【ネタバレ】
◎「22/7（ナナブンノニジュウニ）」
2020年冬アニメ、全12話、総合評価は上中下の中。
公式HPから。
「22/7、はじまりの物語 ――
2016年12月の結成以降、常に新しい挑戦を続けている「22/7」（ナナブンノニジュウニ）は、
秋元康プロデュース、複数のトップクリエイターがデザインしたキャラクターと、
応募総数10,325人から選ばれた少女たちによるデジタル声優アイドルプロジェクトです。
楽曲リリース＆ライブ開催、YouTuber企画、バラエティ番組出演など、様々な分野での活動を経て、
デビュー3周年目となる2020年1月、待望のテレビアニメーションが放送を開始！
グループ結成の秘話やそこに至るまでの経緯が、メンバーそれぞれの視点を通して赤裸々に描かれます。
大切なこと、それは自分を信じて一歩踏み出すこと――
個性あふれる少女たちが彩る、もどかしくてちょっぴり切ない青春劇を、キュートな歌声とともにお届けします！ 」
滝川みう（cv西條和）、藤間桜（cv天城サリー）、河野都（cv倉岡水巴）、佐藤麗華（cv帆風千春）、戸田ジュン（cv海乃るり）、丸山あかね（cv白沢かなえ）、立川絢香（cv宮瀬玲奈）、斎藤ニコル（cv河瀬詩）といった22/7のメンバーなど。
○主人公の滝川みうなど、演技が下手な人が何人かいるのは置くとして、壁が集めた少女に壁が指示を出して人気アイドルになっていくという謎。
急にライブを開催したり、急に人気雑誌のグラビア撮影をしたり。
それができるのは芸能界でトップクラスの権限がある人か、1年以上前から計画していたかでしょう（それとて、相当の権限がある人でなければアテもないことで枠の確保はできないでしょう。つまり、壁、もしくは壁に指示を出している人は秋元康さんだと言っても過言ではないです。）。
○各キャラの子供のころのエピソードも交えて、今のような性格になったキッカケや、アイドルを目指すようになったキッカケなど、その辺はお約束、まずまずでした。
○歌やダンスの練習はしていますが、それがあまり描かれないので、あまり努力もせずに、壁に言われたとおりにやって、壁の力で人気アイドルになったという感じになって、物語に馴染めずに見ていました。
しかし、最終12話からすると、それも制作者の意図するところだった可能性を少しだけ感じました。（しかし、途中で脱落した視聴者も多かったのではないかと思うくらいに、それほど楽しめる物語でも良い物語でもないので、意図したのだとしても成功したとは思えません。）
壁は、彼女らが自分たちの意思で未来を選び、つかみ取ってほしかったから、9話（と10話）で一度解散させたようでした。
でも、滝川みうが最終話で壁を突き破って、皆で歩いて行ったら、当初予定されていたけれど急な解散で中止になった1周年ライブ会場で、その会場を満員のファンが埋めていて、私は苦笑でした。それほどコメディなアニメではないので。
○音楽アニメでもありました。アニソンというのはそのアニメを見ていない人やそのアニメを良いと思わなかった人にとっては魅力が半減するものです。それは、アニメの内容との関連が強い歌詞や曲の場合が多いからです。
一方、いわゆるJポップ歌手がアニメの曲を歌うことがありますが、その場合はアニメとの関連が弱い内容の歌詞であったり、アニソンっぽくない曲であったりすることが多いので、そのアニメを知らない人でも良いと思う場合も多いです。
本作の曲は後者で、アイドルポップスで、秋元さん作詞で、いわゆるアニソンよりは一般受けするキャッチ―さのある、いい楽曲です。
○2020年2月の写真
秋葉原とらのあな。
秋葉原ソフマップ。
秋葉原の大通り沿いの店。
秋葉原ゲーマーズ。
【shin】
