運動不足解消に3,980円のステッパーを新たに購入した。さて夜になり、娘も奥様も寝てしまったので、一人で早速運動を始めようと踏み始めたが・・・。何か変だ。このステッパーのセッテイングは奥様と娘が行った。そして試しにステッピングしていたが、なぜ?何も言われていない。昼間私も試しにステップして見たが、音もなく静かだった。流石にステッパーの下に何も敷かないと床に傷がつくし、音も吸収したいしと、マットレスを敷いたが。
寝静まっていたからかも知れないが、音がうるさい。そしてカウンターに、何の数字も表れない。おかしい。赤ボタンで強制リセットする。数字が表示されるが、何もカウントアップされない。通常踏んだ数と時間が表示され、踏む度にカウントされるのだが・・・。音もうるさいし、カウンターもまともではないし、不良品と言う事で翌日返そうと、思ってその日は寝た。
翌日の休みに奥様に話すると、まず音に関しては、「この音はホームセンターの展示機でも出ていたよ。昼間試した時も最初からでていたから問題ないよ。」との事。「ウーン本当に問題ないのかな?」と思うが。
そしてカウンターに関しては「電池が切れていない?」と言うので「そんな馬鹿な確か最初は外れていて、セットした記憶はあるが」と一応交換して見た。そしてカウンターを再びセットしてトライするも何の反応もない。「これはやはり欠陥品だ!ホームセンターで交換してもらおう!」と私が言うと、「別にいいじゃないの!ステップできれば!」と。「ウーン、要はまた交換に行くのが面倒なだけか?」と思い、諦めて、色々試す事にした。
この製品は欠陥品であると断固信じて。この製品は「SOUTHERNPORTステッパーKG23-3154」もちろんMADE IN CHINAだ。別に中国製だから悪い、欠陥商品と言いたい訳ではない。ちゃんとして品質管理や基本設計が出来ていないだけの話だ。
購入してきたSOUTHERNPORTステッパーKG23-3154。非常にコンパクトだ。上下のステップのみだが、油圧で程よい圧力がかかっている。足を置くペダルは、少しチャチイがブルーの半透明の樹脂製で、マッサージ効果があるかは分からないが、いぼいぼがある。下の代もブルーの樹脂製でマアーなかなかカラフルではある。 床との間にはマットをクッション代わりに置いた。少しはこれで音は防げるだろう。以前のステッパーより遥かにコンパクトで音も静かで良い。 | |
問題のカウンター。足ふみを始めても、赤ボタンでリセットしてもカウントし始めなかった。 最期はセンサーの調整でうまく動くようになるが、このステッパーの場合、もう一つ問題が。一回足ふみ運動を行って、翌日また開始すると、何とそれまでのカウントを覚えており、次から足ふみの回数と時間がカウントされていく。毎回これがデフォルトになっている。便利と言えば便利だが、いらぬおせっかいではないか。基本、始めたら0から開始で良いのに、これでは毎回リセットして表示を設定しなければならない。面倒だ。 | |
カウンターをステッパーから引っこ抜いた。するとステッパーの奥の方に見える。 | |
ステッパーの奥の方に、両端が丸い棒板があり、これがステップを踏むと振り子のように、左右にそれぞれ回転するようになっている。 なるほど、これをセンサーで読み取ると言う仕組みだろうと予測した。光学式(赤外線?)か何を使っているかは知らないが・・・。なぜなら、このカウンターの部分が本体と何の結線もされていなかったからだが・・・。 先日購入したNIKON P7100でフラッシュ撮影した。なかなか素晴らしい写りだ。 | |
取り出したカウンター部分。縦に棒のような物が刺さっている。最初に引っこ抜いた時には、一番浅く刺さっていた。だから2回目に引き抜いた時に取れてしまった。逆を言うと、取れてしまったから、おかしいと思ったわけだが・・・。 このセンサー棒の差し込み具合で調整するなど普通は考え付かないだろう。消費者は・・・。設計上の問題だ。一番奥まで指せるように設計するべきだと思うが・・・。真ん中当たりの微妙な調整でうまく動くなどどう考えてもおかしい。 と言いながら結局無事動いているので良しとしよう。 |
さて、カウンターを引っこ抜くと、某みたいな物(センサー)が、ポロリととれた。おや?と思いながら、引っこ抜いたカウンターの中をのぞいた。足ふみを手で交互にやってみると。上と下の方で金属の丸い板が交互に振り子のように振れた。おそらくこの振れをカウンターのセンサーが感知するのだろうと予測した。
それではセンサーはどれか?取れた長い棒の様だ。試しに長い棒を一番奥まで突っ込んで、ステッパーに戻し、足ふみをして見る。ダメだ。今度は一番深くなる位置。つまり本の少し、突っ込んだ位置で、再度セッティングして足ふみをした。ダメだ。がっくり。
今度は真ん中当たりでまで突っ込んで、足ふみをして見た。おや。数字が不正確ながら、カウントしている。今度は少し戻して再度突っ込んで足ふみをして見た。そうすると、何と正確にカウントと時間を刻み始めた。「!!!!」ヤッターと言うかふざけるな!と言うかこれでは、やはり不良品ではないか?
私が行った事が紙ペラ一枚の取り扱い説明書にでも記載されていれば、何の問題はなかったと思う。本来は工場出荷時或いは、ホームセンターへの入荷時等の検査で、調整されているべきもので、買った消費者が、最初から設定する物ではない。全く持ってふざけていると私が怒っていると、奥様が、「別にステップだけでいいじゃない。そしてちゃんと動いたのだから」と言った。それは私が勘で試したから動いたのであって、やはり普通は不良品として、購入したホームセンターで交換してもらうべき物だと思った。
最もこの製品のセンサーの設定が、交換した製品でも、うまく調整されていなかったら、同じ事を更に繰り返し、更に頭に来て、製品を結局返してしまっただろう。そう何回も往復して、試して。これこそ時間の無駄だ。確かに奥様の言ったように、妥協が速い方が時間の得かも知れない。しかし安い物はやはり安いなりに、問題がある。しかしそれも面白いのかも知れない。
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