社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

自分の購入したPDAの変遷と終焉

2007-10-14 01:43:29 | ITについて

自分が最初から、PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタンツ:個人用の携帯情報端末)に凝っているとか興味があったわけではないが、最初の出会いは、当社に2回目の転職で入った数年後、中堅クラスの会員組織(管理職直前階級:もちろん会費が毎月徴収されていた)からの、提供(プレゼント:会費だけ集めているが、殆どイベント等できなかった。よくよく考えてみると当たり前の話で、皆忙しかったと思う)が最初だと記憶している。
その後、PDAより、PC(パーソナルコンピュータの自作やオーバークロック等、Appleのマニアックでクリエイティブな世界や自分でプログラムを組む世界等)へ、のめりこんでいったりして、PDAが世に出る出ないを含めて一応、ウオッチはしていたが、手は出さずの世界だった。

※今となってはどうでもよいが、この中堅クラス組織は、積み立て等が最後多く残り、当たり前の話で会費は集めたが、皆忙しく、お金は貯まる一方で、イベント等を企画してもあまり実施できず結果、私も含めて形としてもらったのが、シャープ社の電子手帳と、その会が数年後、発展的解散(かっこよくいうとだが。。。)になるときに、オムロン社の親指血圧計(この時は製品を選ぶ選択肢が合ったと記憶しているが)と積み立てた会費の返還(かなり戻ってきて、臨時収入で助かった記憶がある)である。

さて、その後PCの世界にのめりこむと、どうしても当時としてはPDAの情報も入って来る事から、結局PDAの世界へも、のめりこむ事となった。

先に私の考え:結論を述べてしまいますが、日本では、PDAだけの製品は、今後出てこないと思っています。過去15年?20年?アップルのニュートンからするとかなり長い期間になると思いますが、その間色々なメーカーが夢と努力をし、結果現在ではその単体の役目は終わったと解釈しています。ハードと使い方の結論からすると、PCの変化・流れが一つの方向しか向かわなかった為、MSやシャープ、ソニー、HP等多くの企業は、夢を持って製品化・努力したのだと思うが、一般のユーザーはその性能や機能に付いていかず、方向も迷ったままだったような気がします。

※1 MS(マイクロソフト)はWindows CEを含めがんばったかなと思うけど、何か(あきらかなような気もします)が足りなかったと思います。私は個人的には下記に示すように、何回もMSのCEに夢を求め、多少浮気(シャープのザウルスやパーム、サイオン)もしながら、それでも夢を追ってきたような気がします。

※2 私はあくまでも、MSのソフト特にIMEに関しては、ATOK、VJEにもう何年も立っているの、これらにもまだ匹敵しない変換効率の悪さに、閉口しています。しかし息子に言わせると、標準なままでバイトで教えられるから、ATOKや外の便利な物だと困るとの事も言っている。つまり、よいものだと、周りの商売にならないから、適度に悪い不都合な物を社会に提供している事が重要なのかもとも思うが、私個人の意見であり、偏見的意見です。しかしマアーこの世界でそれなりに長い方はMSのIMEの余りのひどさに、あきらめているのかなと勝手に推測しています。

先ほど一方で、PDA単体の製品は出てこない、その役目は終了したと述べましたが、その理由の一つが、携帯電話です。この携帯電話の機能のあまりの進歩にPDAの機能、デジカメ機能、IME(特にPCにない予測変換機能)等、一昔前のCPUパワーは十分あり、リアルタイム性と機動力には、もう既にPCが凌駕されている気がします。もちろんPCの役目は終わっておらず、会社内ではPCがなくてはならないくらい必要な存在ではありますが、携帯電話を見る限り、違うPCのあり方が見えてくるような気がします。

なお、欧州(米国は、私は最近行っていないし、知り合いがいない為、よくわかりませんが)では、携帯が進化した日本と異なり、PDAに携帯機能が付いたイメージです。従ってパームやシンビアン等のOSや機能で通信ができるイメージです。

<PDAの変遷>

メーカ 製品 コメント
シャープ


電子手帳

電卓+住所録の機能があり(日本語入力は単漢字変換)で、奥様と息子が住所録に使っていた。
シャープ ザウルス
PI-3000
確か、初代ザウルスであり、日本のPDAの原点。手書き入力で認識もかなり良く、欠点は液晶が見づらい、チョット大きいぐらいかな。電源のON/OFFの機敏性がチョット悪かった気もする。よくも悪くも、日本のPDAの原点と思っています。
シャープ ザウルス
MI-E1?
それまでの横型と異なり、縦型のタイプでしかも、スライド式キーボード付きであり、ユーザ作成の多くのソフトをインストールできた。しかも液晶がカラーで見やすく 、コンパクトであった。当時の欠点は、見やすい液晶の代わりに電源が余り待たない事。
シャープ igeti モノクロで安い、軽い、機敏なザウルスで、初代に比べると、ぷらっちっく丸出しでおもちゃみたいに見えたが、カラフル(3色?)をそろえていた。
カシオ カシオペア 初代、Windows CEのPDAで、キーボード付き、モノクロ、PCカードスロットあり、Windowsと操作体系が非常に似ており、出たばかりの時に飛びついて購入した(出る前から色々情報を収集し約半年ほど心待ちにして、同時に販売予定のNECと日立のWindows CEマシンとどれを買うか悩んだ末一番出荷が早かったカシオ製カシオペアを購入。最後は、粗大ごみで廃却。
NEC モバイルギア 初代カシオペアのキーボードに満足せず、ブラインドタッチができるPCの代わりになる(PCよりべんりな瞬間立ち上げ等)用途向けに、殆どPCと同じだが、モバイルギア?を購入した。Windows CE機の初代ではなく大型のキーボードを備えたPDAです。
サイオン サイオンレボ  米国製のギミックな、PDAで、横型のキーボードオープン型なのだが、キーボードがスライデングするかわいらしいPDA。ソフト:OSが非常によくできており、非常に軽く、人に見せては優越感に浸っていたが、最後まで日本ではマイナーで日本語のソフトも余り普及せず、PCとの親和性(データのやり取りが殆どできず)、結局ソニーのクリオの初代が出た時に、これを売ってしまうことになった。
ソニー クリオ ソニーが出した、初代の二つ折り方:携帯タイプのPDAで、デザインに惚れさすがソニーと思い、サイオンを売って、差額で購入したが、これもPCとの連携は良かったのだが、デンキ切れを起こすとデータが飛ぶ等、不安な状況が多く、これも結局サイオンと同じ運命で、シャープがリナザウルスの2号機(オープン型キーボードつきのVGA液晶付き、但しOSが、シャープ独自からリナックスに変更)を販売すると、これを売却しまた差額でリナザウルスを購入する事になった。 
シャープ テリウス やはり、Windows CEの機械でVGAの大画面液晶を備え、PCと同じように使え、軽く、瞬間起動と終了と目的に購入したが、結局スピードが遅すぎて、PCとのが完成がありすぎたため、逆にその差が大きく見えた。従って最後は売却した。
シャープ C700

キーボート付きで、オープン・反転すればタッチ式のみのPDA(もちろんタッチペンで指定可能)で、CFスロットとSDスロットの両方を備えていた。またVGAの画面で、非常に画面が美しく且つ明るく、画像表示機としても音楽プレーヤーとしても使えた。もちろんインターネットへも接続できたが、シグマリオン同様、当社VPNへは対応しておらず(シャープやDOCOMOが悪いとは思わない)あまり、約に立たなかった。但しこの当時100l万語辞書の英二郎が動かせる事ができ、辞書と音楽プレーヤーとしてよくしようした。欠点がアプリの起動が遅いのと電池が一時間ぐらいしか持たなかった。

※2代目リナザウルスであるが、かなりの評判になった機種

DOCOMO シグマリオン2 キーボードつきのハーフVGA使用でブラインドタッチができた。もちろんCFスロットがあった為、大容量CFや通信カード(b-mobile等)でどこでもインターネットをすることができた。


振り返ってみると、まあ何と言うか、多くの無駄をしたような気がするが、これが私の趣味みたいなものだった為、奥様も余り文句を言わず、また買うの?何のために?今もっているのはどうするの?と言う質問の繰り返しだったような気がするが、つい先だってシャープのC700とシグマリオン?をソフマップで外の物と一緒に売った。何とc700もシグマリオン?も8,000円だったと思うが今となっては非常に高く売れたと思っている(元々燃えない不燃ごみで出してしまう予定だったため)
最も、奥様に言わせると(言わないが)、元はいくらで買ったの?といわれそうでこわいのだが。。。

結局今手元に残っているのはモバイルギアのみとなったが、これも近い内に、外の物と一緒に売却処理かなと思う。

先ほど書いたように、携帯を調べていると、PDAでできることが殆ど(むしろPDAより進んでいる)ということが、わかり特にキーボードを利用した予測変換入力等は、既にPCすらも超えている事から、日本のPDA単体のの将来は、完全になくなり、全く新しい発想での商品が世の中にでてくる物と期待したい。
なぜ期待するかというと、現在のPCと携帯の間を埋めるものがやはり欲しいと個人的には思うからである。
つまり、PCはまだ完成されていないと思うし、携帯は果てしなく進化しているからである。
自分個人的には、今の携帯のCPUがチョット早くなって、画面がチョット大きくなって(余り大きくなってもらっては困る)、持ち運び可能なキーボードがつけば、かなりの自分的欲求を満たすとは思うのだが。。。。
まだ、シャープががんばってくれているが、ソニーも撤退し、日本ではもうPDA単独の製品はなくなった。電子辞書が取って変わるのか、携帯かはたまた、携帯音楽プレーヤーか?

いずれにしても、日本ではPDAの歴史は終わり、私のPDAの歴史も終わった。
今回は、かなりマニアックな話でした。それぞれの商品の写真を掲載できれば、よいのですが今回は時間なしで入れられていません。 → 従ってこのページはアップした後で写真追加等します。

 


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