ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

JOTA

2009年10月18日 | 団活動
JOTA(Jamboree on the Air)は、世界スカウト機構が主催する国際行事である。世界中のスカウトがアマチュア無線を通じて、スカウト仲間と交信し、友情を深めることを目的としている。毎年1回、10月の週末に行われている。
昨年VS隊員がアマチュア無線の免許を取得した。交信した経験が無いので、JOTAに参加したいと言ってきた。例年、奈良県連盟アマチュア無線クラブがJOTAに参加しており、開催場所である黒髪山キャンプフィールドに、VS隊員を連れて行った。
アマチュア無線はスカウト活動中に連絡用として使用しているが、このように不特定多数の人と交信する機会に参加するのは学生時代以来である。黒髪山につくと無線クラブの人と挨拶をした。初対面の人ばかりであったが、同じ趣味を有するもの同士、すぐに打ち解けて、四方山話に花が咲いた。VS隊員を紹介すると、とても歓迎してくれた。
しばらくは先輩オペレーターの横に座って、交信のやりかたを聞かせてもらう。VS隊員にとって交信の様子を見るのも初めてなので、興味をもって聞いている。最初の交信は、無線クラブの知り合いの方が相手である秋田県のスカウターと交信をさせてもらった。とても親切に交信してくださって、新人の参入を歓迎してもらった。
しばらくすると、同じ黒髪山キャンプフィールドで活動をしていた、奈良2団のビーバー・カブ・ボーイ隊員が見学に来た。彼らもアマチュア無線で交信するところを見るのは初めてだと思う。とても興味深く交信の様子に聞き入っていた。この中から将来アマチュア無線の免許を取ろうと思う隊員が出てきてほしい。
二昔前は趣味の王様と呼ばれたアマチュア無線だが、携帯電話やインターネットの普及により通信手段としての優位性は少なくなり、趣味として楽しむ人も減り続けている。そのような背景の中、今回のVS隊員のアマチュア無線免許取得もたいへん喜ばしいことであり、JOTAに参加する意欲も素晴らしいと思う。今後、アマチュア無線に興味を持つ隊員たちが増えてくれることを望む。

活動報告、うだアニマルパーク

2009年10月18日 | ビーバー隊活動
10月11日(日)宇陀市にある"うだアニマルパーク"に行ってきました。ここは、平成20年4月にオープンした動物たちとのふれあいを体験できる場所です。
まず初めにバター作りを体験しました。動物学習館の担当の先生から作り方を教えてもらいます。搾ったばかりの生乳(せいにゅう)を小さなプラスチックの容器に入れて、5分~10分くらい振り続けると固まってきます。振っていると、音が聞こえなくなり、固まったことがわかります。できあがったバターをクラッカーにのせて、食べました。自分で作ったバターはとてもおいしいです。
牛の乳搾りをします。牛はとても大きいですが、やさしいのでこわくありません。順番で牛の横にしゃがんで乳を搾ります。乳搾りの終わった隊員から小家畜舎に行きます。"とり"、"うさぎ"、"ぶた"などの小家畜が飼われています。うさぎとぶたには直接触れることができます。ぶたは毛が固く見た目よりも手触りがごわごわしています。
飼育体験舎では、"やぎ"と"ひつじ"に餌をやることができます。係りのの人に餌をもらい、柵の中のやぎに餌をやります。餌を持った手をだすと、やぎが顔を近づけてくるので、最初は少しびっくりしますが、慣れると上手に餌をやることができます。また、屋外の柵内には"うし"、"ひつじ"が放し飼いにされており、柵越しに手で触れることができます。
普段は生きている姿を見ることがない動物達に、直接触れられる機会が得られたのはとてもいい経験です。そして、このような動物達に対して、感謝の気持ちを持つことができるようになったと思います。