この子の傍に近寄ってみて初めて異変に気がつきました。
以前の記事で記述しましたが、右の前足の先がありません。
何か鋭利な刃物のようなもので切りつけられたような感じです。
初めて逢ってから四ヶ月あまり後、いったい何があったのでしょうか。
ただでさえ両眼とも見えにくいというハンデがあるというのに・・・。
ふっくらとしていた体も骨が当たるくらいにやせ細ってしまっています。
そんな体だというのに、私を見留めると足を庇いながら近寄ってきます。
ここが旅先じゃなかったら、この子をすぐに病院に連れて行けるのに。
私に出来る事といったら、食べる物をあげ、頭や体を撫でてあげるだけ。
そんな事しかしてあげられない無力さで居た堪れない気持ちでいっぱいに。
でも、それが少しでもこの子の癒しになってくれたのなら。でも辛い、辛すぎる。
このまま自分の力で食べる物も得られず、次第に痩せ細って弱りつつ生きるのか、
それとも、こんな不自由な体でいるよりも、いっそのこと楽になった方がいいのか。
どちらがこの子にとって幸せなのでしょうか。私には判断することが出来ません。
愛する家族に看取られて幸せな一生を終える猫なんてひと握りでしかありません。
年間で殺処分される沢山の仔猫たち、短い一生を終える野良猫たちの方が遥かに多い。
同じ猫として生まれながらにして、どうしてこうも差が出てきてしまうのでしょうか。
撮影したのは昨年の7月のことですが、今でもこの子のことをよく思い起こします。
撮影日 2014.07.02 沖縄県 渡嘉敷島にて 犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!
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以前の記事で記述しましたが、右の前足の先がありません。
何か鋭利な刃物のようなもので切りつけられたような感じです。
初めて逢ってから四ヶ月あまり後、いったい何があったのでしょうか。
ただでさえ両眼とも見えにくいというハンデがあるというのに・・・。
ふっくらとしていた体も骨が当たるくらいにやせ細ってしまっています。
そんな体だというのに、私を見留めると足を庇いながら近寄ってきます。
ここが旅先じゃなかったら、この子をすぐに病院に連れて行けるのに。
私に出来る事といったら、食べる物をあげ、頭や体を撫でてあげるだけ。
そんな事しかしてあげられない無力さで居た堪れない気持ちでいっぱいに。
でも、それが少しでもこの子の癒しになってくれたのなら。でも辛い、辛すぎる。
このまま自分の力で食べる物も得られず、次第に痩せ細って弱りつつ生きるのか、
それとも、こんな不自由な体でいるよりも、いっそのこと楽になった方がいいのか。
どちらがこの子にとって幸せなのでしょうか。私には判断することが出来ません。
愛する家族に看取られて幸せな一生を終える猫なんてひと握りでしかありません。
年間で殺処分される沢山の仔猫たち、短い一生を終える野良猫たちの方が遥かに多い。
同じ猫として生まれながらにして、どうしてこうも差が出てきてしまうのでしょうか。
撮影したのは昨年の7月のことですが、今でもこの子のことをよく思い起こします。
撮影日 2014.07.02 沖縄県 渡嘉敷島にて 犬や猫を捨てたり虐待することは犯罪です!
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きょうの記事は辛い…
昨年7月の撮影ということは、ちょうど半年経っていますね。
今、どうしているのでしょう…
以前の記事でこのネコさんを知って以来、気になっていました。うちの自転車置き場に通ってくる石松というネコさんと風貌が似ていることもあって…
石松も目が不自由なネコさんです。それでも、きっと見えにくいながらも、ひなたぼっこしたり、ご飯をねだったり、車を避けたり、他のネコとケンカしたりしながら、外で生きる事を当然のように受け止めて生きているネコさんなんです。
しまじろうさんの写真のネコさんもきっと石松と同じ、そこで生れたから生きているだけなのに…
どうしてこんなに辛い目に遭わないといけないんでしょう…
このネコさんの幸せがどんなものなのか、何処にあるのか、
私にも判断なんて出来ません。
最近読んだ本に書いてあったのですが、動物は絶望しないのだそうです。だから最後の最後まで、ただただ生きようとするのだそうです。
このネコさん、目も足も不自由になってしまいましたが、
地域の人がちょっとだけ手助けしてくれたら…優しくしてあげてほしいと願わずにはいられません。
抱きしめてあげたい なでなでして 大丈夫だよって言ってあげたい
こんなに痩せて 目も不自由で足の先も切り取られて ・・ 可哀そうに
でも 顔を見るととっても穏やか ・・人間が好きなんですね
何を恨むわけでもなく ただ受け入れることしかできない可愛い子
ごめんね ごめんねとあやまりたい
この子を 誰も保護してあげないんなんて信じられません
しまじろうさん ごめんなさい
いっそのこと楽になんて そんなこと ・・
きっと誰かが守ってくれる
今は幸せだと信じたいです 祈ります
この子と、こんな痛々しい姿で再会するとは思ってもいませんでした。
なんの手助けもしてあげられなかった私ですが、昨年の暑い夏を乗り切って、
どんな姿でもいいいから生き抜いていて欲しい。そう思うのは私のエゴなのでしょうかね。
でも、動物は絶望しない、最後まで生きようとする。ですか。
そうですよね、この子はこんな姿になりながらも“今”を生き抜いていたんですよね。
痛々しい姿に、ただ悲観的な思いばかりにとらわれていましたが、少し救われた気になりました。
石松という子も同じ境遇ですか。外猫のように弱い生き物たちは決して一人では生きてはいけませんからね。
ただ、かわいそうと思うだけでは無く、この子にも石松のように支えてあげる、小さな力の積み重ねがある事を願っています。
3枚目の私を見ている表情というのは、確かに穏やかな顔をしているんですよね。
何があったのかは分かりませんが、それでも全てを受け入れているような、そんな穏やかさ。
猫は我慢強い生き物だと言います。それでも表情には出なくても想像し得ない痛みがあるでしょう。
それでも私の元へと足を引きずりながら近寄ってきてくれました。誰も恨まずヒトに寄せる健気さ。
何もしてあげられなかった私が言うのも烏滸がましいですが、この子の苦痛を少しでも和らげてあげる力があることを願っています。
現在はまだ入院してますが、足の手術も終わり順調です。落ち着いたら新しい家族を探します。
私がこの子と出逢ってから既に2年経ちましたがなかなか現地まで行く機会が無く、今も気がかりでいました。
保護して頂き、ありがとうございます。そして経過も順調とのこと。とても嬉しく思います。
知らせてくれて本当にありがとうございました。退院した後のこともまた知らせて下さい。
宜しくお願いいたします。
1ヶ月間沖縄の病院で治療を受けてましたが、先週末に東京に連れてきました。そして、こちらで既に新しい家族と一緒に暮らし始めています。
来月断脚の手術が待っていますが、ひとまず幸せをつかむことができました。毛並みも凄く良くなり、ふっくらしてきてます。
私の家にも数日いたのですが、本当に本当に良い子で、人が大好きな子です。保護できてよかったです。
痩せこけていたあの子が今ではふっくらとしてきましたか。優しい家族に恵まれ、あの子は幸せになったのですね。
保護して頂き,本当に有難うございました。今年に入ってから一番嬉しいニュースかもしれません。