ＩＴ担当者が工場に行って３週間目となったが、それ程負荷は掛かっていない。今までの若い担当者と違って、結構年な私の所に相談しに来るのに気が引けるのだろうと思っている。
もっとも、仕事が無いわけではなく、ズット続いている手ごわいトラブルが一つまだ残ったままで、これをとにかく今週は片付けなければならないと考えている。
この様な状況の中で、一回突然の飲み会で一緒に飲んでいる（つまり割りと知っている方の）女性社員が、エクセルの関数に付いて質問してこられた。
ＣＯＵＮＴＢＬＡＮＫ関数の逆の関数を教えて欲しいとの事。私も全てを知っているわけでは無いので、すぐ調べて後で行きますと返事をして、物の数分もかからずネット検索して、その詳しい説明のあるＵＲＬと共に速攻で回答を返した。
エクセルのノウハウ（特に関数）を扱ったＨＰは非常に多く存在し、且つ丁寧な実例に基づく説明付きで有る事を知っていたので、簡単に教えてやる事ができた。と言うか他人のふんどしで相撲を取ったような物だが・・・。
彼女曰く、ネットでどうやって検索すればよいのかわから無いとの事、つまりどんなキーワードを打ては見つかるのかが下手なんですとの事。マアー簡単な事なのだが要は慣れと、必要性かなと思うが、彼女も必要に迫られて質問してきたと思うので少しでも手助けができれば幸いである。
さて私の持論だが、この女性の方の例のように仕事の必要性に迫られて、一つずつ自分で調べるなり、人から教えて貰って覚えていくのが早いし、確実に覚えられると思っている。つまり、パソコンもインターネットもエクセルも単なるツールでしかない。
※もっともこれがないと仕事にならない必須ツールではあるが・・・。
要は先にエクセル等の講習でその機能を教えて貰っても、必要に迫られなければ、使いこなせないと言う事である。
先だっても、同じ部署の女性が、今の仕事の効率化の為に当社の情報部門のエクセル講習会に参加してきた。一日ほぼ個人授業の形での講習会を組んでくれたらしい。
行く前から、事前に講師にやりたい仕事の資料をメールやＦＡＸしていたらしいが、どうも結果はあまり期待したようにはならなかったらしい。
私の経験上、上記で述べた様に、必要に迫られて一つずつ積み上げていかなければ、見に付かないし、同じ部署の女性がやりたい事はかなり困難でもある為、直ぐには出来ないだろうと予測しており（講師が実務の経験が無ければ教えるのも難しいし、たとえ知っていても直ぐには教えられない）、どうも予想した結果となったようだ。
それなら、どうして講習会に行かせたのかとの話になるが、彼女自身も必要には迫られており、且つ情熱もあったので、むしろそれを上司も大切にしたかったとの事。
エクセルは、多くの便利な関数が用意されており、マクロまで使えば、大抵の事は処理できるが、大半の方は一割の機能も使っていない。つまり四則演算とトータル関数ぐらいであろう。これでも十分便利ではある。
かなりの量のデータベース的な情報から、売上げと粗利等を異なる製品グループ別に固定名フォームで作るとなると、多少テクニックが必要となる。これらも今後の私の一つの仕事として、取り上げていかざるを得ないと思っている。
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