社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

AmazonはGoogleをカモにしようとしている?

2011-11-26 14:07:30 | ITについて

最近良く見るjapan.internet.comにAmazon は Google をカモにしようとしている - インターネットコムと言う面白い記事が掲載されていた。なるほど確かにそういう気がする。AmazonのKindle Fireの目的と言うか位置づけからするとそうなるだろう。つまり端末で利益を出したいメーカー(Motorola、RIM、Dell、HTC、HP、東芝等)と端末では利益を出さずに、後のサービスで利益を得るAmazonの戦いとすれば、当然価格競争で端末専用メーカーは勝てる訳がない。「Kindle Fire」の製造原価は201.70ドル、ハードウェア単体では赤字 - インターネットコムの記事が事実なら、そうなるだろう。事実ならと言ったのは、本当の原価がそうならと言う意味だが。

確かに日本で発売されているMotorola、LG、Saumsung、SONY、東芝は当然としてASUSやacer等のAndroidタブレットは総じて高い。従って余り売れていないだろう。おそらく通信キャリアが端末をキャンペーン等の特価で販売していたら別だが。従って、今の様な価格で端末メーカーが販売しているとAmazonのKindle fireがAndroidタブレットで市場を制覇するのは間違いない。と言う見方はできるだろう。

さて、それではlenovo ideapad A1の価格はどうなるのだろう(Lenovo IdeaPad Tablet A1)?CPUのスペックやSSDの容量が少ないと言う事はあるが、2万円を切った価格で、発売された。ネット上での評判もよく、予約が多かった為、発売日をずらした製品でもある。Kindle fireにないGPSやビデオカメラも搭載している。lenovoのこの価格は何を意味するのだろうか?

これは、静電容量タイプのタッチパネルとベストなcpuつまり最速とは言わないが、そこそこなCPUを搭載した中国製のAndroidタブレットなら、今では1万以下で、製造できるのではないか?

そして当初iPadが発売された時に、iPadの価格は相当な戦略価格だったと思う。しかしiPad発売から1.5年経とうとする現在その原価は相当下がっているのではないだろうか?そうでなければlenovoがA1をこれほど安くは発売しないだろう。これはひとえに中国の会社だからだろうか?しかしそれでもlenovoがAmazonのKindle fireに匹敵するAndroidタブレットを発売した事は、端末商売でもAmazonと競争できるメーカーがいる事を意味している。

そして逆にKindle fireの販売が成功し、過去のKindleよりはるかに多くの端末が販売されれば、これはやっとiPad以外でタブレット端末が売れた事になるだろう。おそらくそうなる事を期待したい。

日本でもlenovoのAndroidタブレットideapadA1やK1(次にK2の発売が予定)が売れれば、他のメーカーや通信キャリアが追従するだろう。もちろん米国でもAmazon以外のメーカーが追従するだろう。そうなると最初に紹介した記事のシナリオとはならないだろう。


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