新サーバーのリモートソフトはWindows標準のリモートデスクトップ接続を使う事にしたが、その後年度末処理やウィルス対策などで新サーバーの環境構築が遅れていた。殆どこの間何の作業も進めていなかった。今月に入ってこのままでは流石にまずいと、環境構築の作業を進める事にした。
まず、当部で使用しているファイルサーバーと業務システムを、親会社のサーバーから移す事から始めた。この為に、100GB超のデータを転送しなければならないが、ネットワークを介してWindowsのIEでファイル転送をすると素晴らしく効率が悪い為、ファイルコピーソフトを試す事にした。親会社のIT担当者お勧めのFire File Copyを使用して夜中に転送した。しかし、日々元のファイルサーバーのファイルが更新される為、差分コピーをする事にしたが、それにしてもFire File Copyの処理スピードが期待したほどではない。つまり遅く感じられて仕方がない。更にこのソフトのソースとディスティネーションのファイルパスの指定が私が指定したいパスに思うように指定できない。
結局このFire File Copyと言うソフトと同じ様で更に早そうなFastCopyと言うソフトを試してみる事にした。
結果、今後このFastCopyと言うソフトを使う使う事にした。理由はFire File Copyに比較して、転送スピードや差分コピーのスピードが圧倒的に早かったからだ。通常はこのコピーソフトの仕組みからして、何でこの様な差がでるのか?考えられないが、恐らく特殊なケースなのだと考えている。
上記であげたソースとディスティネーションのファイルパスの指定は、私がイメージした設定が簡単にできる為、これも含めてFastCopyを選択する事にした。
<フォルダー毎のソースとディスティネーションの指定方法:FastCopy>
FastCopyでは、ディスティネーションのフォルダー指定の最後に¥をつけるとつけない事で、下記の二つの処理が可能となっている。これが私の最も指定したかった設定だ。
ソース:c:~¥~¥フォルダー1
ディスティネーション:フォルダー2
フォルダー1のファイルがフォルダー2にコピーされる
ディスティネーション:フォルダー2¥
フォルダー1がフォルダー2の中に作成されコピーされる
今回初めてこの手のコピーソフトを使用したが、その威力に驚かされた。昔単身赴任時代には出張が多かった為に、ディスクトップPCとモバイルPCのファイルの同期をとる為に、シンクロソフトを使用しており、その威力は知ってはいた。
今回は、改めてそれと同時に巨大なフォルダーのバックアップやシンクロ処理を行なう時に、夜中に走らせておく事や、エラー処理を考慮した時のこの手のソフトの処理の便利さに改めて感心する事となった。やはり、IEだけで、処理するのには無理があったと言う事になるのだろう。
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