◎ 言うまでもなく、古奈屋（こなや）のカレーうどん（1050円））（→ホームページへ）。
右上の透明のやつは、付いてきたゼリー。
濃厚でスパイシーでクリーミーなカレースープと、それに上手くからむうどん。
濃い味ですが、隙のない味。いいから一度食べてみろ、という味です。
ただ、カレーうどん以外は天ぷらが少しある程度で、夕食としては少し物足りない感じ。カレーうどん屋なので、それを言ってはいけないのかも知れませんが。
◎ 一方、築地場外市場にまとまって数店ある築地虎杖（つきじ いたどり）（→ホームページへ）。
で、今日の本題。2012年だかに店員に聞いたところ、開店当初（2002年らしい。）からスープの味は変えていないと言っていたのですが、開店後1ヶ月以内に最初に行ってからしばらくは良く食べていた私としては、そんなはずはないと思うのですが、覚えている人がいなくて。
もし御記憶の方がいたら、教えてください。
もしかしたら、初期は味が安定しない時期があって、やたらとクリーミー過ぎるときや、味もにおいも焦げているときもあったので、その記憶が残っているだけかも知れませんが。ただ、その焦げているときでも、満員の他の客は何も言わずに食べていましたが。
豚肉カレーうどん（1000円）と、かき混ぜたところ。
基本的には古奈屋のような味ですが、店ができて何年かは、ミルク多めでもっとクリーミーだったはずです。
クリーミー過ぎてうどんに全くからまないカレーうどんでした。カレーうどんとしては失敗作でした。
カレーうどんではなくカレースープ＆うどん。
それなのに、雑誌の読者による人気投票ではかなり上位に入っていました（東か関東か東京かは忘れましたが、3位以内には入ったはず。）。
今は、古奈屋に近づいていますが古奈屋よりは少しばかりあっさりめの味で、いくらかですがうどんにからむようになってきました。これはこれで美味しいカレースープです。
しかし、やはり、虎杖のうどんはツルッとしていて堅めなので、開店当初も今も、やはりスープと上手くからみません。
やはり、カレーうどんとしては失敗作の、カレースープ＆うどんです。
それでも以前はクリーミーさが強いという特徴がある味だったはずなのでスープとうどんは別物と考えて食べる価値はありましたが、今はあまり価値を見出せないところ。この系統の味なら、古奈屋か、古奈屋よりはあっさりしている千吉（せんきち。東京中心の小さなチェーン店。辛さとクリーミーさがスッキリしていて、惹かれることはないものの飽きない味。）の方がスープとうどんも馴染んでいるし、カレーうどんとしては美味しいだろ、という感じ。
○ 海鮮を始め、酒のツマミが多いので、飲みに行くなら構わないとは思います（店舗によりメインが、カレーうどん、ツマミ、寿司とか異なるので、店で聞くかHPで確認を。結構人気なので、数人で行くなら週末だと予約した方が無難かも。）。
ただ、カレーうどん屋という先入観があるからなのか（最初に出来た店舗は、カレーうどんメインでツマミが少しの店舗。）、美味しいものを集めただけのように見えて店のコンセプトが見えないからなのかは良く分かりませんが、何となく落ち着かないので、私は居酒屋としては使いたくありませんけれど。
とか書きつつ、ツマミを数点食べ、締めにカレーうどんということに結局はなるのですけれど。
冬メニューなのでもうないと思いますが、白子天麩羅と白子ポン酢。
味は、コクが足りない凡庸なものでしたけれども、値段と量からすれば、妥当なところかも知れません（片方で、確か1000円弱。）。
【shin】
