コロナ禍において、web会議はコミニュケーションの一つとして当たり前になった。
スマホやタブレット、PCを日常的に操作する方なら、一度はすでに経験されたのではないだろうか。
私の測量業界においても、講習会、研修会の類はweb講義を中心に考えなけらば、人は集まらない。
初回は雑音や講義の臨場感がないなど色々な意見が参考になった。
必然的にマイクや画像の品質に気を使い視聴者が見やすい、聴きやすい環境をアップロードした。
知識が少なくてもネットをググったり、ユーチューブを検索すればいくらでもヒントがあり、非常に短時間で色々な知識や技術の情報を取得できる。
新しい事を知ると仕事は何倍も効率化が可能だ。コロナ禍においては何年とかかる習慣を一瞬で日常的にした。web会議、リモートによるパソコン操作など働く人は、移動時間を考えたら一日の何十分も時間を手に入れた。
時間が多くなれば、多くの仕事に携わる事もできる。自分への投資に遊びで視野を広げ習い事に有益に使う事もできる。5年後、10年後に圧倒的な収入の格差がつくのは明らかと感じる。
経営者としてそのような人材に多くの賃金を支払い、雇用を続けたいと考えるのは必然だろう。
先日視聴した公益社団法人千葉県測量設計業協会の県民講座において、日本の経済成長率は、1995年以降から世界的に見た時には最低水準であると講義されていた。行政が進める全てが悪いとは言わないが、労働者に寄り添った雇用規則は足かせでしかないと感じてしまう。欧米では自分で働き方を考え、経営者と雇用条件を確認して働らく。勿論、結果が出なければ責任をとる。だから皆、必死に勉強し自分をアピールし働らくのだろう。
日本人は、軍国主義の名残か監督者の指示を待って、任務を的確に遂行する。悪くはないが、ロボットみたいだ。
働らく事が全てではないが、このコロナ禍は人生のほぼ全てを付き合う。非接触のICT技術は学ばなければ他者に迷惑をかける。
仕事があり、食事ができ、帰る家があり、会話がある。こんな当たり前の日常は間違いなく幸福だ。
人生の有限な時間を有意義に使って新しいことに挑戦して、充実した人生を過ごしたい。