社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

イントラHP作成・更新でWordPressより効率的に使えそうなソフトを発見『QHM』

2009-03-13 20:51:50 | ITについて

最近、時間に余裕ができた事もありWordPress再び(また勉強の始まりとなりそう)WordPress Ver2.7のインストールと異常な重さ、レスポンスの悪さで採用を断念WordPressVer 2.6.5のトライアル等でWordPressと格闘をしていた

目的は、当初から変わらないが、イントラHPの刷新とブログの社内利用の二つを何とかしたい為に、部内で私しか理解できないITの現状を踏まえ、自分が検するしかないとの思いからである。一方ネットで調べて見ると、WordPressのビジネスでの普及にはすさまじい物があり、既にブログ用のツールと言うより、CMSとしての利用が急拡大している。以前は沢山テンプレートが存在してはいたが、あくまでもブログ用が多く、ビジネス用ホームページとしてのテンプレート(スキン)は少なかったが、ここのところ急に増えている。改めてビジネスとしての使われ方が普及している事を実感している。

一方で、最新のWordPress Ver2.7のインストールと異常な重さ、レスポンスの悪さで採用を断念で、社内使用で最も期待していたが、サーバーの負荷の問題で、これ以上の投資も出来ない中、どうしようかと思案していた所、新たな方向性が見えて来た

社内のCMSの利用促進(と言うか促進どころかCMSを当社の情報部門が殆ど知らないので促進以前の啓蒙が必要である)より、IBMのホームページ・ビルダーを利用しての当事業部のイントラHPの活用と効率化とデザイン統一を優先する事で、WordPressよりモット当部に適していると思われるツールに偶然ネットで遭遇した。要はWordPressで色々調べていたら、新しいシステムを見つけたと言う事である。

QHMQuick Homepage Maker)と言う、PukiWikiをベースにして、編集支援、セキュリティ強化、実用的なビジネステンプレートを付加・修正し、マニュアルを充実させて、短期間で、プロが作成したようなHP作成を実現するオープンソース(GPLライセンス)のソフトである

このソフトには無償版と有償版があり、その違いはテンプレート(無償版は3つのみ)とノウハウ提供のマニュアルの差となる。何れにしてもビジネスで使うにしても、独自の写真などの追加は必要な為、無償版でどのぐらいの事ができるかをインストールして試す事にした。

インストール自体はWordPressより簡単に成功し、初期画面が表示され、編集する為のログインの認証にも成功したが、編集する為の専用のメニューが表示さえないトラブルが発生した。

本家のHPを全部見ると、この現象が発生する2つの例とその対策が既に掲載されていた。結果PHPEditorで、2番目のパソコンのローカルサーバーで使う場合 を参照し、lib/ss_authform.php を、PHP Editorで編集し、無事、編集メニューが表示されるようになった。

WordPressに比較して、ページ後とにロックが掛けられない点や、編集途中のページでも、見られてします等機能的に不足する点はあるが、とにかく軽い、早い。HPとしてはこちらが、向いていそうだ本文の編集に多少、クセがあるが、慣れだけの問題だろう。つまり、WordPressはHTMLでの編集やWYSIWYGの編集が出来るが、このQHMはPukiWikiをベースにしている為、整形の為のタグを打ち込まなければならないが、そのよく使用するタグはGUIで用意されており、チョット特殊ではあるが、HTML等より、簡単であり、且つ前頁のデザインの統一性を考えると、むしろこの方がよいかなとも思っている。

世界大不況の中、経費削減等厳しい状況が続く中、古いサーバーのリプレースは考えづらく、パワーの無いサーバーで運用をすることを考えると、このQHMの方が、どうもよさそうな気がする。とにかく軽いし、レスポンスが早い。更にRDBMSを使用していない為、PHPが動けば、何とかなる為、かなりのレンタルサーバーでも動作しそうだ

一方、WordPressも捨てがたく、色々なビジネステンプレートを利用して、個人でHPを開く時には、こちらの方も考えたいと思っている。

いずれにしても、わずか短期間の間に(最も私が知らないだけだと思うが・・・)、新たなシステム、しかもWordPress同様無料で、新しいシステムがオープンソースで出来て急激にユーザーを伸ばしており、この業界の速さを改めて、痛感している。

WordPressは既にブログツールというより、CMSの方向へ向かっており、楽しみな状況であるが、既に3年程、当社の情報部門は遅れており、考え方もコストダウンや効率化などに関しても、今回のような危機的状況でないと、考えが及ばないらしい。

IT投資では、特に新しい開発を行なわなくても、固定的経費(PCやサーバー、MSやオラクル等へのソフトライセンス等)が大半を占める中で、フリーのOfficeソフト(Open.Office.org)やファイルサーバー(Linux系)やクライアントPC(国産ではなく、DELLやHP)等への転換等、現業部門は必死で考えている事からすると、スタッフ部門たる情報部門は、相変わらず保守的であると言うか技術がないと言うか、人事毎としか見ていないような気がする。


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