思い付きブログ

プリズマイリヤ、ネプテューヌ、ファンタジスタドール感想。萌が主のアニメは付いていけないものが多い

 2013年夏アニメの感想の続きです。


◎「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」

 これは「Fate」のスピンオフで、英霊と戦う魔法少女の話ですが、全く別物と考えた方が良さそうです。

 一部に雰囲気は残しているものの、かなりコメディ&萌、時々ギャグなので、そう考えないと元の「Fate」が、少なくとも私の中では崩壊します。

 イリヤたん可愛い!と言わせたいのかも知れませんし、2期もあるとのことですし、楽しめた人が多かったであろうことは理解できますが、「Fate/Zero」(2011年秋、2012年春)というシリアスで強烈な印象を残したベースがあるのに、それからそれ程の期間が経過していないのに、ここで萌コメディを持ってこられても、私としてはなあ・・・(略)

 最終10話、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(cv門脇舞以)と美遊・エーデルフェルト(cv名塚佳織)が仲直りできましたし、これだけとして見れば、萌アニメとしてはそれなりに楽しめると思いますけれど。




◎「超次元ゲイム ネプテューヌ」

 可愛い女神がいっぱいの、バトル有りのほのぼの萌アニメ。
 4人の女神が守護する4つの国の女神同士がずっと争いを続けているとか、女神も人間と変わらないようで。力がある分、タチが悪いですけれど。

 その争いをやめるために友好条約を結んだのは良いとして、最終12話では女神達が別の敵と戦う中で本当の仲間になったのだから友好条約を破棄し、以後は正々堂々と競い合うとか、茶番もいいところ。「DOG DAYS」(2011年春、2012年夏)のような、本当の戦争の代わりにスポーツのような戦いでケリを付けるようなものと言うと、少し聞こえが良くなるかな。


 さて、変身すると性格と声が変わる二面性のあるキャラばかりというのは、同じ声優の声が2種類楽しめるのは良いのですが、「絶対防衛レヴィアタン」よりはマシな気はしますが、話の内容が無いよう・・・

 なので、一部の、キャラと言うか声優を楽しんだ程度でした。

 変身しても外見も性格もほとんど変わらない優しいネプギア/パープルシスター(cv堀江由衣)とか、おとなしいのに変身すると超ドSの女王様になるという一番変化の大きいプルルート/アイリスハート(cv花澤香菜)とか。

 ネプギア


 パープルシスター


 プルルート


 アイリスハート




◎「ファンタジスタドール」

 「武装神姫」(2012年秋アニメ)の神姫が人間サイズのドールになったようなものでしょうか。バトル多めの。

 神姫ほどには御主人の うずめ(cv大橋彩香)には尽くさないドールですけれど、神姫の御主人は男子だから視聴者が御主人の立場に立てる作りであり、これの御主人は女子中学生だから、ドールにも御主人にも視聴者の男子が感情移入できるような作りにしたのかな。

 神姫の身長は15センチなので人間界では苦労も多く、そこは可愛かったですが、これは人間サイズなのでそういうところはない訳で。


 11話で小町(cv名塚佳織)が うずめ のドール達の本当のご主人だったと分かって、ドール達も うずめ もどっちを選ぶかで迷った末の最終12話。

 うずめ と小町はドールで戦いますが、ドール達が戻っても失った別のドールが生き返らないと分かった小町は自分がしてきたことが無駄だったと絶望。
 しかし、都合良く、ネット内にデータが散らばっているからそれを集めれば大丈夫とか、仲直りして皆で協力して集めるとか、よくある安直な友情ものになったわけで。


 この手の、キャラ(と声)の萌がメインのアニメの多くはどうも馴染めず(「ローゼンメイデン」が楽しいのは、話がしっかりしているからと、キャラデザインがしっかりしているからでしょう。)、「武装神姫」同様、面白くなかったな、といったところ。



【shin】
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