社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞の記事から『女性4人に1人65歳以上」

2009-09-23 21:48:57 | 日記

9月21日(月)の朝日新聞の記事と言うか出典データは総務省となるが、15日の敬老の日にちなんで人口推計を発表したとの事。65歳以上の高齢者の人口は2,898万人。総人口に占める割合は22.7%といずれも過去最高となった.。

女性高齢者は1,659万人で女性人口の25.4%を占め、統計が残る中で始めて25%を超えた事になる。男性高齢者は1,239万人で、5人に1人が高齢者となった。

さて、厚労省が予測していた数字、つまり以前から言われていた1/4が高齢者になると言う予測だが、確か2015年をターゲットにしていたような気がするが(すみません。記憶が定かではない)、この予測を上回って、高齢化が進行している気がする。背景には、高齢者の人口が増えているのではなく、出生率の低下が予測以上に進行している事があると考えている。

ではなぜ少子化が進むのか?日本は、とある国の様に子供を産む制限等一切していないし、逆に奨励している。しかし現実を見ると、明らかに独身の男性や女性が増え、結婚しても子供を産むのに躊躇する例も目立つ気がする。

これらの真の原因は何か?それを止めることは出来るのか?できないなら、日本の人口はドンドン減少し、高齢化の比率は上る。というより、日本人だけでは、高齢者を支えられない時代がくるのは確実であるし、既に対策を国や自治体が打っているが、根本がどこにあるのかを考えなければならないと思う。先進国諸国は同じ状況にあるが、日本程ひどい状況に陥っているとは思われない。

なぜ、若者が結婚して子供を産むことを望まないのか?TVや雑誌、小説等マスコミの影響がかなりあるような気がする。

真の原因それは、日本人の『種の保存』と言う生命体が全て本能で動く機能が、文明の発達等により、欠如した事だと私的には思う。つまり、生きる目的とは何かと言う事になると考えるが?今の若者は何を考えているのか分からないが、全ての若者がそうではない事も理解する。

結婚しても、夫婦共働きでないと暮らしていけない。子供を生むとこれができなくなる。等が今政府が対応できる最善策ではないかと思う。『種の保存』の意味づけはかなり問題が深いため単純には行かないが、上記で述べた結婚した若い夫婦が、子供を生める環境を作る施策に限定すれば、打つ手はあるのではないかと思う。

しかし、結婚もしないで何の為に生きるのか?私には理解ができないが、そういう人達が増えているのも確かだ。私自身、結婚して、奥様や子供がいるから、仕事を頑張れた。つまり仕事が奥様や子供を育てる為の手段だった。仕事が目的であった訳ではない。

以前、日本人と中国人の話を聞いた事がある。日本人は、仕事の為に飯を食べるが、中国人は、食べる為に仕事をすると・・・。これは目的と手段の話となるが・・・。

私と同じ年代でも、結婚していない人達がずいぶんいる。大学の同期で結婚していない物が少なくとも1/4は居るようだが、つまり少なくとも30年前頃から徐々に、日本人が豊かになる過程で、結婚しない人たちが増えて言ったのかも知れない。


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