皆さん、こんにちは
久しぶりの投稿です。
ふと思い出したことをツラツラと。。
それは外国での選挙の時のこと。
ドイツ人は議論好き、政治についても老若男女は熱く語ります。
日本人は、選挙が近づいていてもあまり、何かの関わりがなければ
メディアで討論されるぐらいで、友達が集まれば党の政策についてなど熱く語る
若者の姿もあまり見かけませんし、ましてや昼間の奥さまランチで政治のことなど
語ると「変な人」「どこかのまわしもの?」なんて目でみられそうですね。
ただ、彼らは熱い!!
たまたま選挙の時期に暮らしていたのですが、もちろん、外国では我々日本人は
「外国人」ですので、選挙権はありません。
議論の熱さなどは日本と感覚がちがうものの、
選挙活動のいそしむ党員や応援者の票を稼ぐ手法は日本と同じです。
アトランダムに電話をかけまくり、突然のピンポーン訪問、チラシ配りなど。。
そんな票集めの行動パターンは一緒です。
ただ、相手は選挙権がない我々日本人家庭とは分らないので、
突然ピンポーン訪問でやって来て
「○○党の○○さんをよろしく~!」とチラシなどを渡されたりします。
しかしながら、
相手の表情にはドアを開けたとたんに「なんや、ドイツ人とちゃうやん!
きっと選挙権ないんやろな~。。」という表情に変わります。
確かに選挙権ありませんから、無駄な訪問に終わるわけです。
こちらも慣れてくると、
「あ、申し訳ないけど、選挙権ありませんねん。。すんません。」
などと伝えるわけですが、
相手は「ま、ええわ。これチラシです。こんな人おんねん。また参考に見といて~」
ってな感じで無表情で去っていくのです。
この瞬間のなんとも言えない疎外感。。
悲しいとか淋しいとかそんな感情的なものではないのですが、
自分の今の地での立場というものをグッと感じる瞬間なのです。
いくら生活や周りに慣れてきても、やはり異邦人感満開になる瞬間です。
「選挙権がない!」ということを改めて認識することは、
なんだか、暮らしている国から
「あんたはあんたの国でね!ここの国には関係ないからね!」と少しハブにされたように感じるものです。
ただ、彼らの政治に対する熱い情熱、自分たちの国は自分たちが作っているという勢いで仲間同士で議論し合い、選挙に臨む姿勢にはどこか清々しいものがあります。
日本の政治は政治家まかせで、「どうせ~だから・・・」という姿勢で投票しない人たちは、一度そんな熱い情熱にふれると少し考えも変わるかもしれませんね。
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