『おいで!』
私の声だけに反応している訳ではないようです。
かろうじて物は見えている。そう感じました。
私には、この子に対して頭や体を撫でながら声を掛ける事くらいしか出来ません。
この子のことがとても気になりましたが、集落を出るバスの時間になりました。
『また来るから、元気で生き抜くんだぞ!』そう声を掛けてこの子と別れました。
ですが、この子にこんな悲劇が待っていたとは、その時は思いもしませんでした。
あれから約4ヶ月後のこと。渡嘉敷島へ行った時、この子と再会する事が出来ました。
『また逢えたね』。とても嬉しい思いになりました。
ですが、どうも様子が変です。よく見てみると、この子の右前足の先がありません。
どうしちゃったんだよ!。物がよく見えないというだけでも大きなハンデというのに。
あれだけ丸かった体も、骨がゴツゴツと当たる程にやせ細ってしまっています。
ここが家の近くなら、この子をカバンに入れてすぐに病院に連れて行くのに。。。
この子に対して何もしてあげられない無力さをこれ以上感じたことはありませんでした。
この件は、時系列的に紹介していくので、ちょっと後になりますが、また改めて。
撮影日 2014.02.28 沖縄県 渡嘉敷島にて 犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!
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私の声だけに反応している訳ではないようです。
かろうじて物は見えている。そう感じました。
私には、この子に対して頭や体を撫でながら声を掛ける事くらいしか出来ません。
この子のことがとても気になりましたが、集落を出るバスの時間になりました。
『また来るから、元気で生き抜くんだぞ!』そう声を掛けてこの子と別れました。
ですが、この子にこんな悲劇が待っていたとは、その時は思いもしませんでした。
あれから約4ヶ月後のこと。渡嘉敷島へ行った時、この子と再会する事が出来ました。
『また逢えたね』。とても嬉しい思いになりました。
ですが、どうも様子が変です。よく見てみると、この子の右前足の先がありません。
どうしちゃったんだよ!。物がよく見えないというだけでも大きなハンデというのに。
あれだけ丸かった体も、骨がゴツゴツと当たる程にやせ細ってしまっています。
ここが家の近くなら、この子をカバンに入れてすぐに病院に連れて行くのに。。。
この子に対して何もしてあげられない無力さをこれ以上感じたことはありませんでした。
この件は、時系列的に紹介していくので、ちょっと後になりますが、また改めて。
撮影日 2014.02.28 沖縄県 渡嘉敷島にて 犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!
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目が悪くて とても気にしていました ・・でも
こんな風になっていたなんて
お腹すかせて 痛くて 誰にも頼れなくて
抱きしめてあげたい
大丈夫だよって いっぱい抱きしめてなでなでしたい
涙がとまりません
こんなコメントで ごめんなさい
最後の写真を観た瞬間に涙が溢れて止まらなくなりました。
空白の4ヶ月の間に何があったのでしょう。
鋭利な刃物で切断した様な傷跡が気になります。
人為的な虐待なら心が傷んで堪りません。
色々考えることがあって、猫のブログにはコメントしないようにしていました。
でも今日は書かせてもらいます。
事故である可能性もあるだろうけれど、そうでなければこれはひどすぎます。
田畑を荒らす動物たちを捕らえる罠に足を挟まれたような感じですね。
ただでさえ目が悪かったのに、これでは死ね、と言っているようなものです。
偶然でないとすれば、犯人は偏執狂です。
弱い物をいじめる、こんな人間がいていいのでしょうか。
もし自分が、目が悪いのに手をもぎ取られたらどうだか考えたことはないのでしょうね。
自分よりも弱い物をいじめて鬱憤を晴らすのは、人間のすることではありません。
しかしそのような人、多くの場合男ですが、が現在多いのも事実です。
人間と猫が共存していた昔には戻れないのでしょうか?
僕が子供の頃にはまだ猫は人間の生活の中にいましたし、
いじめる人はいませんでした。
猫と人間が共存できる世界を望んで止みません。
この子の目がこのようになってしまったのは、仔猫の頃の風邪等が原因なのかもしれません。
しかし、この子の足が切断されたのには全く原因が分かりません。人為的なものでなければいいのですが・・・。
目が見えにくいというハンデがあるのに、更にこんな試練がこの子に待ちうけていたとは、今でもとても辛い思いでいます。
声を掛けると、足を引きずりながら近寄ってきて、私の膝の上に先が無い足を乗せてきた姿を今でも忘れる事が出来ません。
結果はどうであれ、この子を見捨てて置き去りにしてきてしまったこと、どうする事も出来なかったのですが、今でもとても心残りでいます。
こちらこそこんな返信で申し訳ありません。
この子の足の切断面を見ると、何か鋭利なもので、ひと太刀でやれたような感じがしました。こんな姿になりながらも、この子は懸命に生き抜いていました。
同じ猫として生まれながら、愛する家族に看取られて一生を終える幸せな猫もいれば、ポロ雑巾のように捨てられて、苦しんだ挙句に殺されてしまう猫もいます。
どうしてこうも差が出てしまうのでしょうね。生きるのも死ぬのも全てヒトに委ねられている弱い生き物たち。
外猫として一生を終えるのはほんの数年、そっとしてあげて欲しい、もし人為的なものだとしたら、そう願わずにはいられません。
この子の足が切断されていたのは、人為的なものなのか事故なのか、それは誰にも分かりません。
人為的な仕業だとしたら、物も言えない弱い生き物に更に仕打ちを加えるのはニンゲンのすることではありません。
今はヒトの痛みが分からない、また結果を考えずに行動するヒトたちが沢山いるように感じます。
年間で何十万頭という犬猫が殺処分されているこの国は、外国に比べてかなり遅れているのが現状といえるでしょう。
先日、日本人の幸福度は先進国で最下位という話しを聞きました。そんな歪みが弱い者に向けられているとしたらやりきれません。