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「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」感想

【ネタバレ】
◎「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」

 「おじさん、迷子?」
 「僕はもう迷わない」
 「僕のこと、見えてないのかーー?」
 「切なくも瑞々しい思春期ファンタジー」

 2023年12月1日(金)公開、監督は増井壮一、脚本は横谷昌宏、原作は鴨志田一、75分。
 総合評価は、上中下で中の上くらい。
 楽しめたといえば楽しめましたが、バニーガール先輩みたいなところが拍子抜けでした。

 梓川咲太(cv石川界人)、桜島麻衣(cv瀬戸麻沙美)、梓川花楓(cv久保ユリカ)、古賀朋絵(cv東山奈央)、双葉理央(cv種﨑敦美)、豊浜のどか(cv内田真礼)、牧之原翔子(cv水瀬いのり)のほか、咲太と花楓の母親(cv亀岡真美)、咲太と花楓の父親(cv志村知幸)など。






○高校生編の最後の物語。最後に、大学生編の制作決定の告知あり。
 思春期症候群を発症し、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(2018年秋アニメ)での麻衣のように他人から認識されなくなった咲太。麻衣のときの体験がなければ、もっと戸惑い、もっと不安だったことでしょう。つまり、当時の麻衣はよく持ちこたえたと言えるのでは。

 お守りみたいな意味での麻衣からの婚姻届を麻衣に持っていて欲しいと返した咲太(2人の氏名入り。)、これのおかげで麻衣は咲太を忘れずに認識できたのは都合が良すぎな感はありますが、そういうのがないとすべての人が咲太を忘れてしまって物語が終わってしまいますし。

○咲太は、家族での問題もなく仲良く暮らす平行世界に行ってしまったということでした。
 咲太は、花楓の思春期症候群を受け入れられずに発病した母を避けてきたわけですが、そんな母に向き合うことで咲太の思春期症候群を乗り越えました。
 母が入院する病室で家族になるシーン、平日らしき昼間だから仕方ないのでしょうけれど、母と兄と妹の3人というのは、日本の家族の父親不在を表しているということなのかどうか。父は、子育てを含む家庭のことにもそれなりに関わっているように見えましたし、咲太や花楓との関係は良好に見えましたが、それでも夫婦としてはまだまだ不足ということなのでしょう。平日の夜は面会できない可能性はありますが、休日にすれば親子4人がそろうことができたはずですが。

○アレコレあって、この世界は居心地が良すぎるとして最後には元の自分の世界を選んだ咲太、それはそれで大人になったということでもあるのでしょう。

 麻衣そっくりのランドセルガールは麻衣とは別人だというのは公開前に公式が明かしていましたが、平行世界からこっちの世界に迷い込んできた別人ということのようです。

○写真
・2023年11月頃の新宿バルト9。






・2023年11月頃の秋葉原。




・バニーガール先輩ですが、2023年10月の新宿マルイアネックス。









【shin】


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