今更の2016年夏アニメの、一言感想の続きです。
◎「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 未来編」（全12話）
「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 絶望編」（全11話）
「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 希望編」（全1話）
総合評価3.5点（5点満点）
未来編1話、絶望編1話と1週の内に交互に放送し、絶望編11話、未来編12話、希望編1話という順で終了。
物語としてはその順番で見ることをお勧めします。
超高校級の技術や知識などそれはそれで面白いですし（尤も、超高校級の「幸運」なんていうのは理屈では説明できないので「超能力」ですが。）、死ぬ人は一応死んで一応筋は通していますが、コメディも結構ありますがシリアスな雰囲気も多いのにキャラのアニメ的に大げさな外見や死に方の大げささと合わせて見ると、ちょっとギャグに見えてしまうという。
そういうところが見ていて落ち着かなかったので点を低くしていますが、未来編1話の万代大作（cv釘宮理恵）は必見です。
ツッコミも入れつつ、楽しみはしました。
苗木誠、狛枝凪斗（cv緒方恵美）、江ノ島盾子（cv豊口めぐみ）、日向創/カムクライズル（cv高山みなみ）、霧切響子（cv日笠陽子）、七海千秋（cv花澤香菜）、宗方京助（cv森川智之）、雪染ちさ（cv中原麻衣）、安藤流流歌（cv水瀬いのり）、忌村静子（cv藤田咲）、モノクマ（cv TARAKO）など。
◎「TABOO TATTOO（タブー・タトゥー）」
総合評価2.5点（5点満点）
超能力を発動させる呪紋（兵器）の奪い合いと利用（悪用含む。）のし合い、少しのラブコメや少しのギャグを交えてのバトルですが、ギャグが浮いている気が。
赤塚正義（cv古川慎）、ブルージィ＝フルージィ中尉（cv小松未可子）、一ノ瀬桃子（cv安済知佳）、ブラッド・ブラックストーン（cv森川智之）など。
◎「バッテリー」
総合評価2点
小学生のときは結構名の知れたピッチャーで、中1になって祖父の家から通える、野球が弱い中学に転校し、自分の力で全国大会に行けたら自分のおかげということになるからそこが良いということのようで。天狗になって嫌われているのですが、実力はあるので。
この先でへし折られるのではないかと想像されるちょっと手前までを描いています。
最終11話、打たれたボールがホームランなのかアウトなのか、中途半端に終わられても消化不良です。
原田巧（cv内山昂輝）、永倉豪（cv畠中祐）、井岡洋三（cv宝亀克寿）など。
◎「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」（さんだーぼるとふぁんたじー とうりけんゆうき）
総合評価3.5点
台湾の人形劇である布袋劇なのでアニメではありませんが。
剣でのバトルなど、人形劇なので限界はありそうですが素早くてなかなか楽しめます。
まぶたと下唇は動くようですが、全体として顔の表情は無いので、常に人形が動くことにより補っています。そこが落ち着かないです。
日本の能だと能面への光の入れ方で表情を表すのでそこまで動かないですが、人形だとそうはいかないようです。
凜雪鴉（リンセツア）（cv鳥海浩輔）、殤不患（ショウフカン）（cv諏訪部順一）、丹翡（タンヒ）（cv中原麻衣）、狩雲霄（シュウンショウ）（cv小山力也）、捲殘雲（ケンサンウン）（cv鈴村健一）、刑亥（ケイガイ）（cv大原さやか）、殺無生（セツムショウ）（cv檜山修之）など。
アニメイト秋葉原にて。
◎「91Days」（ないんてぃわんでいず）
総合評3.9点
家族をマフィアに殺され7年、犯人が誰かを知らせる手紙を受け取り、やる気になって91日間の復讐劇。
ハードボイルドで荒涼と冷めた雰囲気はいいです。
本作のマフィア同士は対立していることが多いですが、マフィア同士（日本の暴力団同士もですが。）は同士討ちが一番いいなと思うので、アヴィリオには同情しますが、アヴィリオも同類になってしまいましたし・・・
最後はアヴィリオも殺されたような、でも実は生きているのかも、という謎。アヴィリオには生きていてほしいかなとは思いますが、復讐を果たしても虚しかっただけと言うアヴィリオが前向きに生きるまでには困難があるでしょうから、生きていることが幸せかは分かりません。
でも、生きているとしたら自分で歩いて病院にでも行ったと考えられます。だとすると生きたいという意思ですから、生きたいなら生きるのが幸せのはずです（撃ったネロが引き返してきて運んだとも考えられますが、謎。）。
アヴィリオ（cv近藤隆）、ネロ（cv江口拓也）、コルテオ（cv斉藤壮馬）など。
【shin】
