goo blog サービス終了のお知らせ 

思い付きブログ

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

【ネタバレ】

「話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選」

新米小僧さんのブログ「新米小僧の見習日記」(→トップページへのリンク)で毎年まとめていただいている「話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選」、今年もやってみました。私が書くのは3回目ですが、1回目は出遅れたので、参加は2回目です。
例年、ある作品の中でどの話数を選ぶかを迷うことはありますが、10作を選ぶことにはあまり迷いません。

作品として良かったものから「この1話」を選ぶわけではないので、この1話は良かったけれども作品としてはどうかと思うものもあるわけですが、概ね、良かった作品から選んでいます。また、作品としては素晴らしくてもこの1話と言われると取り上げにくい作品もあり、ここに挙げた作品よりも作品としては良かったものもあります。

また、私は作画の良さはあまり気にしません。もちろん良い方が良いですが、上中下とあったら、中以上であれば十分です。

更に、好きな声優に引っ張られるということも、いくらかはあります。
クールごとの数のバランスは気にしていません。

→「新米小僧の見習日記」の参加サイト一覧へのリンク

・私のブログへのリンク
→「話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選。アニメはいいですね」(2016年12月29日)

→「「話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選」を、遅ればせながら選んでみた」(2016年1月6日)

ルール
・2017年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。


【冬】

○「亜人ちゃんは語りたい」最終12話「亜人ちゃんは泳ぎたい」

ひかり(吸血鬼)の提案で、先生やメインキャラ中心で、土曜日に学校のプールで水着、日焼け。
水着は水着で楽しめますし、高橋先生がビキニの佐藤先生のサキュバス能力に催淫されないように必死に距離を取ろうとしているところも楽しめますけれど、ひかりの目立たない気配り、亜人ではなく一般的な人間のように接してほしいという思いをあらためて認識した回。

前々からそんな気はしていましたが、ひかりはみんなに、特に家族に心配をかけないように少しだけ無理というか少しだけ背伸びをして元気にふるまっているなあ、それと気づかれないようにしているなあ、少しだけだからほぼ負担にはなっていないなあ、ひかるはいい子だなあ、とあらためて思いました。


○「クズの本懐」9話「butterfly Swimmer」

本作は漫画的な構図が多く、大きな動きもないので、絵だけを見るとアニメではなくても良いのではとも思いますが、声の力があるので、アニメで良かったと思いました。

親友の安楽岡花火に恋愛感情を持っている絵鳩早苗が、男に失恋した花火を誘って別荘にお泊り。互いが考えていることは違っていて、互いに気持ちがすれ違っていることは知っていて、それでも体を重ね、体は反応する2人(初めてではない。)。体が反応すればするほど、寂しくなる2人。

諦めると言った早苗に私が泣きそうになったのもつかの間、友達でいてと叫ぶ花火の残酷さ、分かっていてもそう言ってしまう残酷さ、青春の残酷さ。その残酷さを非難する早苗。でも、友達として、早苗も納得しましたし・・・。
理不尽です。



【春】

○「冴えない彼女の育てかた♭」8話「フラグを折らなかった彼女」

お菓子を箸で食べていましたね、なので選びました(笑)。そこはお勧めですが本題ではなく。

安芸倫也と加藤恵しか出ない回。倫也を気にしつつも2か月間話しをしない恵、帰り際に引き止められて視聴覚室の個室に。少し怯えた表情の恵(以前、2人で倫也の部屋で一晩過ごしても何も起きなかったのに、学校で何かしてくるかもと考えるのは変ですが、それは置いといて。)、倫也の言葉に死んだ魚の目で返す恵、嗚咽をこらえる恵、涙する恵。
アレコレあって倫也の家に行って、倫也への思いが伝わらない恵のイライラ、入浴中も電話で説教する恵、「テンションめちゃくちゃだぞ」と指摘される恵、「明日になったら、今の私忘れてね」と言う恵、「やなこった」と小声で言う倫也。
2月14日に渡せなかったブロックサンダーチョコを義理と言って倫也に渡して眠りにつく、午前2時14分。

倫也はこんな男子なんだからさっさとフラグを折れよ、と思いつつ、いつもは表情が乏しい恵の様々な表情が見られます。様々な心情も見られます。
つまり、恵はいい、ということで。



○「月がきれい」8話「ヰタ・セクスアリス」

作品のキャッチコピーは「わたしにとってそれは・・・まるで月あかり」。
本作はどの回を選んでもいいのですが、早くしろよ、とやきもきしながら見ていましたが、その初ちゅーを見せてくれた8話(なぜ「ちゅー」なのかは7話参照。)。

東山奈央さんが歌うOP曲「イマココ」とED曲「月がきれい」が作品に合っていてとても良く(作詞は共に川嶋あいさん。)、8月26日のアニサマでも11月4日の本作イベント昼夜でも聞けて良かったですし、2018年2月3日の東山さんの武道館単独ライブもこの2曲が聞けるので参加します。
あと、ED後のコミカルなショートエピソード、8話では特に涼子先生(cv東山奈央)が活躍(笑)していましたが・・・まあ、なんだ・・・涼子先生がんばれ。

本編は、安曇小太郎と水野茜の風鈴祭りデート、茜は浴衣。7話では、花火の前で、邪魔が入ったのでちゅーしたのか曖昧なまま終わりましたが。

付き合っていることが学校の友達にバレて好きな理由を聞かれる茜、誕生プレゼントをなかなか渡せない茜、互いに名前呼びをすることにしたり、今回は恥ずかしがりながらも(視聴者の前で)ちゅーをしました。

もうっ、見ているこっちが恥ずかしくなる初々しさ全開。


〇「進撃の巨人 Season2」5話(通算30話)「ヒストリア」

ユミル巨人化、クリスタが本名のヒストリアへ。
訓練中の3人、男が瀕死、助からないから見捨てるべきと言うユミル(cv藤田咲)、助けると言うクリスタ(cv三上枝織)。貴族の子だけど疎まれて、名前を隠して調査兵団とかに入れば殺されないからということで今に至る、でも実は、明確には意識化していませんが死にたがりのクリスタ、ユミルに指摘されて否定するクリスタ、名前も含めて偽っていることが気に入らないユミル、という過去回想。

で、現在、クリスタを守るためにユミルは巨人化したものの、多勢に無勢、絶体絶命。ミカサ華麗に登場、調査兵団強い。
クリスタ、本名はヒストリアだとユミルに。軽く微笑んで、何も言わずに目を閉じるユミル。
ユミルの決意とクリスタへの思いを受けての、クリスタのヒストリアとしての、ようやくの決意。


さて、2人をゆりカップルとして見ていますが(笑)、お幸せに、と思ったのも束の間・・・次話以降がねえ・・・

余談ですが、他のいくつかのゆり作品で共演している藤田さんと三上さんですが、リアルイベントではベタベタしてくる・触りたがる三上さん、それを露骨にかわす藤田さん、好きの裏返しと言う三上さん、それを否定する藤田さん、という光景がお馴染みとなっています。


〇「sin 七つの大罪」10話「汝の敵を愛し汝らを責むる者のために祈れ」

規制有り版と規制無し版とで見ましたが、エロくてバカらし過ぎるものも1つくらいは入れたいな、と。

元七つの大罪の首座のベリアルの命令には逆らえないので、他の大罪は各自の大罪にちなんだエロい責め苦の最中。シリアスな雰囲気の中、ルシファーはベリアルを倒しに行く途中でそこを順番に訪れますが、助けなくていいと言われ・・・

そのバカらしさ、責め苦のバカらしさ、バカらし過ぎて楽しかったです。



【夏】

○「ゲーマーズ!」5話「亜玖璃と通信エラー」

誰が誰を好きだとか、誰と誰がゲーム内で互いが誰とは知らずに尊敬しあっているとか、それが伝わっていなくて、誤解やすれ違いの連続。全体に気づいている上原祐も言動が意図せず誤解され誤解に拍車をかけた上に、亜玖璃(付き合っているけれど、誤解が誤解を呼んで、互いに気持ちが離れているのではと誤解している。)を泣かせてしまったり。

誤解とすれ違いの連続のコメディ作品ですが、それが特に楽しい回でした。


○「干物妹!うまるちゃんR」4話「うまるとライバル」

クリスマスに4人で会いましたが、街をブラブラ。そこで突然、シルフィンが自宅に来ないかと誘い、実はパーティ向けの装飾もしてあったと。4人(+UMR)でクリスマスパーティ。

うまるは何もしなくても声をかけてもらえる人気者ですが、海老名、切絵、シルフィンの3人は違うので、声をかけて素っ気なく対応されたり、誘って断られたら怖いという感情が強いのでしょう。臆病者が友達になるまでには探り合いをしながらで時間がかかる、そういう探り合いに気づくうまるが、思ったよりも大人だなあ、うまるも成長したのだなあ、それが分かっていつもより3人に優しくなったなあ、という話しは1話でありましたが、4話では、4人の関係も普通の友達のように、いえ、それ以上によくなりました。

うまるは兄のタイヘイの優しさにも改めて気づきましたし、タイヘイと海老名の関係もちょっといい感じになり、うまるはそれに気付きましたし。

ただ、最終話の最後まで見て、うまるはアレなうまるでしたし・・・、海老名に進展があったと言ってよいとは・・・



【秋】

○「少女終末旅行」1話「星空」「戦争」

チト(cv水瀬いのり)とユーリ(cv久保ユリカ)の2人だけ、戦争シーンが少し映されたので、戦争で全人類が死んで2人だけが生き残ったのか、他にもいるかもしれないのか、そこは謎。
可愛いキャラと荒涼とした廃墟とのギャップ、小さな少女2人が会話をしながら淡々と旅をする謎。
雰囲気も良かったです。

2話以降も2人でずっと話を進めるのだろうか、でも面白そうだ、むしろそれで進めた方が面白いのでは(数人、他キャラが出てきましたが。)、とか思い、期待を感じました。そして期待を裏切られることはありませんでした。人気と実力のある声優の力もあるのだろうな、とは思いつつも。

謎は後の話である程度明かされます。
キノコのような謎の生き物だけには違和感を感じることを除けば、声高に叫んだり変な方向や大げさな方向にもいかず、その旅のスタートとしても良かったです。



○「Just Because!」11話「Roundabout」

群像劇満載がすれ違いとじれったさを表していて、最後に出てきたサブタイトルで、ぁあ~、となり、たまりませんでした。

泉瑛太と夏目美緒は同じ大学に行くために互いに内緒で志望校を変え、互いに合格したらイロイロと言おうと決めていて、森川葉月と相馬陽斗はそのすれ違い気付くと(それを伝えないところは不自然ですが、全体の雰囲気が良いので気にしないことに。)。
別々の大学になるのか、同じ大学になるのか、果たして。瑛太が推薦で受かっている大学に行けば問題なしですが。

じれったい、じれったい、じれったい、青春、青春、青春。

2017年は、「月がきれい」の初恋にキュンキュンし、本作のじれったさにイライラして楽しんだわけです。この系統だと、「徒然チルドレン」(夏、15分枠。)の初々しい初恋(の半歩手前)も良かったです。





○次点(参考)

「キラキラ☆プリキュアアラモード」(冬から続く)の琴爪ゆかり/キュアマカロン(cv藤田咲)がメインの回を入れようと思いましたが、それはさすがに私情をはさみ過ぎなので自重。


「3月のライオン 第2シリーズ」4話(通算26話)「Chapter.52 てんとう虫の木②、Chapter.53 てんとう虫の木③、Chapter.54 想い」(秋から続く)

将棋アニメのはずなのにそれ以外の部分がかなり多いので、実は零の成長を描きたいアニメなのだろうか、とは第1シリーズから思ってはいましたが・・・。
「将棋アニメ」としては異質な話しなこと(原作者は、大事な話だとツイートしていましたが。)、説明セリフが多いことから上の10本には入れませんでしたが、イジメっ子の高城めぐみ(cv悠木碧)とイロイロと被害者の川本ひなた(cv花澤香菜)が良かったです。

ひなたの親友をイジメ、ひなただけが何とかしようとするも先生やクラスメイトは知らんぷり、親友は転校することになり、ひなたがイジメられることに。

高城めぐみが「静」なイジメ方、泣き叫ぶひなたが「動」という対比が、イジメの理不尽さを一層際立たせています。

さて、悠木さんのファンクラブ(今は無いですが、出来れば入ります。ぬるいファンですが。)に入っていた程度には悠木さんのファンですが、悠木さんを嫌いになりました。そもそも演技で声優を嫌いになることは初めてかもしれません。名前も演技もほぼ知らない新人声優がこの演技をしたら、一生嫌いなままだったかもしれません。
ここまでの演技は制作側の指示でしょうけれど、声優自身が嫌われる可能性があるからやりにくいでしょうに。悠木さんもそれは自覚していますし、悠木さんならここまでの演技はできるとは想像できますが、それをやりきったと。
私の気持ちが落ち着けば、悠木さんをますます好きになったわけですが。

公式HPから


関連ツイート





「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」6話「雲の中で・b / 雲の前で / 雲の中で・a / あの日から」(秋)

この1話となるとちょっと選びにくいですが、説教臭さやちょっと感情的なシーンが多いことも含めて本作の基本的なトーンからは少しだけ外れますが(1作としての幅の範囲内ですが。)、キノは出てきますがいなくてもいい話しですが。

宗教国家から物品代として売られて孤児から奴隷になったフォト(この時点では名前は示されない。後にフォトと呼ばれるようになる。)、差別されてきたフォト、神による試練と思い込もうとしている/思い込まないとやっていけないことを自覚していないフォト、それらによる卑下、自己評価の極端な低さ・・・フォトはソウに出会えて良かった。
モトラドのソウは・・・フォトを利用して外に出られて良かったと思っているだけでしょう。

キノは「さめた感じ」の話し方と性格なのでモトラドのエルメスの感情の欠如のようなところはそういうものとして見ていましたが、一方、フォトが泣きわめいたり「心」を取り戻して笑顔になっていったり、乱暴な口調ですがフォトを心配しているかのようなことを言うソウ、その2組を見てみると、エルメスだけではなくモトラドに「心」が無い様子なのですが、その謎が深まりました。

どうやったら死ねるかと聞くフォトにソウ曰く、「簡単さ。生きればいい。生き物は生きればいつかは死ぬ。」「生きればそのうち人生は終わる。終われば死ねるのさ。」。
この言葉をすんなりと受け入れましたが、元よりフォトは、自分が生きる理由を探していたのでしょう。



「つうかあ」9話「Mad Saturday」(秋)

チームやレースの紹介ビデオを作ってチームの2人の関係やスタイル(ワンパターンですが。)を映像を交えて説明したり、ゆり&めぐみが同じコーチを好きになったことによる痴情のもつれのビデオを作ってナレーションを入れたり。最初、あれ、総集編か?、と思いましたが、そうではなく。

当の2人の悩んでいるシーンと、軽いノリで痴情のもつれビデオにナレーションを入れるシーンが交互に映されたり、テンポもよくて楽しかったです。


「妹さえいればいい。」9話「全裸と下着さえあればいい。」(秋)

漫画化されるということで原稿を見ると全裸がないので怒る原作者の羽島伊月、下着の方がいいと言う三国山蚕(cv藤田茜)。蚕と可児那由多も意見の相違で対立、白川京がいつものように巻き込まれて、3人で全裸になってもんだりしながらどちらがいいか、京のような大きな胸はどういうものかを確認。
京の巻き込まれっぷり、流されっぷりが良いです。

EDではスタッフや声優が全裸派か下着派かその他かが記載されていましたが・・・藤田茜さんの、(単に本作タイトルに合わせただけでしょうけれど、)「女の子さえかわいければいい。派」が一番の真理と思います。


【shin】
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「  アニメ2017年感想等」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事