A-neの大好きな 手作り、旅、雑貨

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メドゥプ

2013-09-30 12:10:44 | メドゥプ
メドゥプ、と聞いて、『ああ、あれね。』と思い当たる方は、まだまだ少ないと思う。

私も、最近覚えた言葉だ。

耳慣れない響きの、韓国語。


韓国の伝統工芸の一つ、結びのことである。



 写真は、今度教えていただく先生の工房から、お借りしてきました~。


毎年何度も遊びに行く、ソウルの北部。

北村と呼ばれる、伝統家屋が残る地域に、メドゥプの博物館がある。

始めて行ったのは、10年近く前のことだと思う。


刺繍の博物館は休みで、何の博物館なのかよくわからないままに、友人と二人入館料を払った。

単に、伝統家屋が見たかったんだ。


小さな中庭の向こう、案内された部屋には、美しいひもを結んだ飾り物が、所狭しと並んでいた。

仁寺洞あたりで売っているお土産とは、品物が違っていた。



それから、何度も通って、そのたびに少しずつコレクションが増えていった。


ストラップやヘアピン。

シンプルなネックレスなどは、手ごろな価格で、お土産にぴったりだった。

もともと、手工芸には興味もあって、結びにもチャレンジしたこともある。

アジアンノットが流行った時にも、飛びついた。


でも、思ったより、難しいんだ。

しかも、なかなか綺麗に出来上がらない。



ということで、韓国に行って買い物する楽しみを満喫していたんだけど、、、

10月から、教室が始まるという情報を、入手してしまった。



去年の秋、博物館に行った時に、ちょうど先生がいらっしゃった。

友人たちが買い物のを楽しんでいる間、先生といろいろお話させていただいた。

とても美しい細工をしながら、

『ちょうど、日本の金沢に、この金糸を買いに行ってたのよ。今、事前に紐に金糸を巻いておく方法で、新しい結びを考えているんだけど…』

と、いろいろ作品を見せてくださった。


日本でいうところの、人間国宝みたいな方だと伺った。


ますます興味がつのっていたところ、日本で教室ができるなんて。。。



これは、参加するしかないなぁ(笑)


ということで、説明会に参加してきた。



思ったより、カリキュラムがしっかりしていた。

2年間のコースで、途中入会はできないらしい。


月に一回だが、毎月新しい結びを覚えて、どんどん作品に応用していく感じ。

楽しそう。


ということで、10月からスタートです。


教科書は、韓国のものを使うみたいで、写真がどっさりのわかりやすそうな本だった。


端の始末の方法や、材料・道具り入手を考えると、習うのもいいよね~。

 ↑

 もともと、なんでも自分で出来ると思い込む方なので…(笑)


ストレッチ編み

2013-09-27 02:21:56 | ストレッチ編み
去年から習い始めて、ちょうど1年経った。

ストレッチ編みという、特殊な編み物。


かぎ針のような針先、平たい針。

これを2本使って、編んでいくんだけど、とても面白い編地ができあがる。

まず、名前の通り、伸びる。


縦にも横にも、伸びるが特徴。


その特性から、簡単な製図で編んでも、体にフィットする。

この着心地は、体験してみないとわからない快適さだ。




ということで、これは妹作のオリジナルの針ケース。

以前から買いためてあった、ゴブラン織りの生地で、デザインは私が考えた。

最初はゴワゴワしていたんだけど、1年使った現在では、手になじんですごく素敵。


ただ、最近道具が増えてきたので、また、何か追加で作ってもらおうかと思案中。

牛タンストラップ

2013-09-27 01:00:01 | 雑貨
今年の5月、東北を旅した。

仙台から、女川町まで足を延ばし、被災地を観光タクシーで回った。

テレビで見るのと、現場に立つことの違いに愕然としながら、行ってみてよかったと思っている。

今も女川町がテレビで取り上げられると、以前と違って興味も関心も深まる。

すごく勉強になった旅だったけど、やっぱり旅の楽しみは、それはそれ。


おいしいお魚と、やっぱり、これ。

牛タン。


向こうで移動中にお話しした方に、おすすめの牛タン屋さんを教えてもらった。

その中の一軒。

JR仙台駅にあったので、帰りの日の夕食になった。


大阪で食べる牛タンといえば、薄切りで塩とレモン。

焼肉屋さんでは、どちらかといえば脇役だ。


でも、仙台の牛タンは、肉厚で柔らかく、麦ごはんとぴったり。





『また、食べにい行かなきゃね~』と言っていたら、

近くにお店ができてしまった。


阿倍野近鉄、12階。

お店の名前は、利久。


ということで、おいしくいただいてきました。



レジの近くで見つけたのが、これ。


牛タンストラップ。




そう、人気の食玩。



しかも、これは売り上げの一部が義援金として、東日本大震災の被災地に寄付されるんだって。


思わず、購入~。

妹にもプレゼントした。




で、これって、もしかして、外人にも受けるんじゃないだろうか。。。



ということで、来月のベルギー旅行に、いくつか持っていきます。


で、お友達になれた方に、プレゼントします!

ブルージュのレースセンターでの体験がしたい!

2013-09-27 00:44:34 | レース編み
来月、旅行することになった。

10年ぶりのヨーロッパ。

いろいろ迷ったけど、ベルギー一国を、ゆっくり回ることにした。

一応、旅行会社で手配したけど、まったくのフリープラン。
空港からホテルの移動も、自力でという上級者向けのツアーだ。

実はレース編みの先生と一緒に、普通じゃない旅にしたいなぁと思っている。

普通じゃないって、つまり、現地の手芸店を巡ったり、美術館でもそういう分野をピンポイントで巡ったり、で、できたら現地で何か体験してみたり、といった具合。

韓国で、個人旅行の楽しみを覚えてしまった私は、かなりの企画好き。
今回も、必死で調べて、楽しい旅行にしたいと頑張り中。


そう、ベルギーといえば、ボビンレースだ。

以前、習っていた時に、複雑すぎて小さなモチーフを作っただけで断念してしまったけど、家には道具はそろっている。

いつかまた、やってみたいなぁとは思っている。


いろいろ調べてみて、最初、有名な先生の自宅にお邪魔して、簡単な体験と、アンティークレースのコレクションを見せてもらって、お茶までごちそうしてもらえる、という案内を見つけた。

電話してみたんだが、

『この件は、、、ここ数年、どなたも申し込みが無くて、実績もないのでねぇ、先生はお忙しい方だし、まぁ、一度連絡してみますが…』

ということで、結局、申し込みはできなかった。


どうしよう…。


いろいろ検索してみると、旅行口コミサイトに情報があった。

ブルージュのレースセンターで体験をした、という。

1か月前に手配しないといけないので、大変だったが、ベテランの職人さんに交じって作業できるのはおもしろかったと。


お~、いいじゃん。


ということで、HPを見たけど…。


ここが、レースセンターのHP


せめてもの英語ページ。

専門用語は、翻訳機にかけると無茶苦茶になってしまうので、厳しい。

ここは、サマースクールなどで、たくさんのコースが用意されている。
この前、申し込めなかった旅行者は、サマースクールの斡旋なども行っているらしい。
日本からの参加者も、結構いるみたいだ。

だが、私たちはそんな時間はないので、むり。
いろんなページを開いてみるが、どれが体験コースなのが、よくわからない。

もう一度、口コミページを見ると

『ブリッツコース』と書いてある。


あった。


でも、詳しい内容については、私たちに連絡を~と書いてあるだけ。


これ、英語のメールでやり取りしろってことだよね。。。




チャレンジあるのみ。



今の時代、ありがたいのは、翻訳サイトだ。



英語をイメージした、変な日本語から翻訳する。

ふむ、なかなかそれっぽい英語になっているような気がするぞ。



日本から旅行でベルギーに行くこと。

何日と何日に、ブルージュに滞在すること。

ブリッツコースに参加したいこと。

人数は2人であること。

詳しい情報を送ってほしいこと。



まあ、これくらいの内容でメールしてみた。



翌日、すぐに返事が来た。

希望の日に体験を行うことは可能だが、最低料金が100ユーロだけど、大丈夫~?

と、詳細な情報とともに送られてきた。


びっくり。


体験は、本来1人、15ユーロ。

ただし、グループでの最低料金が、100ユーロ。。。。。


そっか、人件費だよね。


でも、考え方を変えると、2人で先生を独占できるってこと。

金額でやめるつもりはなかったので、お願いすることにした。


ランチとして、サンドイッチと飲み物も用意できると書いてあるので、それもお願いした。

どんなものが出てくるかわからないけど、こんな面白そうなネタを逃す手はない。


でも、ここからも、大変だった。


受講するなら、なるべく早く日時と人数を連絡してね~、と書いてあったので、金額は了承したので、体験をお願いした。
ついでにランチの手配も、お願いした。

案内書に、さらっと書いてあった。


支払は、銀行送金か、クレジットカードでできます。


送金は手数料もかかるし、銀行に行くのも大変なので、カードでの支払いを希望した。


・・・どうやって、支払するんだろう。。。



次のメールで、住所を教えてほしいと言ってきた。

請求書を作るのに必要だからと。

書類を送るから、それにサインして送り返せば、支払できるらしい。


う~ん、大丈夫なんだろうか。

というか、郵便が届くんだろうか。。。


住所をメールした翌日、請求書がPDFで届いた。

私の住所の一部が、表記されている。

なるほど。



・・・で、?



添付された別の資料、体験の内容が書かれた書類の下部に、サインする場所がある。



・・・、ま、まさか、これにサインするんだ。


・・・ってことは、これをメールで送り返すんだ。。。



スキャナーがなかったら、処理できないってことだよね。



外国との取引は、難しい。



そこには、VISAで支払いたいなら、あなたのディテールを送ってほしいと書かれていた。



・・・あなたのディテール。ま、まさかと思うけど、クレジットカードの詳細ってことか?!



海外との仕事経験者に、聞いてみた。

『うん、そうだと思うよ。でも、サインとカード情報は、同じメールでは送らないようにしたほうがいいよ、それに、フリーメールは危険だから、ちゃんとプロバイダーのメールから送ったほうが安全だから。』

聞いてよかった。



ということで、恐ろしいが、まずは印刷した書類にサインして、それをスキャナーで取り込んだ。

まず、メールに添付して送る。

本文には、カード情報は別のメールで送ると、書き添えた。


そして、恐ろしいことだが、カード番号と有効期限、契約者名を書いて送った。


しばらくすると、返信が来た。


『あなたのセキュリティーコードが必要』



おー、まい、ぶっだ。



銀行送金にすればよかった、と、その瞬間思った。

が、今さらだ。


3通目のメールで、カードの裏にある番号を書いて、送った。



翌日、『問題はない、あなたに会えるのを楽しみにしている~』と、メールが届いた。



これで、ボビンレースの本場で、たった2時間だが、体験ができる。


ここまで、10日近くかかってしまった。

センターの、『一か月前に連絡を』というのも、道理だね。


かなり大変だったけど、これで次回からは余裕で申し込めるなぁ~と、ちょっと満足。


どこも、代行してくれるところもなかったので、これは貴重な体験になるのかなぁ~。


ということで、100ユーロの個人授業、といっても2人授業、受けてきます。