ねこ日和 ~我輩はノラである~

自らの意思で野良になった訳じゃない
逞しく生き抜いている野良猫たちの日常

田代島の猫たち 2015年 6月 その17

2016-01-25 21:00:00 | 田代島
まだ6時過ぎですが猫たちの動きが無くなってきたので、集落へと戻ることにしました。

 

 

おっと、ここにも顔が黒で首から先が茶の変わった被毛の猫がいます。

 

陸揚げされている船の傍に小さな固まりがあります。なんだろうと思って近寄ってみました。

この固まりは、縮こまっている、とても小さな小さな仔猫でした。まだ片手に乗る大きさです。

親の姿はありません。育児放棄されてしまったのかな。目ヤニで目もちゃんと開けられません。

この先この子の運命はカラスに襲われるか、それとも餓えて死んでしまうかしかないでしょう。

とりあえず船べりに猫を隠し、カラスに見つからないようにしましたが、私に出来るのはそれだけ。

その日は、ずっとこの子の事が気になっていました。

民宿の女将さんから、今日はボランティアで猫たちの診察をしてくれている獣医師のクレス先生が田代島へ来るという話しを聞いていました。

クレス先生については、こちらの記事参照 ドイツから往診 震災復興ボランティアをきっかけに

昼過ぎにいったん民宿へと戻ると、玄関先にケージが置かれていて、中にはこの子が居ました。クレス先生がこの子を見つけてくれたようです。

この子の健康状態は分かりませんが、小さなイノチが救われ、とても嬉しい気持ちになりました。先生にご挨拶したかつたのですが、お会い出来ずでした。

 

 

 

  撮影日 2015.06.11 宮城県 田代島にて  犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!

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