ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

ブログ活用について

2008年12月30日 | 団活動

「スカウティング研究センター 事務局の日記」のホームページ勉強会の記事の中で紹介されている講義の際に使われた資料「ホームページについて、- ブログサイト設置の勧め -」を拝見した。
ブログがボーイスカウト広報活動にとって非常に強力なツールであることや、ブログで情報発信するための知恵が、大変よくまとめられている。本資料の「ブログ活用方法」の章では、

  • 活動予定と活動報告(隊活動の報告投稿は各隊リーダーに依頼)
  • 会議の結果を報告(団委員会、団会議の記録を指導者間で共有
  • 写真の効果(広報誌で利用可、印刷媒体との連携へ)
  • 書きためることの重要性(1年続けると活動データベースになる)
  • スカウトに記事を書いてもらうことも可能(「情報処理」に「団のホームページに協力する」と言う細目あり)

とあり、複数の担当者で共同してブログ編集作業をすることを勧められている。

このブログも2006年2月から続けているが、いまのところ執筆者は私一人である。もともとの成り立ちが、私の個人的な思いや考えを述べるための私的なブログだったからである。本年10月のサイトリニューアルで、活動予定や活動報告も含めた、当団ビーバースカウト活動の広報ブログになった。今回の資料を拝見して、ブログのあり方、その目的を再確認することができた。

ブログを設けるには、少しばかりのパソコン、携帯電話の知識は必要であるが、ハードルは高くない。日々の運用を継続させるためには、複数の執筆者で担当するのが良いと考える。ブログ未設置の団・隊は、是非広報ブログを開設されてはいかがだろうか。

 


日本の林業を憂う

2008年12月24日 | 団活動
20日(土)にカブ隊長とキャンプ場整備に行ってきた。冬のキャンプ場は一面落ち葉に覆われている。冬場はキャンプ場を使うことが無いので、整備といっても点検をするくらいだ。今回は、キャンプ場を提供いただいている地主さんへの暮れの挨拶が、一番の目的である。
地主さんは3人いらっしゃって、皆さん、白木の村にお住まいである。盆暮れには、いつも代表の方のおうちに挨拶に行っている。日ごろお世話になっているお礼と、これから先のことも御願いをして、世間話を少しして帰る。この世間話の中で、林業の話になった。地主さんは多くの山林を持ち林業を営んでおられる。今回は、その苦労話を聞くことができた。最近では、山から木を切り出して市場にもって行くためのコストが、木を売って得られる金額よりも大きくなっており、まったく採算が取れない。また、後継者が見つからない。この地主さんのお孫さんも橿原市内に住宅を購入されており、生活基盤はすでにこの村には無い。高齢者ばかりでは、普段の山林の手入れをするのもままならない状況である。
聞くところによると、奈良県内、日本国内の林業状況はどこも同じで、衰退する一方である。財政難の行政には期待することはできない。最近では解雇された派遣社員を林業・農業関係の仕事で採用するような動きはあるらしいが、どのような効果があるのかが見えない。いずれにせよ、このまま放置すると、山は荒れ放題になり取り返しのつかないことになるだろう。なにか、我々にできることは無いのか、思案中である。

歳末助け合い募金

2008年12月23日 | ビーバー隊活動
今年も例年どおり、歳末助け合い募金を行いました。育成会3班は笠縫駅に集合し笠縫駅と八木駅で、育成会2班は田原本役場に集合し、万代、田原本駅、おくやま、オークワで、育成会1班は石見駅に集合し結崎駅、SATYで、それぞれ募金活動を行いました。
今日は午前中は天気が良かったので、日があたるところは、寒くは無かったです。私は笠縫駅でしばらく立ち、その後の他の場所にいる隊員達の様子を見に行きました。八木駅やスーパーはひっきりなしに人通りがありますので、間をおかず御願いの声を出さなければなりません。笠縫駅などは、電車の来る前、電車が到着した時にしか人が通りません。人が通らないときは結構退屈です。場所による違いはあるものの、隊員達は大きな声で道行く人々に募金を呼びかけていました。
集めた募金は、明日、田原本町役場、三宅町役場、川西町役場に団委員長と隊員が持っていき、歳末困っている人のために役立ててもらいます。

12月度隊集会 クリスマス会

2008年12月22日 | ビーバー隊活動
青垣生涯学習センター調理室で、午前中は、クリスマス料理に挑戦。午後は会議室に移動して、かくし芸大会をしました。
料理は、ピラフ、パウンドケーキ、フルーツポンチ、鶏の照り焼きです。それぞれ担当する料理にわかれて作業をします。指導者の副長・補助者さん達、付き添いのお母さん達の指導のもと、隊員達は自分の為すべき事をこなしていきます。とても良く、料理をつくることができたと思います。料理が出来上がったら、みんなで一緒に食べました。自分達で作った料理はとてもおいしいです。お家に帰っても、いつも、お母さんのごはん用意のお手伝いをするようにしましょう。
昼からはかくし芸大会です。めいめい持ち寄ったかくし芸をみんなの前で披露します。とても良かった点は、みんな積極的だったところです。次にやりたい人をつのったところ、みんな競って手を上げていました。かくし芸もたいへん良くできたと思います。普段見れない姿が見れて、みんないろんなことができると感心しました。
とても楽しかった一日でしたね。今年のビーバー隊として活動は、これで終わりです。また、年が明けたらすぐにスキー訓練、1月25日に凧揚げ大会があります。みんな、また元気な姿を見せてください。

偉大なる業績

2008年12月19日 | ビーバー隊活動
先週8日(月)に、小暮幹雄先生と長八州翁(おさやすお)先生にお会いする機会があった。
小暮先生は縄結びの第一人者、長先生は「スカウト用語の基礎知識」の著者として有名である。今回初めて知ったのだが、お二方とも、ビーバースカウト試行隊以前からカブ年代より下の少年少女達の活動を模索し、今のビーバースカウト活動の枠組みを創られたのである。小暮先生は、そのためにカナダのビーバースカウト活動を視察され、日本での呼称をどうしようかと悩まれた。また、長先生は試行隊以前から活動の実際について研究されておられ、当時子供達に与えていた賞が、今の「このは章」となった。
今私たちが活動できるのも、先人達が20数年前に努力されたからこそなのである。日本におけるビーバースカウト活動の黎明期を担ってこられたお二方とお話をすることができ、大変刺激になった。もう一度原点にたちかえり、ビーバースカウト活動の意義やあり方について考えてゆこうと思う。

BS隊集会 活動成果発表会

2008年12月17日 | ボーイ隊活動
14日にBS隊集会も青垣生涯学習センターの別の部屋で行われた。(CS隊集会は視聴覚室、BS隊集会は会議室) BS隊集会は、4月から12月までの活動成果発表会だ。
先週7日およびこの日の午前9:30から午後2:30までは、発表の準備を行った。昨年までは模造紙に書いたものを用いて発表を行ったが、今年はパワーポイントが中心である。隊員達はパソコンを自在に操っている、学校の授業で使い慣れているのだろうか。あるていどグループ分けをして分担して作成・発表をするのだが、うまく進むグループとなかなかすすまないグループがあるようだ。
午後2:30から発表の時間である。発表する相手は、保護者、CS隊員(CS隊集会後に合流)、BS/CS指導者である。さすがに大勢の前で話をするのは緊張するのであろう、表情が強張っている。各活動ごとに発表者は交代する。発表の後は質疑応答があり、いろんな質問がなされる。キャンプでしんどかったことや楽しかったこと、アメリカスカウトとの交流の際の食事のことなどが質問としてあがった。
発表は単なる事実の羅列に終わらず、自分達が感じたことや考えたこと、学んだことなども述べられており、良かったと思う。もう少し大きな声で堂々とした態度で発表すれば、さらに良いものになったと思う。

12月度隊集会 クリスマス会

2008年12月17日 | ビーバー隊活動
日   時:12月21日(日) 09:00-15:00
場   所:青垣生涯学習センター 調理室
服装・持物:制服・制帽、ネッカチーフ、七つ道具、水筒、エプロン・三角巾・ふきん1枚、米半合、コップ、皿、フォーク
内   容:クリスマスの料理、かくし芸大会
そ の 他:かくし芸をひとつ用意しておいてください。


小さな世界

2008年12月16日 | カブ隊活動
カブ履修科目の中に「世界の国々について知る」という項目がある。具体的な内容については、うさぎ・しか・くま、それぞれのカブブックを参照してほしい。
12月のカブ隊隊集会を見学に行くと、これをテーマにして活動を行っていた。体験から学ぶということで、隊員達が自作の紙幣を交換してお互いのパスポート(自作)にサインし合うゲームをしていた。全員と交換が済んだ後のゴールは、世界の国旗を世界地図の上に立てることにある。これが結構難しい。くじで引いた国名から国旗を選び出し、その国旗を世界地図の正しい位置に立てるのである。
ヒントとして、国名と国旗の一覧は壁に貼ってあるのだが、私たちの学校時代に習ったことの無い国がたくさんある。学校を卒業してから何年も経っているので、その間に世界情勢は変わってるだろうし、当たり前のことだと思うが、この事実はなかなか受け入れがたい。自分の勉強不足に愕然とするのだ。
これから先の時代は、世界情勢はもっとめまぐるしく変化するであろう。今の子供達は、私たちよりももっと勉強をしていく必要があるのではないだろうか。

旧友

2008年12月14日 | 独り言
先週、とても古い友人に会った。島岡君という高校時代の同級生である。入学して出席番号が次だったため、すぐに仲良くなった。私と妻の共通の友人であり、高校時代は3年間同じクラスだった。彼は今、ハーバード大学で教鞭をとっている。一週間の予定で帰国すると聞き、昔の仲間を呼んで宴を催した。
訪日直前に、妻の勤める西大和学園から講演の依頼があったので、島岡君に打診したところ、二つ返事で引き受けてくれた。
講演当日、私もその場に立ち会った。彼の話ぶり、生徒達の反応を見て、人を動かすのは情熱だと再認識させられた。若い頃、友と将来の夢を語り合った時の感動がよみがえってくる。忘れかかっていた大切なものを取り戻したと思う。
友情よ永遠に。

新入隊員説明会

2008年12月13日 | 団活動
今日の団会議で、来年度の新入隊員説明会の日取りが決まった。2009年2月15日(日)09:30~になった。例年より一ヶ月ほど後ろにずれている。ということは、説明会から入隊の意思確認までの時間が短くなるということである。
例年だと、説明会の後は、隊集会に体験参加をしてもらって、ある程度の感触をつかんだ上で入隊するしないを決めてもらっていた。来年は、このプロセスを経ることが難しい。年度末の登録事務などの手続きから逆算すると、3月1日には新入隊員の面接を行う必要がある。すなわち、説明会から面接までの間に体験で参加できる隊集会が一回しかないのだ。2月22日に予定している「施設見学」である。今はまだ、どこに行くかは未定であるが、体験参加の隊員にとって魅力ある活動になるよう、計画をよく練る必要がある。
隊員の保護者の方には、来年度小学1,2年生になる子供たちのいるご家庭に、ビーバースカウトへの勧誘を御願いしたい。できるだけ多くの方に説明に来てもらい、良い印象でビーバースカウトに入ってもらえたらありがたい。

12月度隊集会 凧作り

2008年12月11日 | ビーバー隊活動
12月7日(日)に、2009年1月25日の地区合同BVS/CS凧揚げ大会で揚げる凧を作りました。
凧を作る前に、新入隊員のやくそくの式です。12月から1名隊員が新たに加わりましたので、みんなの前で「やくそく」と「きまり」を唱えてもらいます。はっきり大きな声で言えたので大変良かったと思います。これで、晴れてビーバースカウトの仲間入りです。これからはみんなと一緒に楽しく仲良く遊びましょう。
歌・ゲームの後に凧作りを始めました。キットのビニール凧ですが、凧に自分の好きな絵を描きますので、それなりに時間がかかります。絵が描けたら、骨を張って、足をつけて、糸をくくれば出来上がりです。製作時間は約1.2時間。みんなが出来上がるのを待って、外に試し揚げに出ました。
公民館北側の刈った後の田んぼで揚げました。風があまり無かったので、走るしかありません。みんな、自分の凧を少しでも高く揚げようとして、思い切り走ります。走り続けている間はよく揚がっているのですが、止まると当然のことながら下に落ちてしまいます。何度かやっているうちに壊れる凧もでてきます。凧が壊れたことにすごく悔しがっている隊員もいましたが、これも勉強です。凧揚げを一通り終えた後、また公民館に戻って、凧の修理をしました。
来年の凧揚げ大会では、賞を目指して頑張りましょう。

月、金星、木星

2008年12月02日 | 独り言
家路を急いでいるとき、西の空を見ると、三日月の近くに星が二つ明るく輝いている。曇っていなかったのと、空気が澄んでいるためか、とてもきれいで、神秘的だった。
最近は、なかなか夜空を見上げることもなかったので、心洗われた気分だ。