皆さん、こんにちは!
今日は久々に見たこんな映画の話。
「ペイフォワード 可能の王国」
原題: Pay It Forward は、キャサリン・ライアン・ハイドの小説
~あらすじ~
ラスベガスに住むアルコール依存症の母と、家を出て行った家庭内暴力を振るう父との間に生まれた、少年トレバー。
中学1年生(アメリカでは7年生)になったばかりの彼は、社会科の最初の授業で、担当のシモネット先生と出会う。先生は「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を生徒たちに与える。生徒達のほとんどは、いかにも子供らしいアイディアしか提案できなかったが、トレバーは違った。彼の提案した考えは、「ペイ・フォワード」。自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものだ。
トレバーはこれを実践するため、“渡す”相手を探す。仕事に就かない薬物中毒の男、シモネット先生、いじめられている同級生…。 いろいろと試みるものの、なかなかうまくいかず、「ペイ・フォワードは失敗だったのではないか」とトレバーは思い始める。しかし、トレバーの気づかないところで、このバトンは次々に受け渡されていた。
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衝撃の最後に対しては賛否両論ある映画ですが、とても良い映画なのでまだご存知無い方は是非、ご覧になって頂きたい!
これは「受けた恩をその人に返す:鶴の恩返し」ではなく、
「受けた恩を誰か別の人に渡す」というコンセプトです。
そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってムーブメントになるということです。
どうやら、日本にもこの考え方は江戸時代から受け継がれている「恩送り」という表現があるようです。
この「恩送り」映画の様に薬中男を立ち直らせようなどという大きな試み
でなくても、日常の小さな親切でも効果があると思います。
確かに、人の幸福度を上げていく方法の一つに
「ボランティア活動」をするというのがあります。
学生の幸福度調査では休暇中にボランティア活動をしたグループと
そうでないグループとでは、
その後の幸福度と学習意欲に差があったという調査結果もあります。
人は誰しも純粋に「人の役に立ちたい。人に喜んでもらいたい。」という
気持ちがあるのです。
しかしながら、実際、行動できるかというとなかなか難しいものがあります。
乗物でお年寄りや身体の不自由な人に席を譲ったあとは、
一瞬だけでも、何となく気持ちが浄化されたように感じるのは私だけでしょうか。
善意を受ける側はもとより、与える側の人もより幸福感が得られます、
そして、受けた人がまた誰かに善意を与えると信じると
益々幸福度が上がっていきます。
世界中に暮らす貴女に、是非、この小さな善意の活動を行ってみて下さい!
何年後かに、その地で親切な人に出会った時にこんな話しをしてくれるかもしれません、
「以前にここにいた日本人にとても親切にされたので、今はその恩をかみしめて
次の人へ恩を渡しているのですよ」な~んてね!
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