【海外赴任のために必要なこと】の下野淳子です。在外邦人118万人の時代!海外展開を積極的に行う企 業が増加し続ける現在、本人だけでなく、随行家族のメ ンタルヘルスにも注意が必要です。そんな海外で暮らす 駐在員妻(駐妻)また、海外で暮らす日本人妻たちの日 常のウップンや知恵をドンドン紹介していきまーす!
~映画「アルゴ」にみる危機管理~
「アルゴ: イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。12年度・第85回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞した。」映画.com
この映画「アルゴ」をご存知でしょうか?
「事実は小説より奇なり」という言葉がぴったりの映画です。
実際にアメリカ大使館員6名が、カナダの映画作成のロケハンのクルーを見事に演じ切り、ハラハラドキドキしながらも見事に脱出するというものですが、残された人質も444日後に無事全員解放され、この作戦は当時のカーター政権からクリントン政権になるまでの18年間、国家最高機密として扱われた救出作戦です。
このアルゴを見ていると、
拙書「海外赴任のために必要なこと」にも書かせて頂きました、
1996年12月17日に、ペルーの首都リマで起きたテロリストによる
駐ペルー日本大使公邸襲撃および占拠事件の倉林るみい先生の
クライシスマネジメントのお話しを思います。
もし、日本人がこの様な事態に巻き込まれたら、
日本は何をするのだろう??
絶対にアルゴ的映画作戦はないでしょうね。。。
実際、南米など誘拐事件の多いところでは、
常に運転手付きの車での移動ですが、運転手を後部座席に乗せて、
本人が運転するという偽装をしているという、
ほんとう?と思うようなお話しも耳にします。
海外に出て行く日本人が増えるなか、危機管理も益々重要になっていきます。
駐在員はもちろん、その家族も常にアンテナを立てて、五感を研ぎ澄ましておく必要があるのではないかと思います。
奥様、本日もHAPPYで素晴らしい幸運に恵まれますようポジティブに参りましょう!
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