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聖剣使いの禁呪詠唱(ワルブレ)感想。「思い・・・だした」シュール過ぎて目がテンになり過ぎて抱腹絶倒。エロ萌えバトルアニメが多過ぎた冬3

【ネタバレ】
2015年冬アニメの感想の続きです。
今冬はこの手のアニメが多くて疲れましたが、ワルブレはある意味、別格。この手のアニメの感想の3本目、最後です。
他のアニメの感想は、まだまだ続きます。


◎「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」(せいけんつかいの・・・)(全12話)

総合評価4点(5点満点)。
これに1をつける人がいても驚きません。むしろ、2をつけるくらいが正常な判断かと。

○ ある意味、今冬で一番話題のアニメではないでしょうか?。ごく一部で、かもしれませんが(笑)。

1話を見て、あまりにつまらないので、まずは自分を疑い、直ぐに再度見ました。こんなの、多分初めてです。で、私は半分正しかったですが、私は半分間違っていました。
最後まで見てから1話を見直すと、シュール過ぎて笑えましたし。


超絶強いけど嫌味でない灰村諸葉(はいむら もろは)(cv石川界人)、前世で諸葉の妹だった嵐城サツキ(らんじょう さつき)(cv竹達彩奈)、前世で諸葉の妻だった漆原静乃(うるしばら しずの)(cv悠木碧)、口癖の「なのです。」が可愛い四門摩耶(しもん まや)(cv小倉唯)、百地春鹿(ももち はるか)(cv内田真礼)、石動迅(いするぎ じん)(cv中村悠一)、神崎斎子(かんざき ときこ)(cv小林ゆう)、サー・エドワード・ランパード(cv 羽多野渉)、アンジェラ・ジョンソン(cv小見川千明)、駿河安東(するが あんどう)(cv石田彰)など。





まずは、クールな話し方の悠木碧さんと、いつも以上ににぎやかなツンデレの竹達彩奈さんが出ているので、めげずに見ることに。
最後まで見て後悔することを覚悟し、でも、悠木さんと竹達さんと心中できるなら、男としてもアニメファンとしても本望だという気持ちで見ました。

が、しかし、このアニメは、よくある萌やエロやコメディ要素は十分ありますが、それはどうってことはないというか特に面白くはなく、それを楽しむアニメではありません。簡単に言えば、シュールさを楽しむマニアックなアニメです。悪く言えば、邪道な笑いのアニメです。

前世の記憶が通常は1つしかなく、2つある諸葉はそれ故にとても強く、呪文を「綴る!」(かなり崩した日本語で綴る。)、唱えるでワザを繰り出し、メタフィジカル(異端者)という怪物や内輪もめと戦う物語。記憶を思いだすほど強くなり、まだ記憶が曖昧な諸葉はバトル中に「思い・・・だした。」と言っては強くなると。

絵も動きが雑ですが、人手不足か何かで手が回っていないのでしょう。


○ ところで、 petit miladyが歌うOP曲「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」はALI PROJECTの宝野アリカさんが作った曲で、相変わらずの凝ったつくり。MVでは、竹達さんの長い髪を悠木さんが悠木さんの口に当てていましたが、これってアドリブなのか、そういう指示なのか。

どっちもあり得ると思いつつ、「劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編 叛逆の物語」のお花畑での暁美ほむら(cv斎藤千和)と鹿目まどか(cv悠木碧)のシーン(まどか が ほむら の髪を三つ編みにしようとする、よく考えると怖いシーン。)を思い出しながら、可愛い女子が大好きな悠木さんとはいえ、ちょっと怖いけれど悠木さんらしいなと思いながらMVを見ました。


○ 2話、少しはマシに。9の首を持つ、とても強いメタフィジカルとの戦いとか、かなり動きが出てきたからでしょうか。諸葉が実は強すぎるくらい強かったところが目がテンになり過ぎて、コミカルで笑えたからでしょうか。

ただ、この頃は、まだまだ目がテンになり足りないことを知る由もありませんでした・・・

3話、更に少しマシに。この位であれば、よくあるハーレム・バトル・ラブコメとしてそれなりに楽しめます。
とは言え、それではただの萌アニメになってしまい、記憶にすら残らないアニメになったでしょう。

寝ぼけた諸葉に揉まれ、起きた諸葉に問われて静乃「オッパイを、揉まれているのよ。」からの会話も、吹きましたし。

呪文を指で空中に書きながら、呪文を唱えながら(翻訳の字幕付き。)のシーンは、いやー、早口で大変だなあ、敵も待ってくれているけれど、と思いながら見ていましたが。


○ 4話。悠木さんの泣き、悠木さんの活躍回。前世での子供の泣き、現世での高校生の泣き。特に後者はかなり抑えめの泣きで、こういう泣きは大好きです。
静乃はもともと感情が乏しいというよりは出さないようにしているキャラですから、このくらい抑えた泣きの方が説得力があるという意味でも良かったです。

何度も書いていますが、悠木さんは泣き以外も良いですが、特に泣きは最高です。
悠木さんの泣きが聞けると、それだけでアニメ1作はもつ感じです。


○ 5話のビーチで速く走る練習&対決をするサツキと春鹿の走り方が目がテンになるシュールさだったり。作画ミスなのか狙ったのか・・・

いよいよ、このアニメの本領(?)発揮です。

6話、巨大カニみたいなメタフィジカルの背中に剣を突き刺して走り回って傷をつけて倒すなんて、どうしてそれで倒せるんだよ、訳が分からないよ、なシュールさでしたし。

8話、諸葉の剣での戦いは子供のチャンバラ以下でしたし。


○ 9話と10話。ロシアの雷帝ヴァシリーサ・ユーリエヴナ・モストヴァヤ(cv森沢芙美)を倒すまでのアレコレがこれまでの集大成のような感じ(諸葉は誰も殺していない。)。

9話、敵をダイジェスト映像のように簡単に倒したり、10話、アンジェラの変な走り方、諸葉は歩いて剣を振っているだけにしか見えないのに何やら超絶凄い戦い方であるらしいところ、静乃が大きな胸を浮き輪にして浮かんでいるところ。
マニアックな意味で、もう、吹き出す以外にないというくらい、抱腹絶倒でした。


ワルブレを試しに見てみようというなら10話がお勧めですが、ここまでの積み重ねにより笑えるのでもあるので、この1話を見てつまらないと思っても見捨てないでください(笑)。


○ 最終12話、思いだし、綴る、祭り。
11話後の次回予告では裸を光で隠すのに控えめだったのに、12話本編では顔以外の全てを光で覆っていたり(Blu-rayでは全て見せるのか、本編のままなのか?。本編のままの方がこのアニメらしいです。)。

ただのメタフィジカルではないドラゴン。諸葉の「また、守れなかった。」、サツキと静乃が石化されて怒りで逆立つ諸葉の絵が雑だったり。
前世のサツキと静乃が現世の2人に「思いだして。」、静乃「思い、、、だす?」、サツキと静乃のダブル「思い・・・だした。」。
サツキ「思いだして。」、諸葉も冥王だったことを「思い・・・だした。」。

ラスト、摩耶が最初に諸葉に抱き付いて舌を出してなめようとしてたり。


○ さて、制作者はこれらを狙ってしたのか、半ば偶然なのか?。

最初は楽しい萌アニメを作ろうとして、人手不足もあって無理と判断し、そういう半ば偶然もあって、その後は狙ってしたのではないでしょうか。根拠は特にありませんが。

ところで、12話前半(CM抜きで開始から8分後。)で「そいつに魔法は通じないわ。すべてディスプルされてしまう。」と言ったのは、絵は静乃ですが、何度聞いても声は悠木さんにも静乃にも聞こえないのですが、、、聞き間違い?。
どなたかご教示を。

まあ、それらはどっちでもいいですけれど、絵が今一つだからこそ笑えることも含め、こういうアニメを楽しめるのは年に2‐3本が限度じゃないかなあ。

思い・・・だした。2014年だと「俺、ツインテールになります。」ですね。


○ 公式HPのPR動画(約4分)がツッコミどころ満載です(4話前後に作られたものかな?)。











【shin】
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