ねこ日和 ~我輩はノラである~

自らの意思で野良になった訳じゃない
逞しく生き抜いている野良猫たちの日常

渡嘉敷島の猫たち 2014 2月 その15

2014-11-23 21:00:00 | 渡嘉敷島
『おいで!』

私の声だけに反応している訳ではないようです。

かろうじて物は見えている。そう感じました。

私には、この子に対して頭や体を撫でながら声を掛ける事くらいしか出来ません。

この子のことがとても気になりましたが、集落を出るバスの時間になりました。

『また来るから、元気で生き抜くんだぞ!』そう声を掛けてこの子と別れました。

ですが、この子にこんな悲劇が待っていたとは、その時は思いもしませんでした。

 

 

 

 

あれから約4ヶ月後のこと。渡嘉敷島へ行った時、この子と再会する事が出来ました。

『また逢えたね』。とても嬉しい思いになりました。

ですが、どうも様子が変です。よく見てみると、この子の右前足の先がありません。

どうしちゃったんだよ!。物がよく見えないというだけでも大きなハンデというのに。

あれだけ丸かった体も、骨がゴツゴツと当たる程にやせ細ってしまっています。

ここが家の近くなら、この子をカバンに入れてすぐに病院に連れて行くのに。。。

この子に対して何もしてあげられない無力さをこれ以上感じたことはありませんでした。

この件は、時系列的に紹介していくので、ちょっと後になりますが、また改めて。

 

  撮影日 2014.02.28 沖縄県 渡嘉敷島にて  犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!

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