◎「佐藤竹善 Solo The 30th ALIVE and KICKIN' 2024」
2024年8月3日(土)、Zepp Hanedaは18時から187分、現地参加。7割は女性かなあ。安い方の席で9900円+手数料+ドリンク代600円。
8月10日(土)、Zepp Namba(大阪市難波)は18時から181分、配信参加。宣伝を省略したため短かったようです。配信は4400円+手数料。
出演は、佐藤竹善さんとバンドのNeighbors Complain(ボーカルとキーボード OTO、ギターとコーラス GOTTI、ベースとコーラス KASH、ドラムとコーラス TAKA)、ゲストに西村智彦さん。
○記載のセトリは難波のものですが、難波の6曲目の「DEVIL IN DISGUISE」は羽田では4曲目に歌った気もします。
記載のトークは羽田が主で、少し難波が入っているかもといったところ。羽田と難波でトーク内容は同じですが、少し短めに話したり、少し長めに話したりで、細かいところは異なりました。
○なお、SING LIKE TALKING (シング・ライク・トーキング。SLT)は1963年度生まれの青森市出身の幼馴染の3人、佐藤竹善さん(ボーカル、ギター等)、藤田千章さん(キーボード等)、西村智彦さん(ギター)のグループで1988年デビュー。ボーカルの竹善さんは1994年ソロデビューで30周年。
○以下はセトリとMCの概要です。だいたいこんな感じだった、とご理解ください。
1「BACK IN LOVE」
2「VISION」
3「純水 ~しずく~」
○MC
・ソロライブは17~18年ぶりくらい?。
・トークメインでいこうか、歌メインでいこうかを考えたが、歌メインで。
(→と言いつつ、トークは長めでした。曲の解説みたいなものが主でした。)
・Neighbors Complainが大阪在住なので、多勢に無勢、僕が大阪に行ってリハーサルをした。
・(難波)東京では5曲も飛ばしそうになった。
4「WIND OF CHANGE」
5「LET ME IN」
○MC
・ボビー・コールドウェルがいなければSLTの音楽も違ったものになっていた。ボビーの3枚目のアルバムでボビーを知った。ボビーを通してスティーヴィー・ワンダーを知った。
ボビーが日本に来たときにラジオのゲストで来てくれて、何だこの曲は、とSLTの曲を誉めてくれた。アメリカでデビューした方がいいと言われた。外国人なので大袈裟に言っているだけかとも思った。
SLTがロスでレコーディングしたときに自宅に3人で呼ばれ、その場でセッションしたが、アンプがなかったので、西村さんが持っていったアンプのないエレキギターは情けない音だった。
・(→羽田では、MC中に最前列の女性1人が遅れて入ってきて、20分かそこらだったと思うので、羽田では6曲目は4曲目に歌ったのでは。)
(その女性に)まだ歌っていないから(笑)、ボビー・コールドウェルの話しをしていたから。
6「DEVIL IN DISGUISE」(ボビー・コールドウェル作詞)
7「BLUE」
8「夢みたものは」
○MC
・「夢みたものは」はもともとは猿岩石の3曲目として書いた。1曲目は藤井フミヤさんの「白い雲のように」で大ヒットした。2曲目も高見沢俊彦さんの曲で大ヒットした。邪念が良くなかったのかもしれない。レコーディングしないことになり、結構気に入っていた曲だったので自分でレコーディングした。
(ここは難波)大ヒットどころかヒットすることもなく、アルバムに静かに収まっている。良かったら聞いて。
・Skoop On Somebodyの「sha la la」(シャ・ラ・ラ)を作曲したFace 2 fAKEに「sha la la」みたいだけど同じメロディが絶対出てこない違う曲を作ってと言ったら、なに?、ということで飲みに行こうと言われ、4回くらい飲みに行った。どういう意図か知りたかったのだろう。
鎌倉に有名な潮騒通りがあり、海から山に向かっていき、登ってから見る海がいいので行って欲しい。
友達の娘が中学高校と成長し、少女からレディになっていく、寂しい思いと、嬉しい思いと切ない思いがあると言っていたのを思い出して、父娘、兄妹、親戚のおじさんと姪でもいいが、そういうのをイメージして作った。
9「潮騒通り」
10「今日も君に恋をした」
○MC(バンド退場)
・デビュー前からソロとバンドをやりたかった。フィル・コリンズがそうだった。当時の外国では当たり前なのに、グループもやっているのにソロ活動するのかと批判もされたが、そういうのは聞かずにやりたい。
・玉置浩二さんのオーケストラライブでゲストで歌ったら、レコード会社の人(?)がやらないかと声をかけてくれた。オケは80人もいて大丈夫かと聞いたら大丈夫だと。
・シャンティ・スナイダーに歌詞を書いてもらい、タイトルは「Human」でいきたいと言ってきた。SLTにも「Human」という曲があるけれど、変えてもらうのもあれだと思ってそのまま。シャンティは「Human」が2曲あることも知らないと思う。
・音は、オーケストラの本拠地の葛飾(?)からつないで流している。信じるか信じないかは皆さん次第。
11「Human」(オーケストラの音で)
○MC
・最近、若かりし頃の声が流れている。ビッグマックのCMでコーラの曲が流れるという。61歳で23歳のときの声を聞くとは。ニューヨークでレコーディングした。ファーストテイクを使っている。取り敢えずとって、更に歌ったが1曲目を超えられなかった。
カラオケがあるはずと探したら見つかったが、アナログテープでくっついていた。はがすには、特殊な薬品で煮て、乾かして、それでもうまくいくか分からない。100万とかだったらどうしようと思ったら23,000円。じゃあやりましょ、って。
(→聞けるだろうとは思っていましたが、当時の音源で聞けるとは思っていませんでした。)
12「I feel Coke '87」
13「Africa」(TOTOの曲)(オーケストラの音で。動物の鳴き声も竹善さんが)
○MC(バンド登場)
・SLTは3枚目まではメシが食べられなかった。
(難波)SLTの魔の3枚のアルバム、全然売れなかった3枚めから。
・(→竹善さんが、ゲストを呼ぼうと話し出しましたが、段取りが違うとメンバーに指摘され、舞台裏に戻って確認、かなり飛ばしたと言っていました。)
14「Show Time」(Sing Like Talkingの曲)
15「Happy」(Pharrell Williamsの曲)
16「Makes You Move」(Neighbors Complainの曲。竹善さんは退場し歌わず)
17「No one there」(Eric Taggの曲)
18「Something Sad」(Timothy B.Schmitの曲)
○MC
・5曲飛ばしそうになった。
・ギタリストの知り合いは多いけれど(→うんぬん言いつつ、ここは段取り間違いのときも言っていました。)、西村智彦。
(難波)俺の時よりもわいているじゃないか。
(→羽田でも難波でも、竹善さん登場のときよりも会場がわいたような。)
19「Rise」(Sing Like Talkingの曲)(ゲストギター 西村智彦さん。ギターが大活躍する曲)
(→羽田では西村さんのギターがハードロックな音になっていて、竹善さんが、西村さんはハードロックをやりたいようだ、と。スタッフが出てきてエフェクター(?)の調整をして、通常の音に。その間、バンドの演奏は続き、竹善さんは、歌詞は歌いませんでしたが、こっちを見てと言って、曲に合わせて声は出していました(なんて言うんでしたっけ?)。)
20「Change The World」(Eric Claptonの曲)(ゲストギター 西村智彦さん。味のあるギターの曲です)
MC (西村さん退場)
21「Desperado」(EAGLESの曲)
○全員退場
○アンコール
・(→羽田では、合間でするのを忘れていたグッズやライブの宣伝をまとめて竹善さんから。)
61歳のアクスタなんて売れるのかと思ったが、スタッフにファンがいて、親子くらい離れているけれど、絶対大丈夫と言われたので、若い人の意見は聞かないとと思ってOKした。
・(難波)トイレ休憩の人をモニターで見ていて、長くて申し訳ないと思った。(→隣が居ない人と言って、少し待とうと言ってトーク。)
アンコールの間に曲からやろうと言ったのに、曲からやりますかトークからやりますかと聞かれて曲からと言ったばかりなのに、トークから始めてしまった。(→と竹善さんがドラマーに詫びて、曲へ。)
22「What Cha' Gonna Do for Me?」(Chaka Khanの曲)
○MC
・SLTの作詞はほとんどが千秋。僕は伊集院静さんに95%(90%か?)影響を受けている。エッセーのタイトルを曲のタイトルにした。
(→最後はノリの良い曲かなと思っていたので、今日は聞けないのかと思っていた曲を最後に聞けて気分上々の私。この曲自体は、気分が上がるほどの曲ではないですが。)
23「十三夜の月」
○どこでかは忘れましたが、羽田では以下の話も。
・歌詞が分かりにくいとよく言われるけれど、千秋ほどではないでしょ。
(→客の全員が同意。)
○余談ですが、佐藤竹善さんのアルバム「FACT OF LIFE」(1999年)は、TVアニメ「最終兵器彼女」(2002年夏)によく合う曲ばかりで、当時はアニメを見て、アルバムを聞いて、を繰り返していました。タイアップでもなんでもないのに。
○余談ですが、佐藤竹善さんのアルバム「FACT OF LIFE」(1999年)は、TVアニメ「最終兵器彼女」(2002年夏)によく合う曲ばかりで、当時はアニメを見て、アルバムを聞いて、を繰り返していました。タイアップでもなんでもないのに。
「最終兵器彼女」は鬱になる名作ですが、「FACT OF LIFE」は半歩踏み出す勇気をくれる感じのアルバムで、そこが、弱々しい ちせ(cv折笠富美子)の強い部分、勇気をふりしぼって戦う心情、そんな ちせ を見守るしかない恋人のシュウジ(cv石母田史朗)の心情に合っています。
・「FACT OF LIFE」(青字は歌った曲)
1「僕が希むしあわせの形」、2「WIND OF CHANGE」、3「BACK IN LOVE」、4「ECHOES(for every mother's son)」、5「夢みたものは」、6「WHAT MORE CAN I TELL YOU」、7「LET ME IN」、8「MY HUMBLE WISH」、9「十三夜の月」、10「EARTHBOUND」
【shin】