少し前の話だが、Amazonがついに日本でKindleの発売を開始した(Amazon「Kindle」を日本でも11月発売、「Kindleストア」は10月25日オープン -INTERNET Watch、アマゾンが日本国内でタブレット/電子書籍端末「Kindle」を発売:ニュース:PC Online等参照)。Amazon.co.jp: Kindleストアも既にオープンしている。
- Kindle Fire HD:15,800円(16GB)、19,800円(32GB) ?> 12月19日
1280×800の高解像度 - Kindle Fire:12,800円(8GB) ?> 12月19日
1024×600 - Kindle Paperwhite:12,980円(WiFi+3G)、8480円(WiFi) ?> 11月19日以降の出荷
電子インク(ペーパー)
GoogleのNexus7、そしてAppleのiPad miniの発売と続き、電子書籍端末としての6~8インチのタブレットが豪華絢爛となった。これにWindows8も発売されたので、スマフォやiPad TouchやiPad等の10インチタブレットも含め、消費者としては、なんとも選択に迷う程嬉しい状況だ。
しかしこの中にほとんど日本のメーカーが話題に登場しないのがなんとも寂しい。電子書籍リーダーやタブレットとしてはSONYも発売しているが、実際日本では普及しているとは言いがたい。製品的にも価格的にも買う気が起きていない。
さて、米国では、Kindleは電子書籍リーダーとして既に一定の成功を収めている。電子インク(E-ink)の元祖KindleやカラーのAndroidのKindle Fireも。その仕組みの一つが、3G回線を無料で使えると言う物だった。そして今回もKindle Paperwhiteに3Gモデルを投入している。NTTドコモの回線を利用して、日本国内だけだが、無料で使う事ができる。ドコモと回線の契約等を行う必要も一切ないと素晴らしい仕掛けだ。
が、インターネットのブラウジングにも使えるかと言うと、残念ながら、使えない(Wikipediaのみ)。電子書籍の購入の為にAmazonへのアクセスと、書籍のダウンロードのみだ。それはそうだろう。電子書籍を売るのが目的なのだから。そして電子書籍の場合、大半がテキストだから、そのパケット料金など知れたものだ。その証拠に電子書籍のダウンロードでも、一部のコミック等はWiFiでのダウンロードとなると制限の予告されている。まあ~この辺は仕方が無いだろう。
それにしても、ますますスマフォとタブレットPCが個人も企業でもドンドン普及しそうな勢いだ。残念な事に日本のメーカーがほとんど活躍できない中で。そして更に低価格化が進んでいる。日本のメーカーはおそらく勝負できないだろう。個人的には低価格化する事で、ますます購入する意欲がわくが・・・。最もこれらの製品で何をするのか?に関して言えば、残念ながら、ブラウザー端末と言うのがメインではあるが・・・。
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