秋月のBL & BLOG

秋月です。21歳の男性。趣味の自作歌詞を投稿したり、普通の記事を書いたりしています。えへへ。

BL台本『乱れ咲く躶』

2021-01-27 18:00:00 | 台本
「乱れ咲く躶」
作者・鹿川綱吉

あると便利な音源
・ハサミの音
・シャッター音
・ローションの音

攻め・☆
受け・★

第1場面「勤務後の罠」

☆先輩〜おつかれさまです!

★お疲れ。

☆今日も凄い繁盛してましたね〜疲れちゃいましたよ〜

★店長が勝手に店の広告出したからな。

☆それにしても、先輩凄い大人気ですね〜いつも指名されてるじゃないですか〜

★まぁ、実力だよ、実力。

☆本当に憧れちゃいますよ〜

★お前も頑張ればなれるさ。ところで喉乾いたから、飲み物淹れてきてくれ

☆はい、分かりました。僕も話疲れちゃって。お茶、淹れてきますね〜

(☆先輩は僕の物なのに…女性ばっかり。だから今日、こっそり睡眠薬を持って来たんだ…先輩が僕しか愛せなくなるように)

☆先輩〜淹れてきましたよ〜

★悪いな。(ゴクゴク)あーうまいな〜

☆先輩〜接客のコツってあるんですか〜?
僕、ホストなのに、会話が苦手で〜

★うーん、そうだな。まずは話を最後まで聴いてあげる事かな。中には、愚痴だったり、相談してくるお客さんもいる。共感をしてあげながら、最後まで聴いて、的確なアドバイスを教える。俺らにとっては、小さな言葉でも、お客さんにとっては人生を救う言葉になるからさ。

☆なるほど…

★うん、経験だよ。うーん、、、
[★が眠くなる]

☆先輩〜?どうしたんですか〜?

★悪いな、今日は特にお客さん多かったからな、眠くなってきたわ[眠そうに]

☆先輩??

[★が寝る]

(☆この睡眠薬、高かったんだけど、凄い効果だな…こんなに早く効くなんて…ふふっ…先輩の寝顔かわいい〜♡ 楽しみにしてて下さいね?先輩♡)

第2場面「後輩の家」

★ん?ここは…?

☆先輩〜おきちゃったんですか〜

★お、お前、う、うわっ!

☆先輩が暴れるといけないから〜ベッドに括り付けましたよ〜

★ほ、解けばか!

☆嫌ですよ〜せっかく先輩と楽しめるのに、解くわけないでしょ〜?

★なっ…貴様…

☆僕、先輩が好きなんです。あ、勿論、恋愛で。ですよ?

★はぁ?

☆僕が好きって言っても、「はいはい」とか「ありがとよ」しか言わないじゃないですか〜?

★それが何だ!

☆だから僕がどれほど先輩が好きか、身体で教えてあげようかなって思って。

★やめろ!

☆うーん、まずは服なんて要らないよね〜

★はぁ?触んなぁ!

☆しまったな〜キツく拘束しちゃったから、服を脱がせられな〜い

★くっ![対抗する]

☆これで服を切っちゃいますね〜

★ハサミ…?待て、やめろ!

☆動かないで下さいよぉ〜?

[ハサミの音]

★お前…ホストなら服の大切さ分かるだろ!

☆上着切っちゃった〜

★覚えとけよ…

☆次は〜シャツだね〜

[ハサミの音]

★やめろ!頼む!

☆あ、胸が見えちゃったね♡ 
 先輩の胸可愛い〜

★見るなバカ!

☆次は〜下も脱いじゃおっか〜

★下はやめろ!上なら何してもいいから!
 やめ…ろ…[抵抗]

[ハサミの音]

☆あれ〜?先輩のパンツ、ピンク色なんですか〜?かわいい♡

★悪いかよ!

☆しかも〜何でここ、山になってるの〜?

★嫌だ!うるさい!

☆後輩に拘束されて〜服チョキチョキされて〜興奮してるんですか〜?♡

★くっ!いい加減にし…ろ… 
 興奮するわけないだろ!

☆そ〜なんだ〜、じゃあ確認するよ〜

★あ、おぃ!

☆先輩〜元気になってるじゃん♡

★殺せ…殺してくれ…

☆先輩の、完全に剥けてないんですね

★店長に…言うぞ…お前…

[シャッター音]

★なっ!!!?

☆そんなことしたら、この写真、お客さんにばら撒きますよ〜?

★く…くそ!うぅ…

☆仕事では先輩の方が上ですけど〜こっちの大きさは、僕の方が上みたい♡

★黙れ…くぅ…

☆先輩苦しそうですね〜

★お、お前…何した?熱い…

☆やっと効いてきたんだ〜先輩が寝てる間に媚薬を飲ませてみたんですよ〜。先輩も、先輩のも、苦しいはずだよ♡

★はぁ…はぁ…

☆先輩〜僕にどうして欲しいんですか〜

★はぁ…はぁ……て欲しい。

☆え〜?聴こえないですよ〜

★鎮めて欲しい…

☆あ、先輩壊れた♡

★頼む…鎮めてくれ…

☆何でして欲しい?

★お前の…手で…

☆も〜先輩しょうがないな〜

★あり…がと…
 はぁ…はぁ…

☆先輩〜これ何か分かりますか〜?

★ろ…ローションか…?

☆そう、これを先輩の大事な所に…

★うわっ!冷たっ!

☆ビクンってなった〜笑
 先輩かわいい

★くっ…はぁ…はぁ…
 そんな…塗り込むなぁ……

☆気持ちいい?

★気持ちいい…

☆先輩〜足開いて〜?
 できる限りでいいよ〜

★こ…こうか?

☆うん、じゃあここもローションを…

★うわっ!そこは…汚いから…
 やめろ…そんな…ところ…

☆簡単にほぐれちゃったね♡
 先輩が壊れるまで永遠と攻める続けるから覚悟してね♡

★仕事…まで…なら…あっ♡

☆仕事?先輩〜明日先輩は仕事ないですよ〜僕が店長に言って休みにしてもらいましたから〜

★なに…勝手なことしてんだ…

☆僕に口答えするんだ〜。ここの指、3本に増やすね…

★ああっ♡ うぅ…気持ちいい…

☆先輩はもう僕のペットだよ〜。
これからは僕が稼いで先輩を養うから〜、
先輩は身体で僕に愛を捧げてね♡


(☆それから僕と先輩は身体で交わり続けた。先輩は完全に壊れてしまった。先輩は僕だけを見るようになった。女性に興味が無くなり、ホストも辞めた。あなたが、この話を聞いている今も、僕は何処かで、先輩を犯してる)

「乱れ咲く躶」
ー終ー