社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

Windows、MSOfficeとIE6.0の憂鬱

2010-06-10 07:57:34 | ITについて

イントラホームページの作成・管理用にPukiwikiベースの無料QHMを選んだが、これの最大の条件は実はIE6.0で動作する事だった。もちろん実績や日本語のサポート等は当然としても。

IE6.0と言うと既に市場で10年近くになろうとしている。この間、バージョンアップが行われ、現在のWindows7ではIE8が標準だ。しかし当社(親会社)のブラウザーの推奨(実際は推奨ではなく、強制)は、IE6.0となっている。これはIT化が進んだ企業ほどその互換性に大きな問題を抱えると言う皮肉な結果となっている。当社は早くからサーバーサイドプログラム(アプリケーションのWeb化)への移行を進めていた事から余計に、このブラウザーの互換性が問題となっている。

しかし一方で社内のアプリケーションの多くも、MS-ExcelやAccessによって動く物が多く、この為MS-Office2000の呪縛から逃れられない。OSはと言うと、WindowsXpに縛られたままだ。

つまりWindowsXp、MS-Office2000とIE6.0と言う既に過去となったソフトに何時までもとらわれていると言う事になる。しかし、これは当社だけの問題だろうか?今でも多くの企業がWindowsXpを使用しているだろうし、場合によってはWindows2000やWindows98SE等もあるかも知れない。MSの互換性なきバージョンアップと切り捨てが最大の原因だ。最もMSのサポートが無くても、社内でこのバージョンを使い続けると言う道もあるだろうが、現実には既に販売中止の製品の為、新しいPCハードで古いOSやOffice等を動かす事も困難になっている。もちろん環境にやさしくリースアウト後も再リースや中古PCを活かすと言う手もあるが、大手企業ではこれもなかなかできない。

結局、これらの問題を先送りして、今が有る気がする。WindowsXpのMSのサポートが切れるのが2014 年 4 月 8 日(メインストリームは2009年4 月 14 日に切れており、期間を延長した)だったはずで、これ以降をどうするか?最大の問題は互換性がない事に尽きるのだが、これは全てMSのせいかと言うと全てMSのせいだ。それに依存したシステムを組んでしまった企業のIT部門の責任でもある。時代はドンドン進化する中で、もはやOSの議論が飛ぶぐらいになりつつある中で、残念ながらWindows、MS-Office2000、IE6.0に縛られたまま、どうするのか?今のところ隔離(IT鎖国)状態なので、ウィルス被害やその他の大きな問題とはなっていない。しかし黒船も来ている為、心配だ。惜しむらくは、サーバーサイドプログラムを推奨した時点で、ブラウザーの指定を複数すべきだったと思うが・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿