 5,985円

合計7,280円だ。これはかなりきつい。更に、安心ケータイサポート：399円やauスマートパス：390円も欲しい。ウーンもはやLTEだけで考えると毎月これだけ払うのは余りにツライ。

が面白いものがあった。毎月割だ。要は指定機種でLTEフラットなら最大24ヶ月割り引いてくれるサービスだ。htc j butterflyの場合は1,890円の割引となっている。つまり、2年間は5,390円で済む事になる。更に昨年からauが始めたauスマートバリューへの申し込みで最大２年間毎月1,480円の割引がある。つまり２年間は、3,910円で済むことになりそうだ。これなら、何とか行けそうだ。

とスマートバリューの対象になるかどうかをケーブルTVに確認せずに申し込んだ。そうすると対象ではないと言われた。理由は、当家のネット接続条件が、24Mコースとなっているとの事。自分のインターネット接続コースも実は知らなかった。確かにJ:COMのチラシを見ると、40M/160Mコースと指定されている。

今度は、J:COMの方を調べた。ケーブルTV＋インターネット接続＋au携帯のセットで7,875円となっている。これは当家がJ:COMに申しこんだ時のインターネット接続が確か最低の8Mコースだったからだ。いつのまにか勝手に変更されていた為、知らなかった。

さて、それではスマートバリューの適用とする最低の40Mのコースにするにはいくらかかるか？J:COMに聞くと8,800円だそうだ。つまり今より約1,000円高くなる。なかなか微妙な事だ。

つまり、インターネット＋TV＋電話の経費が毎月1000円余分にかかるが、２年間は1,480割引される。従って、２年間は、480円×24＝11,520円割安になると言うことになる。と言う事で、このスマートバリューの適用を受ける為に、今度はJ:COMのインターネットを40Mに上げる事にしよう。

しかし、よくよく考えると、これも無駄な話だ。そもそも固定電話を保つ意味がない。LTEでインターネットに接続できるのに、何で固定回線もいるのか？と考えると、auがこのスマートバリューの適用がLTE端末毎に割引できる仕組みの意味が良くわかる。

そうスマートバリューの対象はJ:COMのインターネット接続（当家の場合だが、本来はeo等の光が対象）＋固定電話（つまりau：J:COM）の環境で、その家族全員がLTE（ISフラットでもよい）ならこの1,480円の割引が受けられると言う物だ。これはauが高速インターネットを利用して、LTEの販売攻勢を掛けている戦略の最たる物だろう。そうNTTはできないからだが・・・。

このスマートバリューの意味付けは、相当な意味がある気がする。auの次の戦略が見えそうだ。スマートパスも含めて、キャリアの次の戦いが始まりそうだ。auが元気になってくれてありがたい。2、3年前は明らかにauの一人負け状態だったからだが。