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ブルージュのレースセンターでの体験がしたい!

2013-09-27 00:44:34 | レース編み
来月、旅行することになった。

10年ぶりのヨーロッパ。

いろいろ迷ったけど、ベルギー一国を、ゆっくり回ることにした。

一応、旅行会社で手配したけど、まったくのフリープラン。
空港からホテルの移動も、自力でという上級者向けのツアーだ。

実はレース編みの先生と一緒に、普通じゃない旅にしたいなぁと思っている。

普通じゃないって、つまり、現地の手芸店を巡ったり、美術館でもそういう分野をピンポイントで巡ったり、で、できたら現地で何か体験してみたり、といった具合。

韓国で、個人旅行の楽しみを覚えてしまった私は、かなりの企画好き。
今回も、必死で調べて、楽しい旅行にしたいと頑張り中。


そう、ベルギーといえば、ボビンレースだ。

以前、習っていた時に、複雑すぎて小さなモチーフを作っただけで断念してしまったけど、家には道具はそろっている。

いつかまた、やってみたいなぁとは思っている。


いろいろ調べてみて、最初、有名な先生の自宅にお邪魔して、簡単な体験と、アンティークレースのコレクションを見せてもらって、お茶までごちそうしてもらえる、という案内を見つけた。

電話してみたんだが、

『この件は、、、ここ数年、どなたも申し込みが無くて、実績もないのでねぇ、先生はお忙しい方だし、まぁ、一度連絡してみますが…』

ということで、結局、申し込みはできなかった。


どうしよう…。


いろいろ検索してみると、旅行口コミサイトに情報があった。

ブルージュのレースセンターで体験をした、という。

1か月前に手配しないといけないので、大変だったが、ベテランの職人さんに交じって作業できるのはおもしろかったと。


お~、いいじゃん。


ということで、HPを見たけど…。


ここが、レースセンターのHP


せめてもの英語ページ。

専門用語は、翻訳機にかけると無茶苦茶になってしまうので、厳しい。

ここは、サマースクールなどで、たくさんのコースが用意されている。
この前、申し込めなかった旅行者は、サマースクールの斡旋なども行っているらしい。
日本からの参加者も、結構いるみたいだ。

だが、私たちはそんな時間はないので、むり。
いろんなページを開いてみるが、どれが体験コースなのが、よくわからない。

もう一度、口コミページを見ると

『ブリッツコース』と書いてある。


あった。


でも、詳しい内容については、私たちに連絡を~と書いてあるだけ。


これ、英語のメールでやり取りしろってことだよね。。。




チャレンジあるのみ。



今の時代、ありがたいのは、翻訳サイトだ。



英語をイメージした、変な日本語から翻訳する。

ふむ、なかなかそれっぽい英語になっているような気がするぞ。



日本から旅行でベルギーに行くこと。

何日と何日に、ブルージュに滞在すること。

ブリッツコースに参加したいこと。

人数は2人であること。

詳しい情報を送ってほしいこと。



まあ、これくらいの内容でメールしてみた。



翌日、すぐに返事が来た。

希望の日に体験を行うことは可能だが、最低料金が100ユーロだけど、大丈夫~?

と、詳細な情報とともに送られてきた。


びっくり。


体験は、本来1人、15ユーロ。

ただし、グループでの最低料金が、100ユーロ。。。。。


そっか、人件費だよね。


でも、考え方を変えると、2人で先生を独占できるってこと。

金額でやめるつもりはなかったので、お願いすることにした。


ランチとして、サンドイッチと飲み物も用意できると書いてあるので、それもお願いした。

どんなものが出てくるかわからないけど、こんな面白そうなネタを逃す手はない。


でも、ここからも、大変だった。


受講するなら、なるべく早く日時と人数を連絡してね~、と書いてあったので、金額は了承したので、体験をお願いした。
ついでにランチの手配も、お願いした。

案内書に、さらっと書いてあった。


支払は、銀行送金か、クレジットカードでできます。


送金は手数料もかかるし、銀行に行くのも大変なので、カードでの支払いを希望した。


・・・どうやって、支払するんだろう。。。



次のメールで、住所を教えてほしいと言ってきた。

請求書を作るのに必要だからと。

書類を送るから、それにサインして送り返せば、支払できるらしい。


う~ん、大丈夫なんだろうか。

というか、郵便が届くんだろうか。。。


住所をメールした翌日、請求書がPDFで届いた。

私の住所の一部が、表記されている。

なるほど。



・・・で、?



添付された別の資料、体験の内容が書かれた書類の下部に、サインする場所がある。



・・・、ま、まさか、これにサインするんだ。


・・・ってことは、これをメールで送り返すんだ。。。



スキャナーがなかったら、処理できないってことだよね。



外国との取引は、難しい。



そこには、VISAで支払いたいなら、あなたのディテールを送ってほしいと書かれていた。



・・・あなたのディテール。ま、まさかと思うけど、クレジットカードの詳細ってことか?!



海外との仕事経験者に、聞いてみた。

『うん、そうだと思うよ。でも、サインとカード情報は、同じメールでは送らないようにしたほうがいいよ、それに、フリーメールは危険だから、ちゃんとプロバイダーのメールから送ったほうが安全だから。』

聞いてよかった。



ということで、恐ろしいが、まずは印刷した書類にサインして、それをスキャナーで取り込んだ。

まず、メールに添付して送る。

本文には、カード情報は別のメールで送ると、書き添えた。


そして、恐ろしいことだが、カード番号と有効期限、契約者名を書いて送った。


しばらくすると、返信が来た。


『あなたのセキュリティーコードが必要』



おー、まい、ぶっだ。



銀行送金にすればよかった、と、その瞬間思った。

が、今さらだ。


3通目のメールで、カードの裏にある番号を書いて、送った。



翌日、『問題はない、あなたに会えるのを楽しみにしている~』と、メールが届いた。



これで、ボビンレースの本場で、たった2時間だが、体験ができる。


ここまで、10日近くかかってしまった。

センターの、『一か月前に連絡を』というのも、道理だね。


かなり大変だったけど、これで次回からは余裕で申し込めるなぁ~と、ちょっと満足。


どこも、代行してくれるところもなかったので、これは貴重な体験になるのかなぁ~。


ということで、100ユーロの個人授業、といっても2人授業、受けてきます。